こんにちは。育児書は読まない派のゆーままです。
以前と比べると日本の子育てで浸透しつつある液体ミルク。手間がかからずにすぐに飲ませられるのが一番のメリットですよね。ですが、液体ミルクを使用する事に抵抗がある方の中には、批判の声を気にする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際に液体ミルクを使用していると「手抜きをしている」「楽をするな」といった声を周りから聞く方もいらっしゃるようで、中には液体ミルクを使用することで「愛情不足」になると言われる方もいるようです。
では、そもそもなぜ液体ミルクはこんなにも批判されてしまうのか気になりますよね。そこで、液体ミルクが批判されてしまう理由や解決方法について徹底的に調べましたので、紹介します!
これを読んで、液体ミルクの考え方について見直してみましょう!
もくじ
液体ミルクは何故批判されるの?
では早速ですが、液体ミルクに対しての批判がある理由について紹介しましょう。
日本で液体ミルクが批判される理由については、次に紹介する2つの大きな原因が起因しています。
- 日本では母乳神話が根強く残っている
- 子育ては楽をすることが許されない風潮がある
ではそれぞれの理由について詳しく紹介していきましょう。
日本では母乳神話が根強く残っている
これは液体ミルクに限らず粉ミルクに対しての考え方ともいえるのですが、日本では昔から「母乳が一番」という概念が強く根付いています。母乳育児だからこそ子どもの心が安定したり、病気になりにくいといった「神話」があり、母乳以外で育てる事に対して偏見がある方も多いのも確かです。
幸いにも私は母乳に困る事はなかったので3人とも母乳育児だったのですが、病院やスーパーで話しかけられる高齢の方によく「母乳で育ててるの?やっぱり母乳が一番よね。」と言われることも多々ありました。
確かに母乳育児には多くのメリットもあります。ですが、中には母乳が出にくい方もいらっしゃいますし、お仕事などの兼ね合いもありミルクで育てている方が多いのも事実です。ミルクを使うことで間隔が空いたり、母親以外でも授乳が出来るなどもメリットもたくさんありますし、昔に比べればミルク育児は浸透しています。
しかし、薄れてきたとはいえまだまだ根強く残る母乳神話に苦しめられ、ミルク育児をしている方に批判が起こってしまうのも悲しい事実なのです。
海外ではミルク育児はメジャーなんですけどね…
子育ては楽をすることが許されない風潮がある
こちらも悲しい現実ですが、「子育ては苦労して当たり前」という考え方があります。
液体ミルクのメリットは何と言っても調乳する必要がなく、そのまますぐに飲ませられるという点です。この一番のメリットが一部の方からは「手抜きだ」「私たちの頃はもっと大変だった」という批判につながってしまっているのです。
ただこの風潮は何も液体ミルクに限ったことではありません。市販のベビーフードやスマホを使った育児に対しても同じ事がいえます。便利なものを使うことで「手抜き」「子育てで楽をしている」と思われてしまい、結果的にママを苦しめてしまうのです。
こう言っては悪いですが、「昔はもっと子育てで苦労していたのだから今の人も苦労すべき」という概念を他人に押し付けないで欲しいなと思わずにはいられません。
因みに私の子育てですが、離乳食の時期はベビーフード様をフル活用させていただきました(ないと生きられなかったです。多分私が発狂してました。笑)。スマホも子どもが公共の場で愚図ったり、家の中でも泣き止まない時などに使っております。
たまに知らない方に何か言われることもありますけどね。聞かざる見ざる言わざるですよ。うふ。
話が少しそれてしまいましたが、結果的に言うと子育てに対する考え方の違いが、液体ミルクに対する批判の声を生んでいるようです。そこで、実際に液体ミルクを使用する事で何か言われて自分を責めてしまうママにぜひお伝えしたいことがありますので紹介していきましょう。
液体ミルクを使うことは悪いことなの?
液体ミルクを使用する事で、やれ手抜きだ、やれ愛情不足だと周りから批判を受けたりして自分の子育てに自信を無くしてしまうママもいらっしゃいますよね。
ですが、はっきり言わせていただきましょう。
液体ミルク=手抜きでも、愛情不足でも全くありません!ましてやママが落ち込むことは全くありません!
特に3児のワンオペ子育て真っ最中の私が伝えたいのはこれです!
時代は変化している!
「私が子育てをしている時は大変だったのに、今の子達は楽をしている」と今の子育てを批判する方も中にはいらっしゃいます。確かに液体ミルクのように手間を省いてくれる便利なベビー用品は今ほどありませんでしたし、母乳育児が一番だった世の中で、母乳が出ずに苦労した方も多いかもしれません。確かに大変だったのでしょう。
けれど、よくよく考えてみてください。私たちが今まさに奮闘している現代の子育て事情も、
- 核家族化で頼れる人が周りにいない人も多い
- 働く女性が増えているが、家事や育児の負担は女性がメイン
と中々ヘビーな世の中です。
また、ご家庭によって子育ての環境はそれぞれです。ワンオペで毎日子育てと家事に追われるママもいらっしゃいますし、仕事と家事育児に追われるワーママも沢山います。
だからこそ、周りの声を気にすることなく、液体ミルクをうまく利用してそれぞれのご家庭に合わせたスタイルを選んで欲しいのです!
液体ミルクは悪ではありません。調乳する必要がないからこそ、限られた親子の時間を作ってくれます。ママの睡眠不足やストレスを軽減してくれます。液体ミルクだからこそ叶えてくれるたくさんのメリットもあるのです。
また、もう一つ皆さんにぜひお伝えしたいことがあります。
批判は右から左へ受け流す
液体ミルクを使うことで何か言われたら、とりあえず右から左へ受け流しましょう。
言われても気にしない事が一番です。
子育ての環境は年々変わりつつあります。特に日本の母乳育児推進は海外では非常識です。
「え、それでいいの?」と思う方もいるかと思います。ですが、保健センターや子育て相談でも
と言われるような時代です。子育ても世代交代の時代なのです。
これは液体ミルクに対してだけではありません。離乳食やトイトレなど、子育て全般に対しても同じです。「昔は○○だったから…」「私たちの頃は…」と言われることもありますが、ノープロブレムです!昔は昔!今は今です!
このように液体ミルクを始めとした現代の子育ての仕方に対する批判は様々な所から聞こえます、ですが、何よりも大切なのは子育ての主体である私たちが、リラックスしてお子さんと笑顔で楽しく向きめの選択をする事です。そのうえで、教えてもらったことで参考になる情報があればうまく取り入れてみましょう。
【まとめ】液体ミルクは何故批判されるの?
さて、ここまで液体ミルクに対する批判の理由などについて紹介させていただきましたが、最後にまとめをしておきましょう。
液体ミルクが批判の的になる理由は?
- 日本では母乳神話が根強く残っている
- 子育ては楽をすることが許されない風潮がある
液体ミルクを使うことは悪い事なの?
液体ミルクで批判を受けたら?
メリットがたくさんある液体ミルクは悲しい事に批判が多いのも事実です。ですが何より大切なのはお子さんと楽しく笑える生活です。周りの声を気にすることなく、生活に上手く取り入れてみてくださいね!
5歳長男、2歳次男、0歳長女の3児の母で専業主婦。今をときめくワンオペ戦場の中、いかに子育てと家事をゆるくやりつつ楽しむか模索中。保育士、幼~高の教員免許(中高は家庭科)取得。