こんにちは、3度の出産を経験したゆーままです。今も下の子が授乳中なので食べ物には気を遣っています。
子育ては体力勝負なので食事はしっかり取る事が健康を維持するのにとても大切ですよね。特に授乳中は食べたものが母乳を通して赤ちゃんにいくので、食べ物に気を付けているママも多いですよね。
ですので、スタミナをつけるためにも
- にんにくがたっぷり入った餃子を食べたい!
- にんにくのエキスが入ったサプリメントが気になる
けれど、
- 母乳に匂いが移ってしまわないか心配
- 母乳への影響が心配
というママも中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
このにんにく問題。私も授乳中の身として匂いの強いものを食べても母乳への影響はないのかふと気になりまして、いてもたってもいられなくなりました。
そこで、匂いの強いものを食べた時の母乳への影響を徹底的に調べましたので紹介させてください!
この記事を読めば、目の前にあるにんにくたっぷり餃子を食べていいものかどうかの疑問もスッキリ解決しますよ!
もくじ
授乳中ににんにくを食べてもいいの?
ママの食べたものが赤ちゃんの飲む母乳に影響すると言われている事から、授乳中ににんにくを食べてもいいのか迷いますよね。
この問題ですが、結論から申し上げますと、
食べても大丈夫なんです!
というのも、にんにくの成分が直接母乳に溶け込むわけではありません。
ただし、にんにくを食べすぎるとママの体についた匂いで自然と母乳もにんにく風味になります。ですので、このにんにくの匂いで赤ちゃんが嫌がって泣いてしまう事もありますので、食べすぎには気を付けてくださいね。
また、サプリメントでにんにくの成分を取る時には、母乳に影響を及ぼす可能性のある他の成分も入っている事がありますので、必ず確認をしておきましょう。
といっても、にんにくは必ず食べるべき食材ではありません。ですので、赤ちゃんが嫌がっておっぱいを飲んでくれないのなら、食べる量を減らしたり控えてあげると赤ちゃんも喜んでくれるはずです。
ただ、必ずしも赤ちゃん皆が嫌がるわけではなく個人差もありますので、赤ちゃんの様子を見るのがベストといえますね。
にんにく臭のする母乳…授乳と匂いとの関係は?
では、そもそもなぜ母乳がにんにくの匂いになってしまうのか?
母乳の原料となるのは血液です。血液が乳房で乳汁に作り替えられるので、いわば母乳はママの血液と同じです。
授乳中は毎日献血している様なものですね。そりゃいくら食べてもお腹が減るはずです。
そして、その血液はママが口にする食べ物から作られるので、結果としてにんにくを食べた時はにんにく臭がする母乳が出来上がるわけですね。
ですので、にんにくだけではなく香辛料などの香りが強いものを口にした時も、母乳の香りが強くなったりする現象が起こります。なので、にんにくだけではなくカレーなどの香辛料を多く使った料理の時にも、母乳の風味が変わる可能性がある事も念頭に置いておくと良いですね。
実際に匂いで母乳を痛がった赤ちゃんもいる!
赤ちゃんによっては、次のようにママが香りの強いものを食べた後母乳を嫌がって飲まなかった子もいる様です。
- にんにく入りのラーメンを食べたら2か月の赤ちゃんが母乳を拒否してギャン泣きして大変だった。
- カレーを食べた時には赤ちゃんが母乳をのんでくれなかった。
引用:Yahoo!知恵袋
などなど、赤ちゃんによっては母乳拒否宣言を下してしまう子もいますので、香りの強いものを食べる時にはくれぐれも注意した方がよさそうです。
また、にんにくなどの香りが強いものを食べた赤ちゃんのうんちも、にんにくの匂いになる事もあるそうです。赤ちゃんのうんちの匂いがいつもと違ったらママの食べたものを思い出してみましょう!
にんにくはNG食材じゃなかった!授乳中に避けるべき食事と摂るべき食事
授乳中に敬遠しがちなにんにくも、にんにくの匂いが母乳に移る事はあっても栄養成分から見れば食べても影響はない事はお分かりいただけたかと思います。
しかし、赤ちゃんのためにもここでは改めて授乳中におススメな食材とNGな食材をおさらいしておきましょう!
授乳中にNGな食材は?
母乳を栄養とする赤ちゃんの為にも次の食材は出来るだけ避けましょう。
- 糖分や脂肪が多いもの
- カフェイン
- アルコール
では詳しく紹介していきます。
糖分や脂肪が多いもの
ケーキなどのスイーツは糖分や脂肪分が多く、一度に食べすぎると高カロリーで母乳もどろどろになりやすくなり、乳腺が詰まってしまい乳腺炎の原因になる事もあります。
スイーツなどの甘くて脂肪分の多いものは1つを数回に分けて食べたり、洋菓子を和菓子にするなどして食べすぎに注意しましょう。
カフェイン
少量なら構わないのですが、カフェインを大量に取るとママの母乳にカフェインが移行して、赤ちゃんがイライラしたり、興奮して不眠傾向になってしまう報告もあります。
授乳中は多くても1日2~3杯程度にしたり、カフェインレスのコーヒーにするなどしましょう。
アルコール
アルコールは血中に流れるので血液が元になる母乳にも影響を与えます。授乳中はノンアルコールのものを選びましょう。
もしアルコールを摂取した時にはミルクに変えるなどして母乳をあげるのは避けましょう。
授乳中の食事に注意する事は大切ですが、気にしすぎてストレスを溜めてしまうのも母乳にとっては大敵。ストレスによって母乳の出が悪くなってしまう事もあります。
ですので「あれもダメ、これもダメ」とあれこれ我慢するよりも、無理をせずたまには好きなものを食べて息抜きをしてくださいね!
授乳中におすすめの食材は?
授乳中におすすめの食材はもちろんあるんです。食事に気を付けるに越した事はないのですが、授乳中の食事に気をつけて欲しい事は何よりも水分を摂取する事です。
授乳中は出来るだけ、いや少なくとも1日1L以上の水分は摂取しましょう。特に熱中症になりやすい夏場や、普段から便秘がちなママは母乳で水分を摂られてしまうので、とにかく飲みましょう!
何がなくとも飲んでください!
おすすめはルイボスティーやミネラルウォーターですが、キンキンに冷えたものは体を冷やす可能性もありますので、常温のものを少しずつ飲みましょう。
神経質になりがちな授乳中の食事ですが、気にしすぎはストレスの元にもなります。体によさそうなものを食べて、とにかく水分を摂取してくださいね!
我が家の母乳事情
冒頭でも紹介させて頂きましたが、我が家は3人の子どもがおりまして3人とも完全母乳で育てた訳でして、かれこれ数年子ども達に栄養を吸収されていた訳です。
そんな訳でして母乳に関しては色々とエピソードがありますので紹介させて下さい!
1人目の授乳中の楽しみは…
1人目の長男を出産したのは6月末。
待ちに待った退院…。と思いきや、その年は猛暑を通り越した猛暑でして、病院出口の自動ドアを開けた途端に体にまとわりつく暑さ!
ゆえに産後1か月を過ぎても外出は少なく、1人目だったという事もあり週末も夫と家に引きこもる事が多かったのです。
そこで週末の楽しみだったのがですね、大きな声では言えないのですが、インドカレーだった訳でして。歩いて数分の所にテイクアウトも出来るインドカレーのお店がありまして、そこのカレーにドはまりした私。
現在は引っ越して遠ざかってしまいましたが、今でもそこのカレー屋に勝るものはありません。嗚呼食べたい…
そんな訳で、結構な頻度で香辛料の入ったカレーとナンを貪っておりました。そして、出産直後から食欲旺盛だった長男は、無論勿論、頻回授乳でありました。ですので、確実に母乳にもカレーの匂いはあったと思うのですが…。
結論を申しますとですね、長男はカレーの匂いがあった母乳もゴックンゴックン飲んでおりました。長男は香りの強い母乳だろうが何だろうが関係がなかったようです。そういえば今の長男の大好物はカレー2日目に作るカレーうどん…。笑
2人目3人目になるほど…
幸いにもアレルギーや肌のトラブルもなかった1人目。ですので、授乳中の食事もそこまで気にしてはいなかったのですが2人目、3人目ともなると更にグレードアップしました。
もちろん食事の栄養は気にしていますが、特に昼食時なんかは上の子の食事を用意したり、授乳したりしていると食べている時間が無い!なんて事も…。
食べないよりマシだとカップラーメンをすすったり、夏場で暑い時期はアイスコーヒーなんかも飲んでいます(もちろんアルコールは飲んでないですよ!キンキンに冷えたビールを飲んでいる夫をにらんだことはありましたが…笑)。
夕飯を作るのが大変で高確率でカレーなんかも作って食べていますが、我が家の子ども達は母乳の匂いにこだわりがないようで、「何?」みたいな目付きで変わらず母乳を飲んでおります。
さらには「自分今日も1日頑張った!」という理由で楽しむのが買い物の時にカゴに入れるスイーツ。子ども達に見つからないよう冷蔵庫の奥に入れ、子ども達が寝静まった後に静かに食べる甘いものはたまりません(だから痩せないんですよね…。分かっていますとも。笑)。
こんな風に食事もゆるーくやっていますが、子ども達も元気に育っているので結果オーライかなと思っております(あ、でも水分はとにかく摂ってます)。
授乳中のにんにく・食事事情、まとめ
さて、ここまで授乳中の食事などについて紹介させて頂きましたが最後にまとめです。
1. 授乳中でもにんにくは食べても大丈夫!ただし、にんにくの匂いが母乳に移る可能性もアリ!
2. 授乳中に控えた方が良い食べ物は
- 糖分や脂肪が多いもの
- カフェイン
- アルコール
3. 授乳中は食事に注意する事も大切だけれど何より水分を摂ろう!
赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの時間でもある授乳ですが、赤ちゃんの為にと母乳を気にしすぎる必要はありません。神経質になりすぎず赤ちゃんとのふれあいを楽しんでくださいね。
5歳長男、2歳次男、0歳長女の3児の母で専業主婦。今をときめくワンオペ戦場の中、いかに子育てと家事をゆるくやりつつ楽しむか模索中。保育士、幼~高の教員免許(中高は家庭科)取得。