双子と年子どっちが大変?

サトエツサトエツ

こんにちは。双子の母・サトエツです。双子を連れているとたくさん声をかけられますよね。

双子あるあるでもよく取り上げられるのですが、双子のお母さんになると「年子のほうが大変よ~」と声をかけられるというのがあります。実際に言われた方も多いのではないでしょうか?

悪気がないのはわかっているのですが、双子を育ててる身としてはとても微妙な気持ちになってしまうセリフです。私自身、一度だけ遭遇したことがあり、「本当に言われるんだ!」と驚いた経験があります。

そこで、

  • この微妙な気持ちの正体は何?
  • なぜ、周りの人はこのように言うのか?
  • どのように答えればいいんだろう?
  • 本当に双子より年子の方が大変なのか?

を、徹底的に調べてみました。

モヤモヤの理由と対処法を知って、スッキリしましょう!


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モヤモヤする!「双子(年子)のほうが大変よ~」というセリフ

双子や年子をもつお母さんなら、こんな場面やあんな場面で遭遇する「双子(年子)のほうが大変よ~」というセリフ。なんだかすごくモヤモヤしませんか?

実際ムッとしてしまったり、イラっとしてしまったり。

余裕のあるときならサラ~っと流せる言葉でも、慣れない育児に追われて疲れ切っている時に言われたら、わたしなら腹が立ってしまいます。実際に双子も年子も育てた経験のある方の言葉ならまだしも、どちらか一方・またはどちらも未経験の人に言われても、双子や年子をワンオペする時の大変さがわかってたまるか!って気分です。

「双子と年子、両方育ててから言ってこい!!!」

・・・って言ってやりたい・・・。

悪気がないのがわかってるんで言いませんけどね。

 

とはいえ、なんで「双子(年子)のほうが大変よ~」という声のかけ方をしてくるんだろう?と疑問に思います。

たまたま出会った方、職場の方、いろんな場面で同じような言葉をかけられて、同じような気持ちになる方も多いようです。

 

こちらは旦那さんからの言葉・・・。

一番の理解者であって欲しい夫からのこの言葉は、(お義母さんとの比較っていうオプションもついて)かなりキツイです。

 

そもそも、子育ては環境や子どもの性質なんかに左右される部分が大きいので、単純に比べられるものじゃないんじゃないでしょうか?

サトエツサトエツ

例えば、野球とサッカーのどっちが大変かを比べるようなものだと思います。

それがわかっている人はまず言わないでしょう。

それでも遭遇してしまうことのある「双子(年子)のほうが大変よ~」というセリフ。真に受けて自分を追い込んでしまっても困りますし、感情にまかせて反論してしまうのも何か違います

「双子(年子)のほうが大変よ~」と言われる全てのパターンを網羅!・・・するのはちょっと無理がありますが、よくあるパターンを取り上げて対処法を考えてみました。


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「双子(年子)のほうが大変よ~」という人の心理と対処法

双子と年子どっちが大変?

「双子(年子)のほうが大変よ~」という言葉をかけてくる場面・人は、だいたい3つのパターンがあります。

  • 励ましの意味を込めて言う場合(双子も年子も育てたことない人)
  • 自分が頑張った自慢をしたい場合(双子または年子育児の経験者)
  • 愚痴として言ってしまう場合(主に育児中のママ友)

それぞれ見ていきましょう。

励ましの意味を込めて言う(双子も年子も育てたことない人)

たまたま出会ったおばちゃん世代に言われることが多いようです。

「もっと大変な人もいるから頑張れるわよ!」という間違った励まし方の典型です。おばちゃん自身がそうやって子育てを乗り越えてきたに違いありません。

<対処法>

通りすがりなどであれば、「そうなんですか~」や「どちらも大変ですよね~」でやり過ごすのがよいと思います。もし、話こみたい(話を盛り上げたい)相手であるなら、「双子だと24時間授乳してるような気がしますよ~」など双子または年子ならではの話をしてみましょう。

自分が頑張った自慢をしたい場合(双子または年子育児の経験者)

このタイプの人は、概ね「双子のほうが大変よ~、うちの息子が双子でね・・・」のような感じで勝手に喋ってきます(笑)。また、実母や親戚などの話好きな身内から言われることも多いかもしれません。

<対処法>

他人から言われている場合は、励ましの場合と同じ対応でよいと思います。右から左へ流しましょう。

励ましの場合よりも話好きな方が多いと思われるので、話を切り上げるのは大変かもしれません・・・。また、身内から言われる場合は、冷たい対応もしづらいかと思います。

”この人が喋りたいだけ”と割り切って聞き役にまわるか、「オムツ替えなきゃ!」と子どもをダシに逃げましょう(笑)

愚痴として言ってしまう場合(主に育児中のママ友)

ママ友などの同性の友人がポロっと言ってしまうパターンです。自分が育児に疲れきっているため、『隣の芝生は青く見える』状態で、双子(年子)の子どもたちの良い面だけを見て言ってしまうんだと思います。

<対処法>

正直、一番対応に困ってしまうパターンです。

大切な友人であれば、友人からのSOSとも取れるので、可能なかぎり話を聞いてあげたりしたいですが、自分にそれだけの余裕があるかは、時と場合によります。特に付き合いを続けたいを思う相手でなければ、友人関係を見直すいいきっかけになるかもしれません。

 

今回あげたパターンは、全て前提として”悪気はない”としています。ですので、反論するよりは『やり過ごす』ほうがストレスは少ないんじゃないかな~と個人的には思います。

「双子(年子)のほうが大変よ~」と言われない方法

ちょっと余談にはなりますが、「双子(年子)のほうが大変よ~」と言われない方法として、お父さんが子どもを連れていると「双子(年子)のほうが大変よ~」という言葉をかけてくる人は格段に減るようです。というか、そもそも声をかけてくる人が少ないようです(笑)

また、3人以上の子どもを連れていると言われることも無いそうです。

双子あるあるですよね。
分かります。
1番双子育児の大変な乳児期に1番言われるので、やはり受け流せない人も多いかと思います。

(中略)

ちなみに3人以上連れていると一切言われないですね。
今後はベビーカーや抱っこひもを駆使して3人連れてみては?

引用:Yahoo!知恵袋

 

サトエツサトエツ

確かに、わたしも子どもを3人連れている時は、「双子ちゃん?あら、こっちにお姉ちゃんも!まぁ~大変ね~」としか言われたことがありません。


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双子と年子はどっちが大変?比較してみた

双子と年子どっちが大変?

なぜかはわからないけれど比べられてしまう双子育児と年子育児。それぞれどういう風に思われているのか整理してみたいと思います。

双子のメリット・デメリットとされるところ

  • 2人いてもやることは同じだからラク?
  • 多胎妊娠のリスクは高いから大変?
  • 双子の妊娠は親の都合で決められないのだから大変?

実際はどうなのか。

大変だと思われている点はその通りでしょう。

一方、2人いてもやることが同じだから楽なのかというと、授乳・食事・オムツ替え・グズリ・抱っこなど、双子はやること2倍で同時に求められると物理的に手が足りません時間差でこられても、それはそれで親の睡眠時間や体力が削られていきます

年子のメリット・デメリットとされるところ

  • 上の子が少しでも成長しているからお世話がラク?
  • 下の子の妊娠中に上の子のお世話もあるから大変?
  • 年子をは計画的に望むことができるから(自己都合?)

実際はどうなのか。

大変だと思われている点はその通りでしょう。

上の子が成長してるとはいえ、1歳差です。産まれたての首の座らない赤ちゃんのお世話に比べればラクになっている部分もあるとは思いますが、まだまだ手がかかることに変わりはありません。また、上の子には上の子の成長なりの感情があるので、それを受け止めることも必要になります。

妊娠中のリスクは、双子の妊娠が単胎の妊娠よりもリスクが高いのは間違いありません。とはいえ、年子の場合は妊娠中でも子どもを抱っこやおんぶする必要があったりします。

・・・などと考えていくと、やはり絶対安全な妊娠というものは存在しないですし、誰から見てもラクな育児というのも存在しないと思います。

双子と年子どっちが大変?実際に両方を育てた人の声

双子も年子も両方育てたことがある人はいないの?と思い、検索してみました。

有名人では、タレントの東原亜希さん(柔道家の井上康生さんの奥様)が2009年に第一子・2010年に第二子を出産し、2015年に第三・四子となる双子を出産されています。

東原さんは自身のブログでこのように仰ってます。

双子は年子よりラクだなんて
本当に誰が言い出したのか
不思議でならないくらい
今のところ
双子ちゃんのほうが
比べ物にならないくらい大変だと
わたしは思うけど、、笑笑

一つ言えるのは
双子も年子もどっちも可愛い♡♡♡♡
子供は宝ですね♡

引用:東原亜希オフィシャルブログ 『ひがしはらですが?』

 

また、ブログで双子と年子のお父さんとして情報発信をされている、ぱぱいっく管理人のあっくんさんは下記のように書かれています。

いつも閲覧ありがとうございます。
ぱぱいっく管理人のあっくん(@AKKN_110)です。
双子&年子パパを名乗っていると、時々
「双子と年子ってどっちが大変ですか?」
ということを聞かれます。
(中略)
両方経験した身から言わせてもらうと、年子で大変だった部分もあれば双子で大変だった部分もあります
どちらも大変なので、もう比べること自体がやはり不毛なのかと思います。

引用:ぱぱいっく~年子&双子パパの自由帳~

どちららもお子さんがまだ小さい(幼児期)うちでの発言ですので、どんな子育てでも小さいうちは手がかかるのに変わりはないんだろうなぁ・・・と思ってしまいます。

成長して中学生・高校生くらいになると、入学が同時なのか2年連続なのか・・・といった経済面など、少し違った視点の育児の大変さも出てくるのでしょうね。


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双子育児をしているわたしの場合

わたしが「双子(年子)のほうが大変よ~」と声をかけられたのは、わずか1回です。

そもそも子育ては全て大変!と思っているわたしにとっては、「双子(年子)のほうが大変よ~」と思っている人は『都市伝説』くらいに思ってました。なので、実際に言われたときは、

サトエツサトエツ

「ホントに言われた!!!!双子あるあるで聞いたやつだ(笑)!」

・・・となりました。

たまたまその時は面白がる気持ちのほうが強かったのでよいのですが、双子だと声をかけてクダサル人が、赤ちゃん1人の時に比べてとても多いのです。「うちの孫も双子なのよ~」とか、「わたしも双子なのよ~」とか。

急いで帰りたい時など、タイミングによっては、正直うっとうしいな~と思ってしまいます。(ゴメンナサイ)

なので、子どもを抱えてヒィヒィしている時に声をかけられると内容によらず困ってしまうのに、それが余計な?!言葉だと、本当にありがた迷惑な気がします。

【まとめ】双子と年子どっちも大変

双子と年子どっちが大変?

双子と年子はどっちが大変なのか、なぜそのように言われるのかを調べていきました。以下、まとめると、

  • 「双子(年子)のほうが大変よ~」という言葉には、励まし・自慢・愚痴の3つのパターンがある。
  • 双子と年子にそれぞれメリット/デメリットはあるけれど、明確な大変さの基準はない

結局、お母さんはみんな大変でみんな頑張っているんです!

わたしは、子ども3人の相手に疲れ果てて、1人っこを羨んだりもします。

『我が家の子どもが娘1人だったら、家はもっとキレイなはずだし、ご飯だってメニュー数を増やして・・・』なんて妄想をするんですが、すぐに『いやいや、あの子は〇〇だから結局こうはならない。じゃあ息子なら・・・、いや、もっと無理だ・・・。』と絶望します(笑)

それでも、『娘がお姉ちゃんをしてくれるから息子は□□なんだよな~』なんてこともフワッと浮かんでくるので、我が家は子ども3人がベストバランスなんだろうな~と思っています。

双子でも年子でも、何歳差でも1人でも、育児はそれぞれ大変です。だけど、我が子が1番!はみんな同じです。


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