よしよし

子どものイベントの記録は、写真派の『よし』です。

2歳児は、0歳児、1歳児とは違って、心も体も随分と発育しています。この頃の子どもは「赤ちゃん」のイメージも薄れ、少しずつスマートになって幼児の体型になってきています。色んなものに興味が湧いて、なんでも自分でやりたがるようになり、イヤイヤ期や魔の2歳児なんて言われることも。

ある程度は体を自由に動かせるようになるので、動くことが楽しくてたまらない!

そんな2歳児が迎える運動会、収拾がつくのでしょうか!?

この記事では、

  • 2歳児の運動能力と運動会の競技の構成
  • 運動会の定番種目(個人種目、親子競技)

について紹介します。

0歳児、1歳児の運動会と比べて構成は変わってきますが、基本は同じで楽しめばいいのです。2歳児の運動会を迎えるにあたって心の準備の参考に、何をするのかをまとめてみました。


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2歳児の運動会ってどんなことをするの?

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2歳児は言葉もたくさん覚え、体も自由に動かせるようになり、意思を表現するようになってきます。0歳児と1歳児と比べて出来ることが増えているので、2歳児の運動会の内容も少しずつ変わっていきます。

ここでは2歳児の運動能力や、運動会の種目の構成について見ていきます。

 2歳児の運動能力について

個人差はありますが、2歳になると体も大きくなり、筋力、体力もついてきています。歩くことは随分と安定してくる頃ですし、だんだんと下記のことが出来る様になってきます。

  • 走る、両足で跳ぶ
  • 手を使わずに階段の上り下りをする
  • ボールを投げたり蹴ったりする
  • リズムに合わせて体を動かし、踊ったり体操をする

また手先も器用になってきて、指先を使う遊びにも興味を持ってやりたがるようになる時期です。視覚的には、色や形の違いを区別できるようになり、それが運動・行動にも結びついていきます。

体全体を使った動きができるようになる時期で、一つ一つの動きが大きくなります。できることが格段に増え、興味からのチャレンジの繰り返し(興味が湧く→チャレンジする→また興味が湧く→チャレンジ・・・)で、大きく成長する年代と言われています。

個人種目が出来るようになる

2歳児は、自分で意思を持って体を動かすことができるようになっています。園の先生や親のサポートがなくてもできることが増えています。

つまり、個人種目ができるんです!

自分でやりたい!動きたい!という欲求を満たす為の簡単な個人競技が企画されています。しっかり見守って応援してあげましょう!

まだまだ親子競技が主体になる競技が多い

一方で、個人種目は意欲的に参加、子ども自身も楽しみながら参加できる簡単な種目なので、2歳児の競技の大半は親子競技が中心です。親子で一緒に体を動かし、触れ合いを楽しめるようになっていますので、それぞれ違った楽しみ方で取り組めるといいですね!

ここまでは2歳児の運動能力と運動会の構成について見てきましたが、続いていくつかのメジャーな競技について具体的に解説していきます。


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運動会の定番! 2歳児クラスの種目一覧

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自分で出来ることが増えてくる2歳児の競技には、個人種目も入ってきます。

下記は個人種目や親子競技の参考例ですので、大まかなイメージを掴んでいただけたらと思います。不安な場合、実際のやり方は園の先生に確認してみてください。

どんなことをするかを前もって知っておくと、余裕を持って応援、競技ができますね!

かけっこ【個人種目】

運動会の王道であるかけっこがついに種目入りします!
2歳児だと、数人で横一列になって直線コースで走る競争です。

まだまだハプニングも起こる2歳児では、運の要素も大きく、誰もが1番になれる可能性が大!
このあたりが幼児競技の面白さでもあります。順位よりも、子供が楽しめていたかどうか?に着目し、その後の会話で伝えてあげれば、子どものチャレンジ心を育てることができますよ!

また、自分の子はもちろん、他のお友達が走る時も、是非応援してあげてください。何気ない声援も子どもの耳には届いており、嬉しかったりするものです。

簡単なダンス、お遊戯【個人種目】

音楽に合わせて跳んだり全身を使ってダンスをします。

運動会に向けて事前に練習をしているので、一生懸命取り組んでいる姿が可愛いです。ちょっとした衣装やポンポンなどの装飾をしたままでも演技に意識を向けられる年齢でもあるので、更に場を盛り上げてくれます!

よしよし

やっぱり2歳だと、みんな自由ですね!

恥ずかしがり屋さんでもこのくらいの年齢は、誰かに見て欲しい欲求がムクムクと湧いていますので、自由気ままなところもありつつ、取り組む意欲に関しては大人顔負けかもしれませんね。

おんぶ競争【親子競技】

子どもを親がおんぶしてゴールを目指して走る競技です。

子ども数人がスタートラインからスタートし、コースの途中で待っている親の所まで行ったら、大人が子どもをおんぶして、残りのコースをゴール目指して走ります。

 

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親子玉入れ【親子競技】

親子一緒に取り組むチーム対抗の玉入れです。
園によっては複数回の対戦をすることもあります。

2歳児だと上に玉を投げることができないので、親子で協力し合いましょう。親は玉を集めるのに専念したり、ルール的にOKであれば、子どもを抱っこして投げやすい高さにしてあげるなど、工夫しても面白いですね。

乗り物競争【親子競技】

用意された乗り物に子どもが乗り、親が引っ張ってゴールを目指す競争です。

スタート地点に段ボール製の箱やマットなどの乗り物が準備されているので子どもが乗ります。乗り物を勢いよく引っ張ったり、スピードを出してカーブを曲がってしまうと子どもが落ちてしまうので、親はスリルを楽しみながらも、落ちて怪我をさせないように気を付けましょう!

なりきりレース【親子競技】

親子でカードに描かれた動物のマネをしてゴールを目指す競争です。

コースの途中で動物が書かれたカードが伏せて置いてあるので、1つ選んでめくり、そこに描いてある動物に親子でなりきってゴールまで進みます。カンガルーなら抱っこしてスキップ、コアラならおんぶ、ペンギンなら親の足の上に子どもの足を乗せてヨチヨチ歩くなど、親は結構大変です。

でかパンレース【親子競技】

大きいズボン「でかパン」に親子で入り、そのまま走ってゴールを目指す競技です。

スタート地点に大きなズボン・パンツが置いてあるので、親子でズボンのそれぞれの足の部分に入り、そのままコースに沿ってゴールまで走ります。ゴールしたら指定の場所にでかパンを置くか、次の人に渡します。見た目よりも案外、ズボンを履くのに時間が掛かったり、走っている時も転ばないようにバランスを取るのが難しい競技です。

・コースの最後ででかパン装着

 

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・こちら、子どもは小学生くらいですが

子どもの背丈がこのくらいあれば、思いっきりコースを駆け抜けることもできるのですが…。
幼児相手だと、親は思わず子どもを抱きかかえて走りたくなる衝動に駆られます。

魚釣りレース【親子競技】

親子で協力して魚釣りをして、早くゴールを目指す競技です。

保護者が、子どもが乗った段ボール製などの『船』を引っ張って魚のいる海のエリアまで連れていき、釣竿を使って魚釣りをして、釣れた後はゴールまで連れていきます。魚釣りはマグネットを使って魚が釣り糸に引っ付くようになっていますが、これがなかなか思うように釣れません。

ポイントは狙い目の魚などを上手くアドバイスしてあげること。魚を釣ることだけでも楽しそうですが、レースなので急がないといけません。親子でワクワクドキドキの競技です。


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【まとめ】2歳児の運動会の内容は?

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2歳児の運動会をご紹介してきました。

大人も結構、体力勝負となる幼児の運動会ではありますが、年齢があがるにつれ、更に楽しめる1日となりそうです!

最後におさらいです。

  • 2歳児の運動会は、一人でできることも増えているので個人種目も入ってきます。
  • まだまだ親子競技が中心ですが、ワクワクドキドキ感が増した競技になってきます。
  • 楽しんで運動会に取り組んだことに対し、しっかり褒めてあげましょう!

運動会、もし自分の子どもが振り付けを間違えたり、転んだりして落ち込んでいたら「一生懸命やってカッコ良かったよ!」と、是非、フォローしてあげてくださいね!
見守ってくれる人がいることに安心感や励みを感じるのは、大人も子ども一緒だと思います。