こんにちは!保育園はお姑さんに決められた、あいりです。
待機児童問題もあり働くママにとっては、子供を保育園に預けることが出来ないのは非常に困りますよね。しかし、大切な我が子を預けるのですから「入れるならどこでもいい!」というわけにはいきません。出来ることなら、安心して任せることの出来る保育園を選びたいものです。
我が家の場合は、お姑さんが保育士だったこともあり、保育園はお姑さんの一言で決まってしまいました。ですから、悩む以前に見学すら行っていません(仮に私が保育園を選べたとしても仕事で見学には行けなかったと思いますが…)。
とはいえ、さすがに保育園を見学しないで決めても大丈夫なのか不安になり徹底的に調査しました。その結果わかったことを私の経験も踏まえてご紹介します。
この記事を読めば、保育園を見学しないでも親子にぴったりの保育園選びができるようになります!
もくじ
保育園は予め見学しないとマズい?
結論からいうと、
保育園は見学しないで決めても大丈夫です!
もちろん見学するに越したことはありません。ただ、私の経験上、見学しなくても大丈夫です。
ただし、見学に行かないというだけで、分かる範囲でどんな園かチェックしておくことが大切だと言えます。
どういうことか詳しくお伝えしていきます。
私はどんな背景で保育園を全く見学せずに決め、結果どうだったか
まずは私自身の経験談をお伝えします。
保育園を見学しなかった背景
元々は、私の通勤途中(自宅から車で5分)に保育園があり、「そこでいいかな?」と思っていました。
しかし、法人保育園だったため、元公立の保育士だったお姑さんに反対されました。「公立保育園にしなさい」と言われたので、小学校区の公立保育園に入園させることにしました。
公立保育園は保育方針はどこも同じで、先生も転勤があるため、園によっての特色はほとんどありません。このため、公立保育園なら小学校区の保育園と決めていたし、立地さえわかれば良いと思い、見学しませんでした。
情報収集も全くしていない
入園のための情報収集としては、まったくしていません。
ただ、お姑さんは元公立の保育士で、退職後も公立保育園のお手伝いや造園(園庭にお花を植える)ボランティアに行っていたため、小学校区の保育園の雰囲気などは話には聞いていました。
お姑さんが決めた
お姑さんが全盛期で働いていたころは、公立保育園の保育士が、一番保育力に優れていたそうです(今は法人も公立も同じレベルだそうです)。その意識が今でもあるのと、公立以外の保育園の保育方針に疑問を抱いていたようです。
法人保育園はいろいろ特色がありますよね。スポーツや楽器、英会話など。
私の住む市内の法人保育園の話ですが、和太鼓に力を入れている保育園があります。運動会や発表会でも盛大にするそうです。とても感動するという話は友人から聞きました。
この和太鼓演奏ですが、和太鼓が上手な子は和太鼓、上手に出来ない子は、手拍子になるそうです。お姑さんは、小さな頃からこういった差をつける保育は子供がかわいそうだという考えが強かったです。特色があるということは良し悪しなのだと。
入園審査にも影響は全くなかった
入園審査にも影響は全くありませんでした。
しかし、友人から、私が「通わせたいな」と思っていた「○○保育園に入園するなら、見学に行って知ってもらっておいたほうが良いよ。」と言われたことはあります。
実際に通わせてからも満足と感謝しかない
私としては、感謝しかありません。私の出勤時間が早かったため、朝、保育園に連れて行くのはお姑さんにお願いしていたのですが、お姑さんはいろいろ思うことがあったようです。
- 朝の出迎えがさらっとすぎる。もっと笑顔で「おはよう!今日もよく来たね!」とオーバーなくらい出迎えるべきだ。
- 運動会や発表会の練習の時間配分が悪いのではないか
など。しかし、上記のようなことはきっと保育士目線で見ているから出てくる不満であって、私は「え?そうですか?」という感覚のものばかりでした。
休みの日に3人の子守りを1人でしているととても大変なのですが、「先生たちはこんな子供たちを20人以上まとめて見てくれているんだな」と思うと尊敬と感謝しかありません。大きな怪我や事故などもなかったからそう思うのかもしれませんが…。
後悔、反省している点も特にない
上にも書いたように、感謝しかないので、後悔も反省もありません。その後転園しましたが、それも良かったかなとは思います。
後悔というよりは心配事として、転園して小学校区外の保育園に通わせているため、小学校で友達がすぐ出来るかどうかは心配です。
以上の通り、私自身は保育園を見学しなかっただけでなく、情報収集すらも全くしませんでした。それでも、当時の園には大変満足、感謝しています。
とはいえ、私はただただラッキーだったのでしょうか?本当に保育園は見学しなくて大丈夫なのでしょうか?
本当に見学しないで大丈夫なのか?先輩ママたちの体験談
先輩ママたちは、
- 保育園を見学しないで決めて大丈夫だったのか?
- 見学しないで後悔した、見学してよかったと思うこともあったのか?
実際の声を集めました。その中でも代表的なものをご紹介します。
大丈夫!見学しないで決めた
子供が5人いて4つの園にお世話になりましたが1度も事前見学に行った事はないです。
引用:Yahoo!知恵袋
私はひとつも見学せずに第6希望まで書きました。第3希望に入園出来て3年目ですが、大変満足しています。
私は他を知らないので比べることもなく、保育園てこんなものと思える部分が多いですし、ちょっと良いことがあると良い保育園に入園出来て恵まれてる!と思えるし幸せだと思います。これも私の性格かも知れませんが。
引用:Yahoo!知恵袋
こちらは人口6万人ちょっとの地方都市で、公立保育園が23ヶ所ほどあります。待機児童の問題もなく、全員の子供たちが保育園に入れます。
保育園は自宅に最も近いところに行くのが普通と考えられていて、わざわざ見学する人もいません。我が家も何も考えずに、市役所に申し込みました。
公立保育園ですから、市には保育園共通のカリキュラムがあり、どこの保育園に行っても同じ保育・教育をしています。保育園はどこも一定以上のレベルということは分かっていますし、神経質になって違うところに行こうという人もいません。
田舎ではこんな感じです。
引用:Yahoo!知恵袋
私は、見学はせず、決めました。どこも大なり小なりいろいろあるので、自分が送迎しやすい保育園を選んで申し込みました。
見学しても実情はわからないことも多いと思いますが。私は、見学しなくて決めて失敗したーと思ったことはありません。
引用:Yahoo!知恵袋
私は、見学してないです。案内のパンフだけ見ました。
とりあえず、復帰するにあたって保育園に入れなければなりません。選んでいる場合じゃありませんので。
でも、後悔はないです。たまたま当たりだったから、言えるんでしょうけど・・・。
引用:Yahoo!知恵袋
自宅に近くするため、兄弟同一園にするために2回転園しました。
- 1つめ→対応よい、新設、子供も楽しそうだが、遠い。
- 2つめ→近い、リトミックなど教育や食育に力をいれているが、子供が馴染まない。毎日号泣
- 3つめ→まぁまぁ近い、評判は最悪で本当は通わせたくなかったが、子供は一番楽しそう。
親がいいと思う園と、子供が楽しく通える園は異なる場合があります。通ってみると意外にお子さんは楽しく過ごせるかもしれませんよ(*^^*)
引用:Yahoo!知恵袋
何回か保育園を転園してますが、毎回見学は行きました。
でもいざ入園すると、見学では分からなかった事、聞いてない事が沢山出てきます。
子供は案外馴れるの早いです。問題は母親と園との相性なのかな?と思います…。
引用:Yahoo!知恵袋
このように、様々な理由で保育園を見学せずに決めて、それで満足している人は少なくありません。また、見学したものの、内情は入園してみないとわからない部分も多いようです。
一方、見学しないで後悔した or 見学してよかったというママはどんな体験をしたのでしょうか。
見学してよかった!後悔しないために or 見学しないで後悔した!
うちは私立でしたけど見学しましたよ。
保育園自体ではなくその母親達がどういう人間が見ると保育園の中身も子供たちの中身もよく分かりますよ。
引用:Yahoo!知恵袋
しっかり見学した方だと思いますが、見学して優先順位が変わったりはしましたし、希望から外した園もあります。
「いいところを選びたい」ではなく「合わない所を避けたい」との気持ちでしたので、見学して良かったです。
引用:Yahoo!知恵袋
見学しましたよ。候補を3つに絞って。
実際に園に入り、園児の様子や保育士の様子、園長の対応の仕方をみました。
- 清潔にしてるか、
- 子供は元気か、挨拶するか、先生の言うことを聞けているか、
- 保育士も挨拶するか、感じはどうか、きびきび動いているか、
- 園長は丁寧に対応しているか、見学を快く受け入れてくれるのか。
実際見学しないとわからないこともありましたよ。
セキュリティとかね。鍵もなく誰でも入れるところは不安だったし。保育士なんて挨拶しない人もいましたから。
全体の雰囲気を感じるだけでも違うと思います。
引用:Yahoo!知恵袋
うちの地域は関係なかったけど、園長から役所に話して貰ったとか園から園名の押印がある申請書を貰った人もいるから審査に影響のある地域もあるのかなぁと思う。
引用:Yahoo!知恵袋
保育園の経理をしてます。
役所から見学に来たかどうかの確認のお電話があります。その為、見学に来ていなければ申し込みは破棄されます。
引用:Yahoo!知恵袋
うちは見学を一切せずに。
自宅から近い順に第一希望から第六希望まで書いて。第三希望の園に入園してるんだけど。
内定後の説明会で園庭がないことを知ったよ。流石にちょっとショックだった。
引用:Yahoo!知恵袋
以上のように、実際の雰囲気や細かい対応などは見学に行かないとわからないようです。また、園庭がないことを知らなかったなどは、見学しないまでも、情報収集くらいはしておくことが大切だといえます。
さらには、審査に通過するためには見学が必要等、見学に行っておくべき保育園もあります。
見学が必要な保育園もある
以下の2つの場合は見学が必要です。
認可外保育園
公立保育園、法人保育園ともに、認可を受けている点で、一定の基準を満たしています。その意味で、見学しなくても大丈夫ともいえます。
しかし、認可外保育園は完全に運営者の方針でやることから雰囲気まで変わります。「どこでも同じ」ではないからこそ、後悔しないよう見学に行くべきでしょう。
特に安全基準が緩くなっているため、しっかりと確認する必要があります。保育スペースの取り方やクラスの分け方も様々ですし、保育者が保育にあたる姿勢にも注意する必要があります。
また、これは認可外保育園は規則に縛られずに理想を追求できることから、個性的になりやすいです。
個性的すぎる保育園は詳細を確認しておく必要があります。
泥んこになって遊ぶため着替えが1日に何着も必要、紙オムツではなく布オムツを使う、キャラクターグッズの使用や、テレビ視聴はNGといった保育園も実際にあります。お弁当も週に数回あり、職員に食材・調理法をチェックされ、冷凍食品など使おうものなら怒られるという保育園も!
また、認可外保育園の場合は、申し込むために見学必須なところも少なくありません。
見学が必須な認可保育園もある
保育園に見学に行っていない場合には申し込みが破棄されてしまう保育園もあります。
これは、保育園の違いではなく、地域の違いです。保育園の見学が必須かどうかは各自治体の役所に問い合わせましょう。秘密の情報ではないので、必ず答えてくれます。
見学にいくならいつから行けばいいの?という点は、こちらからご確認ください。
【関連記事】保育園の見学はいつから?保活で負けない見学時期を徹底調査!
以上、「保育園の見学はしなくて大丈夫なのか?」という点をみてきました。
もちろん見学するに越したことはありません。
ただ、私の経験上、そして見学しない派のママたちの証言からも、保育園は見学しなくても大丈夫です(ただし、見学が必須な例外はあります)。
とは言っても、見学に行かないというだけで、分かる範囲でどんな園かチェックしておくことが大切です。私が見学せずに決めた保育園に満足しているのは、ラッキーな部分もあったようです。
では、どんな点を事前にチェックすればいいのでしょうか?
ここは見逃すな!保育園を見学しないママがチェックしておくべき12の項目
保育園を見学せずに決める時に以下のことをチェックしましょう。
- 園庭の有無
- 1クラスの人数
- 個別の連絡帳があるか
- 保護者会などの回数
- 何度以上の熱だと預かってもらえないか、電話の呼び出しが来るか
- 与薬は可能か
- 有資格者の人数
- 保護者の手作り指定のものはあるか
- 着替え、オムツ以外に毎日必要なものは何か
- ベビーカー、自転車、車での送迎は可能か、また置き場はあるか
- ご近所との騒音トラブルなどあるか
- 新設園や民営化予定園など、運営会社の情報
詳しく見ていきます。
園庭の有無
園庭があれば微妙な天気の時に短時間でも外に出てリフレッシュすることが出来ます。園庭がなくても近所に公園があれば認定保育園として認められます。園庭がない場合でもいろいろな公園で遊べたり、公道を集団で移動する際のルールなどを学べるので良いこともあります。
1クラスの人数
1クラスに適度な人数がいると、いろいろな子と遊ぶことが出来ます。気の合わない子がいても、他に気が合う子を見つけることが出来るでしょう。しかし、子供の人数に対して保育士が配置されているとはいえ、人数が多すぎると目が届きにくいということもあります。
個別の連絡帳があるか
個別の連絡帳は、子供の保育園での様子や自宅での様子を保育園側と保護者が共有出来るものです。保育士や保護者が「どのような遊びが好きなのか」「今日はどうだった?」など子供を知っていくためにも必要なツールです。
保護者会などの回数
年間行事を教えてもらい、親子遠足や保護者懇談会、個人懇談、家庭訪問などがどのくらいの頻度であるのか確認しておきましょう
何度以上の熱だと預かってもらえないか、電話の呼び出しが来るか
だいたいの保育園は37.5度の熱で、保育園から連絡があります。子供の様子を見て、大丈夫そうなら融通をきかせてくれるところもあれば、「37.5度以上は必ずお迎えに!」という厳しい保育園もあります。
与薬は可能か
保育園における児童への投薬は法律の定める「医療行為」になるため、原則として保育士は投薬出来ません。しかし、保育園によっては薬とともに必要事項を記入した紙を提出することにより、飲ませてくれるところもあります。
有資格者の人数
保育園で実際に保育をしている保育士が全員有資格者かどうかを確認しましょう。認可外保育園の場合、有資格者の割合が少ないこともあります。
保護者の手作り指定のものはあるか
子供が使うシーツやエプロン、スモックなど「手作りで」と保育園から言われることもあります。子供にとっての利便性の他、親子の絆を育む情操教育の一環として親の手作りを求めるところもあるようです。しかし、裁縫が苦手な人や仕事で忙しい人にとってはプレッシャーになるのも事実です。
着替え、オムツ以外に毎日必要なものは何か
毎日必要なものは何かを確認しましょう。着替えやオムツの他にも、歯ブラシやコップ、お弁当、タオルなど保育園によっては持ち物も多少の違いがあります。
ベビーカー、自転車、車での送迎は可能か、また置き場はあるか
保育園に必ずしも駐車場があるとは限りません。駐車場がなかったり、台数が少ない場合もあるでしょう。中には車の送迎が厳禁な保育園もあります。保育園の送迎の手段も考えてから、ベビーカーや自転車、車などの置き場があるかを確認しましょう。
ご近所との騒音トラブルなどあるか
保育や子育てには子供のはしゃぐ声や走り回る音がつきものです。そういった音や、運動会の時の音楽なども騒音となってしまうこともあります。地域の人の理解を得られているか、トラブルなどはないかを確認しておきましょう。
新設園や民営化予定園など、運営会社の情報
新設園では、保育士自身が保育園の環境に慣れていなかったり、教育がしっかりなされていないということもあります。また、公立の認定保育園から民営化になると園長をはじめ保育士も総入れ替えになります。民営化になると急に保育の方針が変わることもあるので確認するようにしましょう。
運営会社の情報量にも注意が必要です。情報量が少なければ、口コミや評判などがないこともあります。
パンフレットやホームページで確認できないときは、電話で問い合わせるようにしましょう。電話で問い合わせる時に「何時頃かけたらいいの?」と疑問に持たれる方もいると思います。保育園がもっとも落ち着いているのは子ども達がお昼寝している午後1時~3時前くらいですね。園内も静かなので、落ち着いて対応してもらえると思います。
実際にこんな困ったことに
たくさんチェックすることがありますね!
私自身が子供を保育園に預けるにあたり凄く気になるのは、「電話の呼び出し」と「親子遠足」です。
平熱がもともと高い子なのに、37.5度で呼び出しをされると頻繁に職場を早退する破目になってしまいます。私の先輩がそうでした。「また電話かかってきた!迎えに行くと元気なんだよね…早退ばかりでごめんね」ということがよくありました。
また、知人の子供の保育園では親子遠足のときに、親が一緒に行けない子は園でお留守番なのだそうです。基本的に保育園は親が仕事や病気で保育出来ないから預けるところですよね。それなのに「お休みが取れないならあなたの子は遠足に行かれません」と言われるのはおかしいなと思います。
入園してから「こんなはずじゃなかった!」とならないように、いろいろチェックしておいてくださいね。
情報収集はここでする!保育園を見学しない場合の確認先
以上の12項目は、どのようにして確認すればいいのでしょうか?
電話での確認が最も確実で早いです。ですが、「ちょっと緊張する」「電話は気が引ける」ということもあるかもしれません。
その場合は、以下から情報を集めましょう。
- 地域の評判、ママ友の口コミ、ネットの口コミをチェック
- 転職サイトで保育士の職場環境(ネガティブな意見)をチェック
- HPに求人が頻繁に掲載されていないか(先生の入れ替わり頻度)をチェック
詳しく見ていきます。
地域の評判、ママ友の口コミ、ネットの口コミをチェック
保育園を利用したことがあるママ友やネットの口コミは、利用者ならではのリアルな体験を知ることが出来ます。また、地域の方は、保育園と交流することもあったり、散歩をしている様子なども知っていたりするので、地域の評判も参考になります。
転職サイトで保育士の職場環境をチェック
保育園の情報サイトの方針によってはネガティブな内容の書き込みは禁止のところもあります。しかし、転職サイトの方では、保育士目線で実際の保育園の雰囲気や内情など、良い面も悪い面も書き込みしてあります。
HPに求人が頻繁に掲載されていないか(先生の入れ替わり頻度)をチェック
保育園に限らずどこの企業でもそうですが、頻繁に求人が掲載されている理由は決まっています。その理由は、離職率が高く欠員補充をしているか、事業規模を拡大しているかのどちらかです。離職率が高い場合は働く人にとって環境が良くないことが多いので、しっかりと情報収集をする必要があります。
保育園を見学しないとわからないこと
ここまで、保育園を見学しない場合の情報収集の項目と方法についてみてきました。
しかし、後から「見学しておけばよかった」となるなら見学しておいた方がいいという意見も多数あります。もし、見学する時間を確保できるのであれば、見学することをおすすめします。
なぜなら、以下のようなことは、見学しないとわかりません。
- 理由はなくても、なんとなく「イヤ」と感じる園がある
- 先生達の子供への対応
- 保育に自信を持っているかどうか
どういうことか?詳しく見ていきましょう。
理由はなくてもなんとなく「イヤ」と感じる園がある
見学に行くと保育園の雰囲気を感じることが出来ます。その時に、「ここなら安心して預けられそう!」と感じる園もあれば、特に理由もないのに「イヤだな」と感じる園もあるでしょう。
先生達の子供への対応
子供も保育士も楽しそうに遊んでいるかも、見学に行けばわかりますね。また、泣いている子や何かを要求している子に対しての保育士の態度や言葉遣いなども知ることが出来ます。
保育に自信を持っているかどうか
保育園見学に行ったときに、子供たちがいる保育室の中に入らせてもらえるようお願いしましょう。その保育園が自分たちの保育に自信を持っていれば、堂々と見学させてもらえます。時と場合によりますが、子どもたちに影響が出たりするといった理由で都合がつかない場合もきちんと説明してくれます。
理由なく拒否される場合は見せたくないものがあるのかもしれません。
「まさか…」の見学エピソード
ここで、
- 「見学したらこんなすごい(酷い)現場を見てしまった」
- 「預けたくない」
と思ったエピソードをご紹介します。
- 事務員が机に足を上げていた
- ホームページにベビーセンサーをつけていると謳っているのに、見学した際に質問したらベビーセンサーとは何のことか?と返答された
- 飾られている工作が同一の絵に塗り絵をしただけだった
- 1歳児にお絵描きをさせ、飽きた子どもややらない子どもにテレビを見せていた
引用: 「保育園を考える親の会」
見学に行くことで、保育所生活をリアルに想像することが出来ます。しかし、見学していてこういったものを見てしまうと、その保育園には我が子を預けたくないものですね。
どこの保育園でも子供の方が親よりも早く慣れてしまうこともあるでしょう。ママと保育園の相性によって「良い保育園」が決まることもあります。保育園の見学は、保育園選びに対する親の安心や納得のためかもしれませんね。
入園しないとわからないこともある
入園する前は施設のハード面や親へのサービスが気になりがちです。
しかし、入園した後に保育士の子どもへの関わりや遊びが重要と感じる人が多いのではないでしょうか。保育士の細かな声掛けや、子供一人一人に丁寧に向き合ってくれるかなどは、入園してからでないとわかりません。
保育士の子どもへの関わりは、保育園の保育方針や運営方法によって左右される場合もあります。かわいい我が子が毎日過ごすことになる保育園ですから、これらのことを心得た上で保育園選びをしましょう。
余談ですが、私の長男が通っていた保育園には参観の後に役員主催の「お茶会」といものがありました。
入園して1か月ほど経ってから知ったのですが、クラスごとに保護者全員で集まってお迎えの時間までランチやお茶をするのです。しかもほぼ全保護者が参加!
「お茶会」は役員主催で、保育園はまったく関与していないものだったので、入園してからでないとわからないものの一つでした(笑)
保育園を見学したことがない私の場合
我が家は保育園見学を1度もしたことがありません。というのも、お姑さんが公立認可保育園の保育士だったので、公立認可保育園しか認めてもらえなかったからです。保育園に預け始める時期から指示があったほどです。
我が家の保育園選び
長男出産時、私は正社員だったので「育児休暇が終わったら通勤途中の保育園に預けたいな」と漠然と思っていました。しかし、「1歳から保育園に預けるなんてかわいそう!私が面倒見ます!」とお叱りを受け、結局年少(3歳児)から預けることに…。
保育園も「通勤途中で預けやすいから1度見学に行ってみようと思う所がある」と伝えると、その保育園が法人の認可保育園だったため猛反対されてしまいました。「送迎も私がするから」とお姑さんが言うので、町内の公立認可保育園に入園することになりました。
しかし、長男、次男が通っている保育園は2歳からしか預かってもらえない保育園だったので、三男は別の保育園に入園させなければなりませんでした。
この時も、お姑さんから「公立認可保育園」指定があり、別の公立認可保育園に入園させることにしました。公立認可保育園はどこも保育方針は変わらないし、保育士も転勤があるため見学はしませんでした。情報収集すらしていません。
法人化決定で転園を決定
見学もせず入園させましたが、特に問題もありませんでした。しかし、長男が卒園の年の夏に「公立から法人化」が急遽決定しました。次年度から建物、職員総入れ替えになると…
お姑さんは法人化に猛反対でしたので、揉めに揉めました。三男を次男の保育園に転園届を出していたのを取り下げ、次男を三男の保育園に転園させることに…。
しばらく経って、以前の保育園のママ友から「転園して良かったね。最初の何年かは保育方針変えないって説明だったけど、どんどん変わっている。子供も落ち着かない。」という話を聞きました。私は保育園の運営元が変わることに対して、「たいしたことないだろう」と安易に考えていました。保育の方針の違いで子供にも影響があることを理解していなかったのです。
結果的に良かったけれど、もう少し真剣に子供の環境について考えようと反省した出来事でした。
【まとめ】保育園を見学しない場合
保育園を選ぶときに何をチェックしたら良いかご紹介しました。
保育園を見学しないとわからないこと
- 理由はなくてもなんとなく「イヤ」と感じる園がある
- 先生達の子供への対応
- 保育に自信を持っているかどうか
保育園を見学しないママがチェックしておきたいこと
- 園庭の有無
- 1クラスの人数
- 個別の連絡帳があるか
- 保護者会などの回数
- 何度以上の熱だと預かってもらえないか、電話の呼び出しが来るか
- 与薬は可能か
- 有資格者の人数
- 保護者の手作り指定のものはあるか
- 着替え、オムツ以外に毎日必要なものは何か
- ベビーカー、自転車、車での送迎は可能か、また置き場はあるか
- ご近所との騒音トラブルなどあるか
- 新設園や民営化予定園など、運営会社の情報
保育園はかわいい我が子を預ける場所。見学に行けないママもしっかり情報収集をしましょう。子供が楽しく笑顔で過ごすことが出来る保育園を見つけたいですね!
10歳(長男)8歳(次男)5歳(三男)、3児のママ。チャレンジ精神旺盛で、現在、病院勤務(専門職)・経理事務・ライティングのトリプルワークと、ワンオペ家事育児生活を謳歌中。