こんにちは。2歳で息子に傘を持たせたあいりです。
子供は2歳頃になると自我が出てきます。そのため、パパやママ、上の子がしていることに対して「自分もやってみたい!」という気持ちで真似をしたがります。電話やお化粧などいろいろありますが、一番多いのは「傘」ではないでしょうか。
我が家の次男、三男も2歳になったばかりの頃、お兄ちゃんの真似をしたがり「傘、持ちたい~!」と何度か言いました。
しかし、
- 「まだ早いのではないかな?」
- 「危なくないかな?」
と不安な気持ちは抱えたままでした。あまりにも言うので仕方なしに持たせましたが、「上手に傘をさすことが出来ないのでは?」と不安になるママは私以外にもたくさんいると思います。
そこで、
- 2歳で傘を持たせても大丈夫なのだろうか?
- 持たせるなら適正なサイズやデザインは?
- 2歳の子が傘を持つときにママが気をつけること
上記のことについて徹底的に調べたのでご紹介します。
この記事を読むことで、2歳の子供にとって最適な傘選びが出来るようになります。子供もお気に入りの傘を持って、雨の日でも楽しい気分で出かけられること間違いなし!
もくじ
2歳に傘は必要?世のママたちの実情
1歳を過ぎて上手に歩けるようになってくると雨の日にはポンチョやレインコートが必需品になってきます。しかし、2歳頃になるとレインコートを嫌がったり、傘を持ちたいと言い始めたりして親として悩むところですね。
世の中のママたちはどのように考えているのでしょうか。
必要!2歳で傘を持たせた派
- 上の子たちを見ているせいか2歳過ぎたあたりから自分の傘を持ちたがりました。
- 真ん中がちょうど2歳半でした。雨の日は傘をさしてひとりで歩いて一緒に行ってくれました。下が生後5ヶ月とかだったので、必然的にそうしてもらわないと・・・。
いらない!2歳で傘を持たせなかった派
- 時には抱っこの可能性もある年齢ですし、その場合、はっきり言ってじゃまですよね
- 二歳だと傘はなかなか難しいかと思います~もうすぐ四歳になる娘は去年、初めて傘を買ってあげましたが最初はもちろんちゃんとさせないし、むしろ車にカツンと当てたりして武器になるんじゃないかとヒヤヒヤしました(笑)
必要派のママは、上の子がいると持ちたがるから仕方なく持たせたという意見が多いようです。
不必要派のママは、2歳だと傘を持つことが難しいのではと考えているママが多いようですね。
私も2歳で傘は難しいのではと不安に思いながら、持ちたがるから仕方なく持たせたので、どちらの気持ちもとってもわかります。
何歳から持たせて大丈夫なのか、上手にさせるのは何歳からなのか?を知りたい方はこちらから。
【関連記事】【保存版】子供の傘は何歳から?危なくない年齢と適正サイズを大特集
2歳で傘を持たせても大丈夫?
では、2歳で傘を持たせても大丈夫なのでしょうか?
結論からいうと、
大丈夫です!
しかし、持たせるにあたり、注意事項がいくつかあります。
- まずは安全な場所で練習を
- 長い時間は難しい
- 親がきちんと見ていれば大丈夫
- 雨対策としてレインコートを併用する
詳しく見ていきましょう。
まずは安全な場所で練習を
傘を上手に持つためには、傘に慣れることも必要です。まずは公園などの安全なところで子供に傘を持たせる練習を始めましょう。
実際に傘を持たせることで「そろそろ上手に持てるかな」「もう少し練習が必要かな」など判断することも出来ます。
長い時間は難しい
2歳の子供は、まだ手も小さく、腕力もありません。晴れた日でも、しばらく歩くと「抱っこ~!」ということがよくあるので、傘を持った状態で、長時間歩くのは難しいです。
最初のうちは自宅から駐車場まで等、短い距離で慣らしていきましょう。
親がきちんと見ていれば大丈夫
2歳になれば、親の言うことをある程度理解することが出来ます。傘の扱い方や、交通ルールなどをきちんと教えてあげましょう。
また、子供が傘をさしているときは、視界も狭くなるので、ママがいつも以上に気を付けて見てあげるようにしましょう。
雨対策としてレインコートを併用する
2歳でも傘を持つことは出来ますが、雨除けとして上手にさすことが出来ません。雨対策として、ポンチョやレインコートを併用しましょう。
2歳で傘を持たせると、上手にさせなくて濡れてしまうこともあります。強風や豪雨の時は使用しない等、用途や状況に合わせて使用していくと良いですね。
上記の点を注意していれば、2歳の子供に傘を持たせても大丈夫!ということはわかりました。
では、はじめての傘になる2歳の子供に適したサイズ、デザインはどんなものでしょうか?
2歳の子供に適正な傘のサイズ・デザインの選び方
2歳の子供に傘を持たせる時に悩むのが傘のサイズやデザインですよね。
服や靴など、子供関連の消耗品というのは、何かと成長に合わせて買い替えていく必要があります。これが面倒な上お金もかかるので、「大きめを買って長く使わせよう」というのが常套手段ですよね。
同じように、「成長して傘を買い替えるのが面倒」と大きめの傘を選ぶ。実は、傘に限ってはこれは失敗の原因になります。
なぜかというと、傘の重量や受ける風圧などから、身長に合ったサイズでないと上手に使えないからです。ましてや、2歳の子供のはじめての傘ともなれば、できる限り2歳児にも扱いやすいものにしてあげる必要があります。
このため、2歳児にも扱いやすい、適正なサイズとデザインを選んであげましょう。以下、ご紹介します。
2歳児に適正なサイズは?年齢、身長別の傘のサイズ表
子供の傘の適応サイズをまとめました。以下の表に沿って、子供の身長に合うサイズの傘を用意しましょう。
親骨の長さ | 適用身長の目安 | 参考年齢 |
35㎝ | 80~85㎝ | 2歳以下 |
38㎝ | 80~90㎝ | 2歳~3歳頃 |
40㎝ | 80~95㎝ | 3歳~4歳頃 |
43㎝ | 85~100㎝ | 3歳~4歳頃 |
45㎝ | 90~105㎝ | 4歳~5歳頃 |
47㎝ | 95~110㎝ | 5歳~6歳頃 |
50㎝ | 105~120㎝ | 5歳~6歳頃 |
53㎝ | 115~130㎝ | 小学校1~2年生頃 |
*親骨…傘の生地が張ってある部分の骨のこと
2歳でかつ初めての傘なら、35cmがおすすめです。
ただし、年齢ではなく身長が本来の基準です。子供の身長から最適なcmサイズを上記の表で確認しましょう。
2歳児に優しい4つの傘デザイン
はじめて傘ですから、使いやすくて安全なものを選んであげましょう。
特に2歳児に優しいデザインは次の4つ。
- 透明窓付きの派手な色
- 手動の開閉式タイプで開閉部に指を挟みにくいもの
- 軽量の傘
- 先端が丸くなっているもの
詳しくみていきましょう。
透明窓付きの派手な色
傘をさすと視界が狭くなるので、1~2面透明窓付きの傘を選びましょう。また車からも見えやすいように派手な色を選ぶようにしましょう。
手動の開閉式タイプで開閉部に指を挟みにくいもの
傘を使用する時の安全面を考えて、ジャンプ式ではなく手動の開閉式タイプの傘を選びましょう。開閉部に指を挟むこともあるので、安全カバー付きのものが良いですね。
軽量の傘
2歳の子供はまだ握力も弱いので、軽量の傘を選びましょう。グラスファイバー骨を使用している傘なら軽くて丈夫ですよ。
先端が丸くなっているもの
ママがどんなに注意をしていても、2歳の子供にとって傘はおもちゃになることもあります。持って歩いている時など、顔や体にぶつかることもあるので、先端が丸くなっているものを選びましょう。
傘を選ぶときに、子供と一緒に選ぶのも良いでしょう。保育園など、たくさんの子供が傘を使用する時に、自分で選んだお気に入りの傘なら間違えることも少ないです。
我が家の息子たちも自分で選んだものは、名前が読めない時でも間違えることはありませんし、それなりに大事にしてくれました。
2歳の子供にオススメの傘
これら4つの条件を満たす2歳の子供にオススメの傘をご紹介します。かわいいだけでなく、安全面にも配慮されいていますよ。
キャラ好きなら!アンパンマン傘
みんな大好き!アンパンマン。2歳くらいだと、お気に入りのキャラクターがプリントしてある道具じゃないと受け付けないこともよくありますよね。特にアンパンマンは最も人気があるキャラクターの1つ。
4歳くらいになると、「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)だから」という意識が生まれて、今まで大好きだったキャラクターを逆に受け付けなくなることも。だとすると、2, 3年で買い換えることになりそうです。
しかし、2歳から4歳だと、身長も力もずいぶん成長してますから、新しい傘を買ってあげるタイミングと割り切ってもいいかもしれません。
透明窓はありませんが、安全基準はクリアされています。
〈購入者の感想〉
- 二歳の子供でも開閉できるように作られてる
- アンパンマンと言い出した2-3歳児には好評。傘を離しません。
- 傘も開け閉めし易いようにスライド式で考えられてます。
- 石突が丸く安全です。傘を広げるときにも、けがをしないようになっています。
機能性重視なら!
透明窓もついていて、安全設計もされているのがこちら。
38cmと40cmの2サイズから選ぶことができます。40cmより小さいサイズはなかなか見つけられないので、そこは嬉しいポイント。
キャラ物へのこだわりがないお子さんにはこちらがおすすめです。
〈購入者の感想〉
- 長さ、軽さ、簡単さが2歳の傘デビューにぴったりでした!
- 38cmの長さはなかなかないですし、先が丸くなっているのも何かと安心です。
- 女の子の柄ももう少しあれば良いなと思います。
練習用に!とっても安全な傘
実際の傘を持たせることに不安が強いママの悩みを解消してくれ、子供の「傘を持ちたい!」という欲求を満たしてくれる傘です。
ビニールに空気を入れると、傘の形状にふくらみます。プールや水遊びの時、風のない少量の雨の日に使うことも出来るので、練習も出来ますね。
〈購入者の感想〉
- 子供が私たち親の折りたたみ傘を見るたびに持ちたがり、家具や床などにぶつけるので困ってましたが、これは浮き輪と同じビニール素材だったのでだいぶストレスが無くなって良かったです。
- 説明にも書いてありましたが、傘としては小さいし、雨に濡れない目的よりも、傘の練習とおもちゃとして考えた方がよさそうです
- 子どもの好奇心を満たすことと傘の持ち方を覚えることを目的と考えれば充分なアイテムだと思います。
どの傘も安全設計がされていて、とてもかわいいですね。子供に合った傘を選んであげましょう。
2歳の子供が傘を持つときにママが気を付けること
2歳の子供にぴったりサイズ、デザインの傘を選べたら、最後は実際に使って慣らしていきます。もちろん、一人で傘を扱える年齢ではないので、ママの注意が必要です。
2歳の子供は握力が弱いため、傘を持つときは両手で持つことが多いです。傘を両手で持てば、手を繋ぐことが出来ないので、ママは以下のことに気を付けましょう。
- 目を離さず、しっかりと誘導する
- 強風や豪雨の日は使用を避ける
- 車通りの多い道や細い道は避ける
詳しく見ていきましょう。
目を離さず、しっかりと誘導する
小さな子供は傘が前に傾きがちになり、特に視界も悪くなります。水たまりなど足元に気を取られて前を見ていないこともあるので、ママがしっかりと声をかけながら誘導してあげましょう。
強風や豪雨の日は使用を避ける
風が強い日に傘をさすと、風にあおられて転倒したり、傘が飛んでしまい周囲の人がケガをすることになります。強風や豪雨の日はレインコートを使用するようにしましょう。
車通りの多い道や細い道は避ける
雨の日はいつもより車の通行量も多くなり、またドライバーも視界が悪くなるため、危険が増えます。細い道で傘をさしていると人とまだ上手に傘をさすことが出来ない子供は、ぶつかってしまうこともあります。
安全な場所から傘の使い方を少しずつ教え、危ないと思うことはその都度注意していくようにしましょう。「今日は傘をさしてもいいよ」「今日は傘を使うと危ないからレインコートにしようね」など、状況に合わせて使い分けをすると良いですね。
傘と一緒に買っておきたいグッズ!
2歳の子供は上手に傘をさすことが出来ないので、雨対策にはレインコートや長靴が必須になります。傘と一緒に買っておきたいオススメのレイングッズをご紹介します。
ぱんちょ
ポンチョとパンツのセット。脱がせやすく着せやすいので、突然の雨でもポンチョがあればとっても便利です。
〈購入者の感想〉
- 画像も可愛いですが、実際に着せてみるともっと可愛いです。
- しゃがむとポンチョが拡がって足元までスッポリ隠れてしまい、テント状態。本人が触りたかったモノが一切見えなくなる。手首に輪ゴムをはめたり、腰に紐を結んで拡がりを抑えたりと、普通に使うには工夫が必要です。最近はパンツしか使っていない。ただ、やはり、可愛い。
レインコート
たくさん種類があるので、お気に入りのデザインが見つかるはず!サイズも90cm~120cmまであり、背中のボタンを外せばリュックやランドセルを背負ったままでも着用できるので、通園や通学にも使えます。
- 今年から幼稚園に入る娘へ、カバンを背負いながら着れるレインコートを探してました。手首もゴムになっており、娘は大満足!!長靴とおそろいで購入!!発送も早く、助かりました。
- 幼稚園のリュックの上から被せて着せなければいけなかったので、100cmの娘ですが、120cmのLサイズを購入。リュックの上から被せて、丈はスネあたり。丁度良かったと思います。素材も雨で肌にくっつくことなく、デザインも娘は気に入ってくれたようです。
レインシューズ(長靴)
上のレインコートとお揃いのレインシューズ。幅広・甲高の足の子も脱ぎ履きしやすい設計になっています。
〈購入者の感想〉
- 横幅が、子供用のレインブーツにしては大きめにつくられているように思います。そのため全体的にまだ余裕があり長く履けそうです。
- 圧迫間もなくきつくもないためか、息子はレインブーツを履くのが楽しみになったようで、雨の日が待ち遠しいようです。
- サイズ違いで兄弟お揃いや、柄違いが選べてよかったです。
- 甲高幅広の足でも脱ぎ履きしやすいようです。
まだ傘を買うか迷っているママは傘を買うのは3歳以降にして、それまではレインコートやポンチョとレインシューズで雨の日を乗り切りましょう!
息子に2歳で傘を持たせた私の場合
私には三人の息子がいますが、初めて傘を持たせたのは、長男は3歳を過ぎた頃、次男三男は2歳頃でした。
2歳で傘を持たせた理由
次男三男に2歳で傘を持たせた理由は、「お兄ちゃんみたいに傘を持ちたい!」と言うことが増えたからです。
最初は「まだ難しいんじゃないか」と思い、躊躇していました。しかし、次男が2歳の時妊娠したのでそれを機に持たせてみることにしました。
三男はお兄ちゃん2人に傘を買い替えるタイミングで「欲しいと言っているのに、1人だけないのもかわいそうかな」と思い、買ったのがきっかけです。
気を付けたこと
子供たち全員共通すること
我が家は基本的には車移動なので、保育園の駐車場から保育園までなど、短い距離しか傘をさしません。しかし、車移動が多いからこそ、駐車場で使用する際の約束として
- 傘を開くのも閉じるのも他の車から離れた所でする
- 車には十分に注意をする
ということは徹底して教えました。
次男の場合
両手で持っていても、握力も弱かったので頻繁に傘が傾いて濡れてしまうことがありました。そのため、傘をさしている時は常に次男の傘の端を持って歩くようにしていました。私の腕は濡れてしまいますが、それも仕方ないなと思っていました。
次男の傘を選ぶ際には透明窓2面タイプを選ぶようにしています。というのも、少しボーッとしている所があるので、少しでも視界を確保してあげた方が安全かなという理由です。
三男の場合
ちょっとやんちゃな三男に傘を持たせることにとても悩みました。
持たせてみると案の定傘がおもちゃになることが多々あり、注意をすることが多かったです。
そのため、「傘を使う時は周りの状況をよく見る」「道路ではママの言うことをよく聞いて」などルールをしっかり教えました。「ルールを守ることが出来ないなら、傘は持てないよ」と約束もしました。
三男には自分の傘は自分で選ばせるようにしました。お気に入りの傘を持つことができたためか、比較的大事にしてくれました。
持たせる前はいろいろ悩みましたが、実際持たせてみると2人ともそれなりに上手に持っていたと思います。してはいけないことなど、きちんと説明すればわかってくれて、怪我や事故などもありませんでした。
「案ずるより生むが易し」とは少し違うかもしれませんが、そんなに心配しなくても良かったなと…。「傘を持ちたい!」とぐずる子供を宥める方が大変だったので、早く持たせてあげれば子供も喜ぶし、私も苦労しなくて良かったのになと思いました。
【まとめ】2歳の子供に傘を持たせても大丈夫?
2歳の子供に傘を持たせても大丈夫かわかりましたね。それではまとめておきます。
2歳で傘を持たせても大丈夫?
傘を持たせても大丈夫!持たせる際の注意事項として
- まずは安全な場所で練習を
- 長い時間は難しい
- 親がきちんと見る
- 雨対策としてレインコートを併用する
2歳の子供に適正な傘のサイズ・デザインの選び方
- 傘のサイズ(親骨の長さ) 35~38cm
- 透明窓付きの派手な色
- 手動の開閉式タイプで開閉部に指を挟みにくいもの
- 軽量の傘
- 先端が丸くなっているもの
2歳の子供が傘を持つときにママが気を付けること
- 目を離さず、しっかりと誘導する
- 強風や豪雨の日は使用を避ける
- 車通りの多い道や細い道は避ける
成長に合わせた雨具を使用するようにしましょう。お気に入りのレイングッズがあれば雨の日のお出かけも、楽しいものになりますね!
2歳以降の子供の傘事情はこちらで確認!
【保存版】子供の傘は何歳から?危なくない年齢と適正サイズを大特集
10歳(長男)8歳(次男)5歳(三男)、3児のママ。チャレンジ精神旺盛で、現在、病院勤務(専門職)・経理事務・ライティングのトリプルワークと、ワンオペ家事育児生活を謳歌中。