こんにちは。節分行事はこども園に任せっきりのゆーままです。
日本の伝統行事ともいえる節分。近年では豆まきの他にも恵方巻を食べるご家庭も多くなっていますが、幼稚園や保育園でも節分を行うところが多いですよね。
私も上の2人がこども園に通っているのですが、2月の行事予定表には毎年「節分」の文字がもちろんあります。園の方も色々工夫をしてくれるようで、楽しんで帰ってきます。
といっても、私自身が園でどんな事をしているのかは、何となくとしか知らないわけでして、ふと「幼稚園や保育園ではどんな風に節分を楽しんでいるのか知りたい!」と思いました。そこで幼稚園や保育園ではどんな流れで節分を子ども達に教えているのか徹底的に調べましたので紹介します!
保育園や幼稚園での節分の過ごし方を参考にして、ご家庭でも節分を楽しんでみましょう!
節分の由来はこちらから!
もくじ
保育園・幼稚園で節分をするねらいや目的は?
多くの保育園や幼稚園で節分をするので、ご家庭で節分を楽しみにしているお子さんも沢山いますよね。もちろん子どもが楽しんでくれるに越したことはないのですが、なぜそもそも保育園や幼稚園でも節分をするのでしょうか?
次のような狙いや目的がありました。
伝統行事である節分の意味・由来を学ぶこと
日本の伝統行事である節分は長い歴史があり、これからも続けていきたい風習です。
そこで、子ども達に節分とはどんな意味があるのか、またどんな由来があるのかを知ってもらい、節分に興味を持ってもらう事を目的としています。
季節行事である節分をみんなで楽しむこと
ご家庭で過ごす節分も良いですが、同年代のお友達と一緒に節分を楽しむことは幼稚園や保育園だからこそできる体験です。
季節行事である節分をお友達と楽しむことで、子どもにとっても楽しい思い出ができます。
悪いものを追い払い、困難を乗り越え達成感を得ること
節分といえば、先生が鬼に扮して子ども達が豆をまくという園も多いですよね。鬼を見ると泣いてしまうお子さんも多いのですが、決していたずらに怖がらせることが目的ではありません。
節分は悪いものを追い払い、福を中に呼び込むために豆まきをします。また鬼という悪いものを追い払うことで、子ども達も困難を乗り越えて達成感を得ることができるので、あえて豆まきをする園が多いのです。
このように幼稚園や保育園はきちんとした目的やねらいをもって節分の行事を行っています。
だからこそ先生たちが工夫して子ども達が楽しめる節分になっているのですね。
節分までの幼稚園・保育園の流れをご紹介
保育園や幼稚園ではしっかりとしたねらいや目的をもって節分をしていることを紹介させていただきましたが、「具体的にはどんなふうに活動をするのか知りたい!」と気になるママもいらっしゃいますよね。
そこでごく一例ではありますが、具体的な園での活動内容を紹介しましょう!
1月ごろの幼稚園・保育園の活動
節分が近くなってきた1月頃になると、紙芝居や絵本の読み聞かせで節分のイメージを子ども達に教える園もあります。
節分の意味を子ども達にそのまま伝えるのは中々難しいですが、絵本や紙芝居を使うと子ども達もイメージがわきやすいですし、何より分かりやすいですよね。
特に次のような絵本は子ども達にも人気なので、ご家庭で読み聞かせに使用してもおススメです。
まめのかぞえうた
数を数えるたびに豆が増えていくので、小さなお子さんは絵だけでも楽しめる絵本です。
まめのかぞえうた (たんぽぽえほんシリーズ) [ 西内ミナミ ]
おにはそと
豆まきのユニークな内容はお子さんも喜ぶ事まちがいなしです。
せつぶんワイワイまめまきの日!
節分の由来やまめまきの仕方、遊び方もあり充実した内容がたっぷりです。
節分にちなんだ製作物で意欲アップ
節分が近づいてくると、節分にちなんだ製作を行う園も多くあります。
特に鬼のお面を作る事が多く、クレヨンを使って鬼の顔を書いたり、画用紙を切って鬼の顔を作るなど、年齢に合わせて難易度を変えていくようです。
他にも豆まき用に入れ物を作ったり、折り紙で鬼を折るなどやり方もバリエーションに富んでいます。
ちなみに、我が子の通う園では鬼のお面と入れ物をセットで作り、園バスから降りてくる時にはその鬼のお面を頭に付けている確率100%。
そして園に帽子を忘れてくる確率80%…笑
いざ当日!給食も工夫してます
さて、待ちに待った節分当日。年によっては節分前後の日になる事もあるのですが、節分に関する歌を歌ったり、豆まきをするイベントが多くの園で見られます。
また、給食がある園では節分にちなんだメニューが出る園も多く、恵方巻や鰯を使ったメニューの他にもおやつにはロールサンドや大豆ドーナツを出す園もあるそうです。
節分にちなんだ特別メニューは子ども達も大喜び間違いなし!皆で食べる給食がもっと楽しくなりますよね。
このように保育園や幼稚園では、子ども達が節分の意味や由来を理解し、更に節分を楽しめるように様々な工夫をしています。園での活動はご家庭でもマネできる事が沢山ありますので、お子さんから話を聞いてご家庭でやってみるのもおすすめです。
鬼で怖がる子供を当日連れて行く?
節分といえば多くの園で活躍するのが「鬼」です。もちろん先生が鬼の役をすることが多いのですが、鬼が見えるとギャン泣きしてしまうお子さんも少なくありません。
そこで「節分=鬼」の方程式ができているお子さんの中には「節分には鬼が来るから園に行きたくない!」と朝から泣いて抵抗するお子さんもいますよね。
あまりにも泣かれると登園させるのを迷うママもいらっしゃるのではないでしょうか。そこでこんな時、先輩パパママ達は登園させるのかどうか実際の意見を集めてみました。
連れて行く派の意見
節分は豆まきをするだけではない!
私はここは行かせた方が本人のためにいいと思います。
園での節分の行事は「豆を撒いて鬼を追い払う」だけの行事ではありません。 鬼を追い払うことで自分の心が強くなったことを意識させたり、園生活の一年を振り返ったり、鬼のお面を作って自分が鬼になったり、鬼の出てくる絵本の読み聞かせや劇を観たりします。
年長であれば、友達同士で豆まきをしたりもするかもしれません。そこでは「友達には本気で豆をぶつけない」ことも学びます。
園で働いていた者ですが、「節分」の行事は言葉では表しにくいですが、毎回爽やかに終えます。子どもたちの成長を願いつつ、節分に参加させてみてはいかがですか。 先生に話してみてはと思います。
引用元:Yahoo!知恵袋
連れて行かない派の意見
小さいからこそ許されることもある!
うちの主人も怖がってるのを我慢させてまで行かせなくてもいいじゃん。という考えでしたが、私的には質問者様がおっしゃったように【嫌な事から逃げれば済むという事を肯定するようで】この部分にすごく拘ってしまい、なんとかなだめて鬼退治できたらかっこいいよ!などあの手この手で連れて行こうとしました。
しかし最終的には、主人の「小さいときだからこそ許されることってあるだろ?」の一言で休ませました。
そうですよね。なにも大人になって嫌だから仕事に行きたくないって言ってるのとは違います。子供には逃げようなんて発想はないですし、ただただ純粋に怖くて嫌なだけです。
苦手なことも克服して頑張って成長してもらいたいという親の願いはたしかにあります。納得して頑張って行ってくれるというのが親の自分からして一番満足の行く結果だったのでそれを求めすぎていたのかなとも思いました。
でもあの時休ませたからといって、今現在(小学校高学年)も鬼が怖くて豆まきに参加できないのかといったらそうではありません。
引用元:Yahoo!知恵袋
無理に生かせない方が良い!
親は大人だから、先生扮する鬼が恐いは思いませんけど、子供の立場からすると、本当に恐いものなんですよ。
保育園の先生としても、子供が本気で恐がるという場合があるから、「無理して来なくてもいいよ」って言っているんでしょうね。
私の嫁さんの話によると、友達の子供で、幼児のときにサーカスを見に行ったところ、恐怖で全身に発疹ができ、それから精神的におかしくなって、数年たった今でも完治していないという子がいるそうです。
ですから、子供の「恐い」という気持ちを安易に考えると、取り返しのつかないことになる恐れがあるんです。お子さんが保育園に行きたくないと言うのなら、無理に行かせないようにした方がいいのではないでしょうか。
引用元:Yahoo!知恵袋
このように先輩方の中でも、登園させるかさせないかは人それぞれで一概にどちらが良いとは言えません。
ちなみに我が子達は節分の鬼は怖がる事もありますが、皆節分をそれなりに楽しんで帰ってきます。節分だからといって園を休みたいとは言いません(ハロウィンの先生の仮装にも泣き喚いた次男ですが、帰ってきてからは怖かったーと言ってけろりとおやつを頬張っています。笑)。
ですので私自身はこの件に関してあまり心配はないのですが、あまりの登園拒否にお子さんを休ませると罪悪感を感じてしまう方もいらっしゃるかと思います。
ですが、お休みしたからと言って大きくなってからも鬼を怖がることはないです。鬼が怖いのは今だけです。
そのうち一番怖いのはママだと気づきます。笑
お子さんを休ませるにしても休ませないにしても、何が怖いのか、どうして行きたくないのか、お子さん自身がどうしたいのかしっかり相談することが大切です。
【まとめ】保育園・幼稚園で節分をするねらい
さてここまで保育園や幼稚園でする節分について詳しく紹介させていただきましたが最後にまとめです。
1.保育園や幼稚園で節分をすることのねらいや目的は
- 伝統行事である節分の意味・由来を学ぶこと
- 季節行事である節分をみんなで楽しむこと
- 悪いものを追い払い、困難を乗り越え達成感を得ること
2.節分までの保育園や幼稚園での流れは
- 絵本や紙芝居で節分のイメージを沸かせる
- 節分にちなんだ製作物で意欲UP
- 当日の給食で更に興味を持たせてみる
3.鬼が怖くて登園したくないお子さんとはしっかり相談をしよう
日本の伝統行事である節分は、保育園や幼稚園でも行われる楽しい行事です。お子さんにとって節分が楽しい行事になるように私たちがフォローできると良いですね。
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5歳長男、2歳次男、0歳長女の3児の母で専業主婦。今をときめくワンオペ戦場の中、いかに子育てと家事をゆるくやりつつ楽しむか模索中。保育士、幼~高の教員免許(中高は家庭科)取得。