ちーやんちーやん

こんにちは。上の子の母乳育児に苦戦したちーやんです。

初めての育児で赤ちゃんが母乳を飲んでくれないとお母さんはとても心配で不安になってしまいますよね。

私も子供が新生児の時に母乳を飲んでくれず、体重が減ってしまったことがあります。

このとき

  • 何が原因で飲まないのか?
  • どうすれば飲んでくれるのか?

ということに悩み、相談し、調べ、実践を繰り返しました。その甲斐あってか、子供が母乳を必要量飲むようになってくれたました。

この時の経験を踏まえ、赤ちゃんが母乳を飲んでくれない原因や対処法について、月齢別に詳しくご紹介していきたいと思います。

この記事を読んで、母乳やミルクを飲まない赤ちゃんの対処法をマスターし、ママも不安から解消されて心穏やかな日々を送りましょう!

ミルクも飲まない!という方はこちら。

赤ちゃんがミルクを飲まない!月齢別・状況別の原因一覧


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赤ちゃんが母乳を飲まなくなる5つの理由

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授乳を拒否するのは、新生児~4ヶ月頃の赤ちゃんに多いと言われています。

その飲まない原因は、主に次の5つ。

  • 乳頭混乱
  • 味の変化
  • 吸いにくい
  • 体調不良(便秘・ミルクアレルギー)
  • 環境の変化

詳しくみていきましょう。

①乳頭混乱

赤ちゃんが哺乳瓶を好み、おっぱいでの授乳を嫌がることを言います。

哺乳瓶の多くはミルクが自然に出るように作られています。これに慣れると乳房から直接飲むための正しい吸いつきが難しくなり、うまく飲めなくておっぱいを嫌がってしまうことがあります。

②味の変化

美味しい母乳はさっぱりとした甘みがあって、サラサラしていて色は青みがかった透明です。

3時間以上経つと古くなり、味も変化します。この場合、搾乳して古い母乳は捨てましょう。

また、ママが食べたものは直接母乳に反映されるので、糖分が高いものや脂質が多い食事を摂取しすぎると母乳がどろどろしてまずくなってしまいます。

③吸いにくい

乳首が陥没していたり、乳首の長さが浅い場合、乳首が大きすぎる場合も赤ちゃんが吸いにくい原因となります。

この場合は補助器具をつけて授乳するか、搾乳したものをあげてください。

④体調不良(便秘・ミルクアレルギー)

便秘や体調不良が原因で飲まないこともあります。

ミルクアレルギーの場合はミルクを吐いてしまったり、呼吸が荒くなることもあります。

症状が比較的軽い赤ちゃんもいるので、小まめな観察が必要です。

⑤環境の変化

旅行に行ったり、引越したり環境が変化すると落ち着いて飲めないことがあります。

授乳中は赤ちゃんとママが落ち着けるような環境にしてあげましょう。

 

ちーやんちーやん

私も子供が何をしても母乳を飲んでくれず、理由を必死に考えたのを覚えています。

今思うとそんなストレスが子供に伝わったのかもしれまんせん。

 

ではこれらの原因に対してどのように対処していけばいいのでしょうか?

実は、月齢別に傾向があったのです。この傾向と対処法をご紹介していきたいと思います。


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【月齢別】赤ちゃんが母乳を飲まない理由と対処法

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赤ちゃん母乳を飲まない理由と対処法を、月齢ごとの傾向に合わせてみていきましょう。

新生児~2ヶ月

鼻が詰まっていて息がしづらい

赤ちゃんは口呼吸が苦手です。さらにおっぱいを飲むときに使うのは口なので、鼻詰まりがあると母乳をうまく飲めません。

鼻詰まりを解消して母乳を飲みやすくしてあげましょう。

 

この頃の赤ちゃんの鼻の穴はとても小さく、粘膜が敏感なので気温や湿度の変化で鼻水が出ます。

そのため、部屋の湿度を保つために加湿器をしたり、部屋を乾燥させないことが大切です。

  • 部屋の乾燥を避け、加湿器を使用してみる

ことが大切です。

 

これでも鼻詰まりが治らない場合は、

  • 小児科へいくか、市販の鼻吸い機を使う

で対処しましょう。

ちーやんちーやん

私は市販の鼻づまり機を購入しましたが、風邪をひいたときにも使えるので今でも活躍しています!

どんな吸引器が良いのかを知りたい方はこちらをご確認ください。

赤ちゃんの鼻水を吸引したい!寝てる時に使える吸引器を徹底調査

抱っこの角度によって飲みにくい

お母さんの抱っこの角度が赤ちゃんにとって違和感に感じる場合、飲んでくれないことがあります。

この場合は、

  • お母さんの抱きやすい態勢をさがしてみる

ことが大切で、赤ちゃんも安心できると思います。

基本の授乳の仕方はこちらを参考にしてみてください。

それでもうまくいかない場合、赤ちゃんの位置が低すぎることも考えられます。

そんな時は

  • 授乳クッションを使う

で対処してみましょう。

生後3カ月~4ヶ月

乳頭混乱を起こしている

赤ちゃんにとっては、母乳で飲む方が体力も吸う力も必要で、哺乳瓶の方が楽なのです。そのため、哺乳瓶に慣れてしまうと母乳で飲むのを嫌がってしまいます。

この場合、以下のどちらかで対応しましょう。

  • 哺乳瓶をやめて、母乳で吸わせる
  • 直接吸わせることを諦めて搾乳してあげる

ポイントとしては、

  1. まず母乳からあげる
  2. その後に哺乳瓶であげる

の順番がいいです。だんだんと赤ちゃんも慣れてきて母乳で量が飲めるようになってきます。

ちーやんちーやん

私も子供が乳頭混乱をやりました。

私の場合は、最初に母乳を吸わせて夜中に起きた時に添い乳をしていると自然と直接飲めるようになりました。

お腹が空いているときはそれどころではなかったようで、哺乳瓶でないとわかると泣きさけんでいましたが、眠たいときや安心したい時に試すように心がけていました。

ママの機嫌に敏感になる

赤ちゃんはまだ、言葉は話せませんがママの機嫌や体調を本能的に感じています。そして、赤ちゃんの不安になってしまうことがあります。

このため、次のようなママ自身が心の余裕が重要です。

  • ストレスを溜めない
  • 余裕のある育児を心がける

大変な中ご自身の余裕を意識しすぎるとかえってストレスになってしまうこともあります。たまにはママにも息抜きが必要です。

環境の変化

いつもと違う場所や、いつもと違う時間など、少しの変化に敏感な赤ちゃんもいます。

この場合は、

  • 敏感な時期なので、授乳環境を整える

ことを意識してみてください。外出する場合は、外出前に授乳を済ませておくのも効果的です。

生後5ヶ月~6ヶ月

環境の変化(保育園など)

生後3~4ヶ月に続き、まだまだ環境の変化には敏感です。特に、これくらいの月齢になると少しずつ外出が増えたり、ご家庭によっては保育園での預かりが始まることもあります。

このような新しい環境や出先では落ち着かず、母乳を飲まなくなっていることがあります。

この場合、以下のどちらかで対応しましょう。

  • 抱っこしたり赤ちゃんが安心できるような環境を作ってあげる
  • 一時的なことなので割り切って気にしすぎないようにする

環境の変化で飲めない場合は一時的なことが多いので、いったん様子を見るのも大切です。

ちーやんちーやん

義理の実家に行ったときは一切飲んでくれませんでした。

気を使っているのが伝わったのかな?と思います。

体調不良

母乳から送られてくる免疫が減ってくるこの時期。熱があったり、鼻水が出ていたり、体調が悪いときは飲まないことも多いです。

こんな場合は、

  • 母乳の免疫がなくなるころなので、赤ちゃんの機嫌や体調に変化がないか気を付けてみてみる

ことが重要です。あまりにも飲まない場合は早めに受診しましょう。

生後7ヶ月~8ヶ月

ママの生理開始による味の変化で飲めない

ママの生理が始まるとホルモンのバランスで母乳の味が変化します。

また、生理中は体調が優れないことも多く、体調の変化によっても味が変わります。

この場合は、

  • 一時的なので気にしすぎない

ことが大切です。

生理開始による味の変化は赤ちゃんが慣れるまでの一時的なことが多いです。落ち着いて様子を見てあげましょう。

生後9ヶ月以降

大人と同じ濃い味付けに慣れてしまう

離乳食を食べ始めるとこのようなことがあります。

大人と同じお菓子や濃い味のものばかりあげていると、赤ちゃんが濃い味に慣れてしまって母乳が物足りなく感じてしまい、飲まない場合があります。

この場合、次の2点を意識してみてください。

  • 薄味を意識して慣れてもらう
  • 濃い味のものは与えない

この時期はまだまだ薄味がいいのです。薄味に戻してあげると母乳を美味しく感じるようになるかもしれません。

【関連記事】離乳食が作れない?現役ママが教える手間をかけない裏ワザ5選

 

以上が、月齢別の傾向と対策です。

ここまでは「母乳を飲んでくれない!」という前提でみてきました。

ただ、一応ちょびちょびとは飲めんでいるということもありますよね。このとき大切なのは、「この量が足りているのか?いないのか?」ということだと思います。

そこで、「母乳を飲んでくれない!」と思ってはいるけど

  • 実際はしっかり飲めているのか?
  • 栄養が足りているのか?

という点について見ていきたいと思います。


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低月齢は「母乳が足りている目安量」を知っておくと安心

赤ちゃん 母乳 飲まない 嫌がる うまく飲めない 飲んでくれない 新生児 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 7ヶ月 10ヶ月 泣く 寝てばかり 片方 嫌がる 拒否 急に 理由

子供が母乳を飲んでくれないとすごく不安になりますよね。私も何を目安にしていいかわからず、心配と不安な日々を送っていました。

ただ、ママが安心できることが一番大切です。子供の心身にも大きく影響します。

そこで、ママも安心できるように月齢ごとにどれだけ飲めていればいいのかの目安量を知っておきましょう。

新生児~2ヶ月頃

  • 1日8回以上授乳
  • おしっこが1日6回以上出ている
  • 赤ちゃんの顔色や機嫌がいい
  • 赤ちゃんの体重が、発育曲線内に入っている(母子手帳に載っています)

3ヶ月~4ヶ月頃

  • 【母乳だけなら】1日6~8回 × 左右 = 左右合計10~115分程度
  • 【混合なら】1日6~8回 × 左右 = 左右合計10~15分程度
  • 【ミルクだけなら】1日5~6回 × 160~200ml
  • 赤ちゃんの顔色や機嫌がいい
  • 赤ちゃんの体重が、発育曲線内に入っている

ちーやんちーやん

上の子が母乳を直接飲むのが苦手で、悩んでいたのですが、実は母乳の目安量を知りませんでした。

病院で体重が減っていると言われたので、目安量の書いた紙をもらいました。それを基準にしながら、一気にではなく小まめに授乳することを心掛けました。

体力も個人差があるので、小まめに授乳する方がいい赤ちゃんもいます。一度にたくさん飲む必要はなかったのです。

 

それでも、何を試しても飲まない場合や量が足りていない時はどうすればいいのか心配になってしまいますよね。

そこで、母乳を飲まない時に注意する点をまとめてみたので見ていきましょう。


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赤ちゃんが母乳を飲まない時の注意点

赤ちゃん 母乳 飲まない 嫌がる うまく飲めない 飲んでくれない 新生児 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 7ヶ月 10ヶ月 泣く 寝てばかり 片方 嫌がる 拒否 急に 理由

赤ちゃんが母乳を飲まない理由はさまざまです。日によっては、赤ちゃんの機嫌で飲みたくないことや、眠たいから今は飲みたくないという場合もあるんです。

赤ちゃんが母乳を飲んでくれないとすごく不安になるのですが、そんなママを見て赤ちゃんはもっと不安になってしまいます。

その悪循環に陥ってしまいやすくなるので、「今日は機嫌が悪いのかな?」と思えるゆとりが必要です。

赤ちゃんが母乳を飲まない時は以下のことに注意してみてください。

  • 便の回数、色、状態はいつもと違うか
  • いつもと違う泣き方か
  • 熱はないか(元気な時に平熱を測っておく)

このような症状があれば小児科の先生に相談してみましょう。

ちーやんちーやん

私は結構メモをとりました。

毎日のことなので、母乳を何分飲んだかや一日何回授乳したか、ノートに書いておくと把握しやすかったです。

【まとめ】赤ちゃんが母乳を飲まない場合

赤ちゃんが母乳を飲まない原因はさまざまです。体調の変化に気を付けながら一つずつ試していきましょう。

では最後におさらいです。

母乳を飲まなくなる原因

  • 乳頭混乱
  • 味の変化
  • 吸いにくい
  • 体調不良(便秘・ミルクアレルギー)
  • 環境の変化

赤ちゃんが母乳を飲まない理由と対処法

  • 新生児~2ヶ月

鼻詰まりの場合は小児科か市販の鼻吸い機を使う。

授乳クッションも効果的

  • 生後3~4ヶ月

乳頭混乱の場合はマッサージをして人口乳首を避ける。

ママのストレスや環境の変化で飲まない場合は、ゆとりのある育児を心掛け赤ちゃんを安心させてあげる。

  • 生後5~6ヶ月

環境の変化の場合、慣れるまで割り切る。

体調不良の場合は赤ちゃんをよく観察してあげる。

  • 生後7~8ヶ月

ママの生理開始による味の変化の場合は一時的なものなので気にしすぎない。

  • 生後9ヶ月以降

大人と同じ食事やお菓子に慣れている場合は、食事に注意して味の濃いものは避ける。

低月齢は母乳が足りている目安量を知っておくと安心

■新生児~生後2ヶ月

  • 1日8回以上授乳
  • おしっこが1日6回以上出ている
  • 赤ちゃんの顔色や機嫌がいい
  • 赤ちゃんの体重が、発育曲線内に入っている

■生後3ヶ月~4ヶ月頃

  • 母乳だけなら⇒1日6~8回×左右 左右合計10~15分程度
  • 混合なら⇒1日6~8回×左右 左右合計10~15分程度
  • ミルクだけなら⇒1日5~6回×160~200ml
  • 赤ちゃんの顔色や機嫌がいい
  • 赤ちゃんの体重が、発育曲線内に入っている

母乳を飲まない時の注意点

  • 便の回数、色、状態に気を付ける
  • いつもと違う泣き方に注意する
  • 熱はないか(元気な時に平熱を測っておく)

ママもストレスを溜めないように心掛けることが大切です。ひとりで抱え込まず先輩ママに聞いてみるのもいいかもしれませんね。

また、小児科によっては授乳の指導をしてくれる場合もあります。ひとりで抱え込まず、病院に相談してみるのもいいと思います。

あなたが安心して授乳できますように。


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