こんにちは、3歳男児、1歳女児の母ななみです。甥姪もまだ幼い子ばかりで、お年玉とは長い付き合いになりそうです。
お正月といえばお年玉。可愛い我が子や身内の子等には何歳になっても渡してあげたいと思うもの。
しかし現実はそうもいきません。お年玉の金額は渡す子の年齢に比例して上がっていきますし、お年玉をあげる相手が複数いる方も多いと思います。
すると唯でさえ出費が多い年末年始。経済的な負担がちょっと不安ですよね。さらにお年玉のやめ時を決めないと、もらう立場の子の自立心の妨げになってしまう心配があります。
私も3歳と1歳の子供がいますが、その子達のお金の教育はどうしよう?と今から頭を悩ませています。学校では学べないお金の使い方は、親や周りの大人達で学ぶ機会を作らなければいけませんよね。
そこでこの記事では
- お年玉は何歳まであげればいいの?
- 甥姪や子供に兄弟がいる場合はどうする?
- お年玉は何歳まで親が管理する?
という疑問について解決します。これで悩めるお年玉のあれこれと決別して、スッキリと新年を迎えましょう!
逆に、何歳からあげる?という方はこちらへどうぞ。
もくじ
お年玉は何歳まであげればいいの?
- いつかはお年玉を卒業しなければと思うけど、それっていつ?
- みんなはお年玉は何歳まであげているの?
それを調べた結果、
- 18歳まで
- 20歳まで
- 22歳まで
この3つの年齢を区切りとする人が多いことが分かりました。
人によってお年玉を何歳まであげるのか色々な意見がありましたが、私は「お年玉は18歳まであげる」ことをおすすめします。
なぜかと言うと、調べていく中で「お年玉は18歳まであげる」というがお年玉のリミットととして最も明確であると感じたからです。またお年玉をあげる、貰う、両方の立場でも納得しやすい年齢でもありました。
では私がそう考えるに至った理由とは?それを詳しくご紹介していきます。
まず、参考にしたのはこちらのデータです。
またTwitter上ではこのようなアンケートも実施されていました。
【アンケート・お年玉はいくつまで?】
お正月といえば「お年玉」。ポチ袋や新札の準備はもうお済みですか。毎年、頭を悩ませるのが「何歳まで渡したらいいのか」という疑問。コメントもお待ちしています。— 神戸新聞 (@kobeshinbun) December 24, 2018
このように数字に違いはあれど、お年玉は何歳まであげるかは18歳、20歳、22歳となっていることがわかります。
では、なぜこの年齢なのか?
それはお年玉が目上の方から目下の方へ渡すとされている物だからです。よって大人の仲間入りと認識されたタイミングがお年玉のリミットとなるようです。
お年玉は何歳まであげる?各年齢ごとの意見
次に、「お年玉を何歳まであげるか」が18歳、20歳、22歳と分かれているのは何故なんでしょう。
それをみんなの意見とともに、年齢ごとに詳しく見ていきます。
18歳まであげる
お年玉は18歳まで、とする意見は次の通りです。
- 私は姪っ子や甥っ子には、18歳まではあげようと思っています。いちおうは大人の年齢でしょうから、そこからはあげないと思います。
- 基本的には、高校までの18歳だと思います。しかし、世の中には色々な人がいて成人しても貰っている人もいます。18歳以上になると、お年玉をあげる人の考え次第ですね。
- 一般的には18歳(高3)までだと思います。俺の周りでは20歳以上で貰っている人はいません。
- うちは高校三年生までという取り決めにしてます。
引用:Yahoo!知恵袋
「お年玉は18歳まで」というのは「高校を卒業する歳まで」という事なんですね。
2016年からは18歳から選挙権を持つようにもなりましたし、この年齢で大人の仲間入りだからお年玉も卒業だと考える人が多いようです。
20歳まであげる
次はお年玉は20歳まであげるという方々の意見です。
- 母は、孫に対して19歳まで渡し、20歳のときは成人祝を兼ねて少し多めに渡しているようです。21歳からは渡していません。
- 家は親兄弟で決めていて20歳までです。年が明けて成人式を迎える年が最後のお年玉となります。
- 成人祝いも含め、多目にあげておしまい。でいいと思います。私も高校出てから働いていましたが、20歳までお年玉は貰っていました。
引用:Yahoo!知恵袋
20歳まで、つまりお年玉は成人するまでという意見でした。
確かに20歳で成人を迎えると広く大人と認められるので、適当な年齢だと感じますね。成人式も1月に行われますから、成人祝いを含めてお年玉を多めにあげるという意見にも納得です。
22歳まであげる
最後に、お年玉は22歳までとする意見です。
- 大学卒業したのが22歳あたりなのでそれに達したら終わりでした。
- 最高でも大学生までかなとおもうので、22歳くらい。
引用:Yahoo!知恵袋
22歳というのは4年制大学を卒業するまで、という意見でした。すなわち「学生のうちはお年玉をあげる」という意見なようです。
「お年玉は22歳まで」と明言する声より「お年玉は学生の間まで」とする声が多かったです。
以上がお年玉は18歳、20歳、22歳まであげるとするそれぞれの意見です。
「お年玉は何歳まであげるか」という考え方がそれぞれ18歳、20歳、22歳と分かれているのは、「何歳から大人なのか」という考え方が人によって違うからなんですね。
私が18歳までをおすすめする2つの理由
では、結局お年玉は何歳まであげるのがいいのか?
ここからが私がお年玉は18歳まであげることをおすすめする理由になります。その理由は以下の2つです。
- 18歳以降は進学や就職で地元を離れる場合があり、お正月に会えるとは限らなくなる
- 2022年から成人年齢が18歳まで引き下げられる
高校を卒業すると進学や就職で地元を離れる人も少なくないですよね。そうなるとなかなかお正月に都合を合わせることが難しくなる場合もあると思います。せっかくお年玉も用意しといてもタイミングが合わずに渡せない、なんてことも起き得ます。
また、20歳(成人する)まであげると言うのもタイミングが良いように思いますよね。
しかし、2022年からは成人年齢が18歳からになります(参照:政府広報オンライン)。公的にも大人と認められるわけですから、お年玉をもらう立場からしても「お年玉は18歳まで」となっても納得ができます。
これが私がお年玉は18歳まではあげることをおすすめする理由になります。以上のみんなの意見も踏まえながら、「お年玉は何歳まであげる」かを決める参考になればと思います。
ところでお年玉を何歳まであげるかは決まったけど、急にお年玉が貰えなくなって相手の子が戸惑ったりしない?そんな心配があると思います。なので、お年玉をやめるときの伝え方について解決しておきましょう。
お年玉をやめる時の伝え方
- お年玉をやめるときそれを相手の子に伝えたほうがいい?
- それとも伝えなくても大丈夫?
こんな疑問が浮かびますよね。
その答えは「伝えた方がいい」です。
正直、お年玉は何歳まで貰っても嬉しいもの。相手の子も「今年もおめでとうって貰えるかな」とワクワクしているかもしれません。よってお年玉を何歳まで貰えるか相手の子が知っていないと、残念な気持ちにさせてしまう可能性があります。
なので事前に「お年玉は何歳までだよ」と伝えてあげた方が、相手も子も戸惑わずに済みます。
では、その伝え方はどうしたら良いのでしょうか?このような意見がありました。
- お年玉を貰えるのは高校生までだよー、大事に使ってね!と言って渡しています。
- 「もう大人になるから今年で最後だよ」って明るく言えばいいと思います
引用:Yahoo!知恵袋
- 「お年玉は何歳まで」前々から伝えるパターン
- お年玉をあげる最後の年に伝えるパターン
があるようです。どちらにしても、お年玉を貰う立場の子は「お年玉は何歳までなんだ」という心積もりが出来ますね。
お年玉が最後になる年は卒業、成人、就職などの節目となる場合が多いので、その事についてのお祝いの言葉も添えるとよりスマートに伝えられそうです。
けれどお年玉をあげる相手が兄弟だったり従兄弟がいたり、複数いる方も多いですよね。そのような場合も「お年玉は何歳まで」と年齢で区切った方がいいの?
続いてはそのような場合のときはどうするかを解決していきます。
甥姪や子供に兄弟がいる場合はどうする?
お年玉をあげる相手が複数いると、兄弟や従兄弟など同じ立場同士でお年玉が貰える子と貰えない子が出てきます。
- そうなると貰えない年上の立場の子が可哀想じゃない?
- でも年下の子のお年玉のやめ時に合わせると、今度は年上の子のお年玉の総額の方が高くなって不平等なのでは?
等々、考えたらキリが無いですよね。
なので結論、この場合でも「お年玉は18歳まで」とすることを私はおすすめします。
この場合の考え方については
- 学生かどうかで決める
- 一律年齢で「何歳まで」と決める
という2通りの方法があります。こちらについて対照的な2つの意見がありましたのでご紹介していきます。
我が家ではお年玉は社会人になるまで、です。大学生でも社会人になっていないので成人になっても渡しています。大学卒業したら(医学部でも)お年玉も卒業です。
引用:Yahoo!知恵袋
対して、このような意見。
学生だとまだ欲しいだろうなって思いますけど、高卒で働く子、専門に進む子、大学に進学する子、院まで進む子など、甥や姪が多いと「年齢」で区切りをつけるしかないと判断しました。
引用:Yahoo!知恵袋
前者が「学生かどうかで決める」という意見、後者が「一律年齢で何歳まで」とする意見です。
確かに学生のうちはアルバイトはできるとはいえ、学業が本分ですから前者の意見のようにお年玉を渡してあげたいという気持ちになりますよね。
しかし後者の意見のように、渡す相手の子によって進路は様々です。例えば以下の様なケースもあります。
お年玉、難しいですよね。
うちの親戚は「学校を卒業して社会人になるまで」というオキテがありました。
(中略)
また、子供達の年齢が違うので、うちの親戚の法則だと、
24歳(院生)、23歳(社会人一年目)、
23歳(高卒引きこもり)、21歳(専門卒結婚出産)
19歳(高卒社会人一年目)、
高校生3人、中学生3人、小学生1人、いとこの子供0歳、1歳という内訳に。
23歳社会人一年生を例にとると、
23歳社会人が、自分のいとこ達に自腹であげなくてはならないお年玉
→24歳院生 1万
→23歳引きこもり 1万
→21歳2人の子持ち 子供2人に合計1万
→高校生3人 3万
→中学生3人 3万
→小学生 5千円
合計9.5万です。
(中略)
うちの親戚の院生24歳は、年下の大卒や高卒のいとこ達から数万貰っていますが、
「院が忙しくてバイトもできないし、ここが唯一の稼ぎ場所。さんきゅ」という感じです。
親戚の皆さんと、しっかりお話し合いして下さい。
引用:Yahoo!知恵袋
社会人1年生がお年玉で9.5万円も支出するのはもの凄い負担ですね!
正直、我が家でも無理です。家計が火の車どころの話じゃありません。
この方のケースの場合はお年玉の金額が相場より高い設定になっていますが、相場通りの金額設定だったとしてもお年玉を渡す人数が多いとそれなりの金額になってしまいますね。
なのでやはり、兄弟や従兄弟がいる場合も一律「お年玉は18歳まで」とするのが混乱や不平等が発生せず、経済的負担も軽減されると思います。
一方でこのような意見も。
姪っ子も甥っ子も二十歳を少し過ぎたところですが、かわいいので、今でもお年玉上げています。
そういう私は40代半ばですが、私の叔母·叔父にすれば未だに私がかわいいらしく、お年玉いただいております..。
現金じゃない年もありましたが、何かしらもらいます。
遊びに行くといつもとても喜んでくれて、お年玉というよりも、なにかにかこつけて、なにかしてやりたいと思ってくれてるようです。
引用:発言小町
このように、特別な物なのでお年玉は何歳まででも渡してあげたいという意見も少なからず見受けられました。
必ずしもお年玉を卒業しなければならないという決まりは無いので、渡してあげたい気持ちが強ければ「お年玉は何歳まで」に囚われず渡してあげるのも有りだと思います。
お年玉とはあげる側が「新しい年を元気に過ごせますように」という気持ちを込めて渡してあげるものです。お年玉としてお金と一緒に気持ちを伝えるにせよ、お年玉を卒業して大人になった事を祝福するにしても、お年玉を受け取る立場の方からすれば嬉しい事です。
ここまでの調べで、お年玉が自身の負担にならないようにするのが気持ちを伝える上で一番大事なことなのだと私は感じました。
そんな気持ちと共に頂いたお年玉。集まると通常のお小遣いよりも、うんと高い金額になりますよね。歳の小さい子にまるっと全部預けてしまうのは金銭感覚が狂ってしまいそうで避けている方も多いと思います。
でも、一般的にお年玉は何歳まで親が管理しているのでしょうか?
お年玉は何歳まで親が管理する?
子供1人に対してお年玉を渡す立場の人は祖父母、両親、叔父叔母と複数人いるという人も多いですよね。それらのお年玉を合計すると「大人のお小遣いより多いんじゃない?」なんて額になることも。
子供が1度にたくさんのお金を手にすると、お金の価値が分からなくなってしまいます。
では一般的にお年玉は何歳まで親が管理しているのでしょうか?こんなデータがあります。
引用:明光義塾「あなたはお子さまがお金(お年玉)を管理するのは、いつからが適切だと考えますか?」
こちらを見ると、お年玉を子供が管理するのに適切なのは中学1年生からが一番多い結果となっています。つまり小学6年生、12歳まではお年玉は親が管理しているという事になりますね。
ではその管理の仕方はどのような方法があるんでしょうか?以下からは
- お年玉の総額の平均は?
- 親が管理する場合の方法
- 子供が管理する場合の方法
- お年玉の使い道は?
について紹介していきます。
お年玉の総額の平均は?
一体子供1人当たりいくらくらいのお年玉を貰っているんでしょう?知るぽと 金融広報中央委員会による調査結果を元に表にまとめてみました。
小学校低学年 | 10,000円 |
小学校高学年 | 10,000円〜20,000円 |
中学生 | 10,000円〜50,000円 |
高校生 | 10,000円〜50,000円 |
中学生以降になると金額に開きがあるものの、子供にとっては大金ですね!特に小学生未満の子に全額預けてしまうのは怖い額です。
では、親が管理する場合はどのような方法があるのでしょうか。
親が管理する方法
この場合の方法は大きく分けて2つありました。
- 現金のまま預かり、必要に応じて渡してあげる
- 銀行通帳に貯金をする
ては中身を詳しくみて行きます。
現金のまま預かり、必要に応じて渡してあげる
そのままになりますが、現金のまま親が預かって子供が使いたい時に必要に応じた額を渡してあげる方法です。
「何が欲しくて金額はいくらなのか」をちゃんと相談できるので、無駄遣いが無いか親がしっかり把握できますね。
銀行通帳に貯金をする
頂いたお年玉を銀行通帳に貯めてあげる方法です。子供が自立する時や車を購入する時などの節目にその通帳を渡してあげるという方が多いようです。入金時に子供と一緒に行えば、銀行の仕組みを学ぶ社会勉強にもなりますね。
ちなみに銀行印ですが、ネットでも購入が可能です。
こちらは誕生月によって違う石がはめ込まれた印鑑です。通帳を渡してあげる時に印鑑も一緒に渡すので、こういったものだと特に嬉しいと思います。
こうして親が管理する場合の方法は子供のお金の行方を親が把握できますが、子供に管理を任せる場合はどうしたら良いのでしょう?
子供が管理する方法
子供がお年玉のお金を管理する場合は、圧倒的に「お小遣い帳をつけさせる」方法を選ぶ人が多いようです。
お小遣い帳は「何にいくら使ったか」「残金はいくらか」を子供自身がしっかり把握できますし、親もお小遣い帳を見せてもらえば一目で把握ができます。
また今はアプリでも支出の管理が出来るものもあります。一例として紹介動画を載せておきます。
お小遣い帳もアプリも、いろいろな種類のものがあるので子供にあったものが見つけられると思います。
金銭感覚を培う意味でも、やはり子供のお金の使い道は親が把握できる方法で管理を任せたいですね。
ところで子供達はお年玉を何に使っているんでしょうか?
お年玉の使い道は?
気になる子供たちのお年玉の使い道。親としては無駄遣いはして欲しくないけれど、、、一体何に使っているんでしょうか。こんなデータがあります。
最も多い使い道は「玩具やゲームに使う」次に僅差で「貯金」とあります。
貯金をする子が意外と多くて驚きました!堅実な子が多いんですね。
玩具やゲームに使うのも、1年に1度のお年玉ですから納得です。
何かを買わなければお金の価値について考えることはできないので、親と子でよく相談しながらお年玉を使うのが理想ですね。
【まとめ】お年玉は何歳まであげる?
では、ここまでの事をまとめていきます。
- お年玉は18歳まであげるのがおすすめ
- 兄弟や従兄弟がいる場合も同様に18歳までがおすすめ
- 親がお年玉を管理するのは12歳まで
お年玉を卒業するのは貰う立場の子にとって少し淋しい事かもしれません。しかしそれは大人になる一歩を踏み出した証拠です。その1歩を祝福してあげて、明るいお正月が迎えられるといいですね。