こんにちは!日に日に体力がついてモンスター化している双子の寝かしつけに悩むサトエツです。
双子の赤ちゃんが並んで眠る姿は、赤ちゃんが眠る姿×10倍くらいの可愛さがあります。眠っているときには、ただただ可愛いだけのこの存在も、起きるとモンスターっぷりを発揮することがよくあります。
双子育児は1人の子の時と比べて、『楽しさは2倍で、大変さは2乗だよ』とよく言われていますが、本当にその通りだと実感します。
特に大変さを感じるのが、寝かしつけ!!・・・わたしの悩み№1です。
小さいうちは、1人を抱っこしてしまうと、もう1人も「抱っこして~」と泣いてしまうことがよくありました。そんな時は、手元の子を寝かせるのが先か、泣いてる子をあやすのが先か・・・と究極の選択を迫られる瞬間が多々ありました。
そして2歳となった今では、さすがに抱っこは必要としないものの、暴れまくって寝てくれません。
世の双子のお母さんたちはどうやっているんだろう???
と私自身悩み、双子を育てるお母さんたちの寝かしつけの実態を徹底的に調べました。結果、世のママがどんな方法で寝かしつけているのかのパターンを発見しました!
わたしの寝かしつけ方法も間違いじゃない!と寝かしつけの悩みも軽減しましたよ。
もくじ
双子育児、寝かしつけ地獄の実態
世の中のママ・パパたちは、双子の寝かしつけでどのような現実にぶつかっているのでしょうか。その実態に迫ります。
赤ちゃん一人だけの時とは違う、双子ならではの寝かしつけの大変さ、そうまさに”寝かしつけ地獄”。とくとご覧あれ・・・。
同時授乳クッションからベッドに移動する恐怖
生後2ヶ月になる双子の母です。双子の寝かしつけの方法について何かいい方法はありませんか?夕方の16時頃お風呂に入れて23時頃まで寝ません。
双子用授乳クッションで授乳し、そのままクッションの上で寝るんですが、ベットに移すと2人とも起きてしまいます。1人づつなら抱っこして少ししてからベットに置くと寝てくれるのですが、2人同時だと抱っこすることもできず、またおっぱいあげて寝たら寝かして、また起きて、おっぱいの繰り返しです。
母乳が足りてないのかと思いミルクをあげても飲んでくれません。味を変えてもダメでした。哺乳瓶の乳首を変えても飲んでくれなくてとても困ります…。
何かいい方法があったら教えて下さい。
これは赤ちゃん一人でもある問題ですが、赤ちゃんの背中スイッチですね。2人同時授乳でせっかく寝てくれたのに、背中スイッチが敏感過ぎてベッドに移せない・・・。『一人ずつならなんとかなるのに』とついつい考えてしまう瞬間です。
同時泣きに、交互泣き。親は常にあやしてなきゃいけない?!
双子育児ってなんでこんなに大変なのか。
同時泣きしたり、一人泣いて泣き止んだと思ったらもう1人が大泣きの繰り返し。母乳も片乳拒否することが多く、今なんてほぼ飲まずに寝たし。
育児ノイローゼになる人の気持ち分かる…。もちろん我が子達はかわいいけどそろそろ精神的に辛い。
双子ママさん、どうやって育児されてますか?同時泣き、交互泣きの時どうされてますか?なにか工夫されてることあったら教えてください…。
同時泣きと交互泣き、どちらがよりマシなのか・・・。究極の選択に近いものがあります。出来れば泣かずにすんなり寝てもらいたい!
2人の寝る時間がバラバラで、寝かしつけに時間がかかってしまう
双子の場合、例えば1人眠って、もう1人寝かしつけるのに1時間かかったとすると、最初に寝た方はすでに1時間眠ったことになるわけで……。
こんなことが日常茶飯事です。
本当に双子育児には、休む隙が見当たりませんでした。
”寝てる子が起きると同時に起きてた子が寝る”。双子育児あるあるです。
エンドレス寝かしつけにイライラ!
寝かしつけの時に、ブチ切れそうになります。
二歳の双子と生後3ヶ月の子どもがいます。普段はもちろん全員可愛くて可愛くてたまらないのですが、夜の寝かしつけに毎日一時間半とかかかって、フラストレーションが溜まりまくります。
- 三番目を先に寝かす
- 双子を寝かしつけ、30分くらいでやっとウトウト…もう少しで寝るかな?
- という時に必ず三番目が泣いて起きる
- それで双子は覚醒
とエンドレスです。
それくらいかかるのは皆さん同じかもしれないですが…こうも毎日毎日寝かしつけに時間がかかりまくると、ものっすごいイライラして、最後の方とか「早く寝ろ!!」と頭を引っ叩きたくなります。虐待しそうになる母親の気持ちが、その時ばかりは分かります。
今まさにやっと寝かしつけが終わった後ですが、イライラがやばいです。皆さんこのイライラをどうやって解消してますか?と言いながら、こうやって書き込むだけで何だか苛立ちがスーッと無くなってきた気もします。笑
せっかく寝ていたのに、泣いてしまった子の泣き声でもう一人も覚醒!なんて感じで寝かしつけが終わらない・・・。いつまで続くんだろうとウンザリします。
双子のイイところは遊び相手がいるところ?!
やんちゃ盛りの2人の男の子を同じ部屋で寝かすと、どうなると思いますか?
2人の息子さんの部屋にベビーカメラを設置したパパとママ。そこには、驚くべき光景が映し出されていました。
親が相手をしなくても、遊び相手がいるのが双子育児のイイところ?遊んで欲しくないタイミングでも仲間がいるおかげか、どんどん遊びがヒートアップしてしまうことも・・・。
双子を同時に寝かしつける大変さ、おわかりいただけたでしょうか。
子ども1人なら、その子1人にに集中して、その子が寝れば『ミッションコンプリート!!』と喜べます。ですが双子の場合は、1人が寝ても終わらない・・・。双子の寝かしつけというのは、かなり難易度の高いミッションなんです。
双子育児のママは、こんなにもクリエイティブな方法で寝かしつけている
赤ちゃんが小さいうちは、お母さんの努力で一緒に寝かしつけることが出来ます。また、離れた場所に寝かせるなど、眠れる環境を整えることもしやすいです。しかし、成長して自我が芽生え、自分で動きまわるようになると、環境のコントロールは途端に難しくなります。
我が家の双子は現在2歳ですが、”寝かしつけ”というよりも”寝るのを待つ”スタイルになってきました。
部屋を暗くし、静かな環境を整えて寝やすい状況にしていますが、どのくらいの時間で寝てくれるかは子どもたち次第です。
このように、各ご家庭で工夫されている双子の寝かしつけを、年齢別にご紹介します。
0歳台の双子の寝かしつけ方法!アイテムを駆使
0歳台・ねんね期の双子に有効な寝かしつけ方法としては下記のようなものがあります。
- 大人一人で双子を抱っこ&おんぶ、または二人とも抱っこする
- ハイローチェアの2台使い
- 人手があるなら分担しましょう
ワンオペの場合は育児グッズを駆使、パパや祖父母など人手を借りれる場合には分担というのが王道です。具体例をご紹介します。
基本は抱っことおんぶを駆使!
とはいえ、双子を同時に抱っこ・おんぶをするのはとても大変です。専用の抱っこ紐や、1人用の抱っこ紐・おんぶ紐を工夫して使って少しでも負担を減らしている方法はこちらです。
- 抱っこには『エルゴ』
- おんぶには『napnap』
を使用して一人で抱っことおんぶをする方法を紹介されています。
常にママは体力・眠気の限界。この事故、本当によくあるのでマジで気をつけた方がいいです。
そこでおすすめしたいのが「napnap」
このおんぶホルダーが最強。
ホルダーのおかげで、ひょいっとリュックを背負うようにおんぶできます。
ベッドの上に抱っこ紐置いて、その上に赤ちゃん置いてベルトをカチッと閉めるだけなので、エルゴのおんぶの100倍は安全です。
引用:すなっくボンベイ
- 抱っこはエルゴの抱っこ紐が良い
- おんぶはnapnapが良い
また、双子専用抱っこ紐というのもあります。
こちらは、通常生後5~6ヶ月までの期間限定でしか使えないものですが、体重が1600g以上から使用できるので低出生体重児でも抱っこが可能だったり、首すわり前の赤ちゃんにも使用できるので、双子育児の強い味方です。
ウィーゴ ツインベビーキャリアが良さそう。
ハイローチェアも便利!
ハイローチェアを使って2人同時にゆらゆら出来れば赤ちゃんもご機嫌です。
たった一人で双子を寝かしつけしなければなりません。
ですが、ハイローチェアがあれば、二人同時に揺らしてあげることができましたし、すわってゆらゆらとハイローチェアを押すだけでいいので、抱っこをして寝かせるより体力を使わなくてすみました。
自動で揺れるものだと、お母さんはさらに助かります。
スイングラックは生後半年過ぎるまで本当に本当にお世話になりました。自動で揺れるオートスイングタイプの物をお祝い品で貰い。自腹でも買っていたかも、というくらい夜は特に助けられたなあ…
揺らすだけだと泣きやまないこともあり、その場合はネムリラ内蔵のオルゴールなど流してあげると比較的寝つきやすかったです。
ハイローチェアのような家具に近い赤ちゃんグッズは、お値段や場所の問題でなかなか簡単には手を出せないものではありますが、あると格段に楽になるのは間違いないです。
やっぱり、1人抱っこが(赤ちゃんにとっては)一番!かも?!
手伝ってもらえるなら、分担できるのがベストです。赤ちゃんの性格によっては、当りハズレがあるかもですが・・・。
双子が生まれてから、入院中に落ちていた体力を取り戻す数ヶ月、実家でお世話になりました。
食事や洗濯などを実母にお願いし(ありがたや~、ありがたや~)、双子のお世話は基本一人でやっていました。
ただ、夜の最初の寝かしつけだけは、実母と二人で分担をしてやることに…。
(中略)
そう…彼(洋)には、敏感背中スイッチが搭載されていたのである…!
夜中や昼間はそこまでないのに、なぜか、夜10時くらいの寝かしつけではこのスイッチが鋭敏に!
逆にこのころの彼女(海)は、『おっぱい』からのフルコースで、即座にぐっすり3時間コース♪
なので、実母と私の『どっちの担当』ジャンケンは、わずかな睡眠時間でも確保できるかできないかの死活問題だったのだ!!
我が家は義実家のサポートで義母や義姉が手伝いに来てくれていました。
基本はわたしが双子の対応に追われ、上の子(当時2歳)を放置してしまう時間ができるため、上の子の相手をしてもらうためのサポートです。
子どもが保育園から帰ってくる夕方~の数時間を助けてくれていたのですが、ちょうど寝かしつけの時間帯にかかることも多かったので、結果的に双子の寝かしつけを助けてもらったことが何度もありました。特に双子の弟はちゃっかり甘えるのが上手だったので、『ずっと抱っこしてくれるならお母さんじゃなくていいよ!』とばかりに義母の腕の中におさまって寝ていました。
1歳以降の双子の寝かしつけ方法!究極の奥義「放置」
少し大きくなってくると、双子はお互いを認識して一緒に遊ぶことが増えてきます。理想は2人一緒に絵本の読み聞かせのような入眠儀式をして、2人一緒に眠ってくれることですが、そうそう上手くはいきません。
私自身、どうにか解決したいと工夫し、さらには世のママの事情をリサーチしましたが、どうしても無理なようです(ワンオペじゃない場合は一人一児担当で解決できます)。
ではどうするのか。
ずばり、
寝かしつけをやめよう!
はい、放置です。だって無理なんです。その心身のエネルギー消費をやめた方が全員にとってハッピーです。
具体的には、次の2点が大事になります。
- 少しでも体力を温存できるよう工夫する(タヌキ寝入りする等)
- 悩むのをやめる(精神的な体力を消耗しないように)
双子たちを見守りながら体力を温存する代表例はこちらです。(我が家もこんな感じです)
夜泣きがピークだった7~8ヶ月から1歳くらいまでの期間はほんとうに抱っこにおんぶのつらい時期でしたが、最近は『ただ横になっているだけ』で寝てくれるようになり、本当に助かっています。
(中略)
そんなで人間枕としての役割を果たすこととなった母ですが、さいきんちょっと枕というよりも人間アスレチックか?!という扱いになってきており…。
顔の上でマウントポジションを取られたり、蹴られたり、叩かれたり…etc
いくら横幅が広いといっても限界のある母の体。二人分の寝床としては収まりきらず、顔のほうにまで出張してきたり。
痛い・重い・冷たい(だ液)の三重苦。私が痛いということはお子たちも痛いはずなのだけど…頭の上で寝るのも好きなようです。
人間枕すらしない、寝かしつけ”しない”というツワモノも。
「子ども3人、どうやって寝かしつけてましたか?」
はい、この問題。
- 夫帰宅遅い
- 赤ちゃんの3番目と、まだ1人で寝れない上2人
- 対応できるおとな私だけ
ワンオペで複数の子どもを一度に寝かさなければならないというこの難題!!
それに加えて、うちの3番目はとにかく寝てくれない子でして、全員が同時に寝てくれるなんて、めったにないことでした。
(中略)
で、結果行き着いた先は……
寝ない時には寝かしつけやめる。
諦めた!!
放置プレーに行きつくママは少なくないようです。1歳を過ぎるころからは、「お母さんと寝たい~」という自我も芽生えてきて、作業分担をするのも難しくなってきます。子どもが早く眠くなりやすいように、昼間にいっぱい体を動かすようにさせるなどして、疲れさせておくことも重要ですね。
お母さん1人が頑張り過ぎないで、続けられる方法を見つけましょう。
その他、双子の寝かしつけを楽にしてくれる育児グッズ
環境のコントロールが難しい双子育児では、文明の利器を上手に活用しましょう。
赤ちゃんが小さいうちは、いかに背中スイッチを反応させないかが重要です。
この背中スイッチを『トッポンチーノ』で解決できます。
トッポンチーノはイタリア版のおくるみで、赤ちゃん用の小さな布団だそうです。前章で紹介した田仲ぱんださんは、ハイローチェアと組み合わせて使っていたようです。
ちなみに我が家は、『おやすみたまご』という赤ちゃん用のクッション(授乳ベッド)を使っていました。トッポンチーノと同様に赤ちゃんが眠ったまま移動させることができるので、こちらのクッションも使いやすいです。
『おやすみたまご』
こちらはお座りができるようになったら、腰を支えるクッションとしても使えるので、長く活用できます。
グッズではないのですが・・・、
寝かしつけには、お父さんが『最強』説。
双子を平均5分で寝かしつけられるようになった件。
(中略)
あんなにうるさかった双子が、こんなにも簡単に寝るなんて
笑いが止まらんw
いや、笑い通り越してもう逆に今までオレは何をしてたんだとw
寝かしつけのコツとかじゃなしに、お父さんが双子を1人ずつ寝室に連れて行って寝かしつける
たったそれだけ!たったそれだけの事を何故今までやらなかったのかと!
なんで1人でやってみるって発想がなかったんかと!
引用:職人父さんの色々
寝かしつけ5分って!こんなスゴ技、使えるものなら使いたい!!
我が家の双子の寝かしつけ事情!放置を超えた「無」の領域
モンスター化する双子
我が家の2歳の双子たちは、イヤイヤ期も相まって、モンスター化が止まりません!
- 双子が0歳台のとき
わたし1人で双子を同時に寝かしつけるために、1人を抱っこ、もう1人を布団に転がして足でユサユサ・・・ってこともしてました。ただこの姿、パッと見ると踏んづけてるようにしか見えないんですよね・・・。帰宅した夫に何度ギョッとされたことか・・・。大変さを知ってる夫だから理解してくれてましたが、他人が見たら虐待してるようにしか見えないあやし方だったと思います。
今となってはこれで寝てくれた時代が懐かしい・・・。
- 2歳となった今
寝る直前までおもちゃの取り合い・追いかけっことパワー全開で遊びます。体力のついてきた双子たちは寝るのがもったいないと感じるのか、あの手この手で眠るのを拒否します。知恵もついてきて、「〇〇見てからー」「牛乳飲むー」となんとか寝る時間を遅くしようと必死です(笑)。
そんな双子たちを、宥めすかして寝室に連れて行くのは一苦労です。時には力技で無理矢理連れて行きます。
寝室に入ったからといって素直に寝てくれるかというと、そんなことはまずなくて、薄暗い部屋にテンション上がってキャッキャと遊び、ちょっとヒートアップして喧嘩し、わたしに引き離されてもめげずに遊び・・・を体力が尽きるまでエンドレスで繰り返してます。
「無」になるという寝かしつけ法
思えば寝返りしか出来ないくらいの頃から、離して離しても、いつの間にかくっついていたので、お互いの近くに行ってしまうのは本能なのかもしれません。
なので、彼らの遊びがピークを越えるまで、わたしはひたすら『無』の気持ちで待ちます。
少し眠くなってくると自然とこちらに寄ってくるので、そうなってからは、ふたご絵日記のpikaさん同様に”人間枕”の仕事タイムです。乗られても叩かれてもひたすら耐えます。”人間枕”になってからは、だいたい15分程度で眠りについていることが多いと思います。
そして、気づくとわたしの顔からわずか10cmのところに息子の寝顔があったりします。
いくら我が子でも、さすがに近すぎてビックリします(笑)
【まとめ】双子育児の寝かしつけ、ワンオペならアイテムの駆使&放置がおすすめ
1人育児とは違う双子ならではの寝かしつけ、どうだったでしょうか?ご自分の家庭に当てはめてみてイメージは湧きましたか?
まとめると、
0歳台の寝かしつけは、
- 道具を上手く活用してなんとか乗り切る!
1歳台~の寝かしつけは、
- 『コレさえすれば寝てくれる!』という方法はないと諦める
- ストレスを溜めない方法で毎日を乗り切る
- 子どもが眠くなるように、昼間を活動的にするなどの工夫は必要
お父さんだと5分で寝る、らしい・・・(いいなぁ・・・)
毎日の寝かしつけは、かけがえのないスキンシップタイムとはいえ、何時間も寝ない日が毎晩続かれると嫌気がします。お母さんも寝不足の時期なら尚更ツラいですよね。
子どもと自分の健やかな睡眠を目指して頑張りましょう!
おしゃべりな長女(5歳)と、「やだよー」が口癖の長男(双子兄・2歳)、ちょっぴり泣き虫次男(双子弟・2歳)の母親やってます。
元はフルタイムのワーママでしたが、双子の出産を機に半労半主婦状態になりました。