こんにちは、3歳男児、1歳女児の母ななみです。甥姪7人のお年玉で毎年頭を悩まします。
子供の頃はあんなにドキドキわくわくしたお年玉。でも大人になると悩みの種になってしまうから悲しいもの。
私は息子と同い年の姪がいるのですが、姪に渡したお年玉の額より息子が貰ったお年玉の額の方が多く入っていて「しまったー!」と時間を巻戻したいくらいの失敗をした事があります。
お年玉は親戚付き合いの一環でもありますし、「何か失敗してしまったら1年間印象が悪いままかも…」なんて思うと余計にプレッシャーがかかってしまいますよね。
そこで気になるのがみんなのお年玉事情。この記事では一般的に
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- お年玉は何歳からあげているのか?
- お年玉をあげる時の相場は?
- いつからお年玉をあげる立場になる?
を徹底的に調査しまとめました!
お金の代わりに喜んで貰える品やアイデア等も同時にまとめてありますので、なんの憂いもなくお正月を迎える為の参考にしてみて下さい!
特に1歳児にどうするべきなのかがわからない…という方はこちらへどうぞ。
もくじ
お年玉は何歳からあげればいいの?
結論から言うと、
お年玉は0歳からあげるというのが一般的な意見です。
でもどうして産まれたばかりでお金の使い方が分からない赤ちゃんのうちからお年玉をあげるのか?
それはお年玉の由来からきています。
お年玉の由来は?
ざっくり言うとお年玉は
「お供えして神様の魂が宿った鏡餅。それを1年間の生きる力を頂く為に、年始に家長が家族に分けて食べていた」
のがそもそもの起源だそう。
それは「御歳魂(おとしだま)」又は年の初めの賜物(たまもの)なので「歳賜(としだま)」と呼ばれていたのだとか。よってお年玉には目上の方から目下の人への新年のお祝いの贈り物、という意味があります。
新年のお祝い事だから、産まれた0歳の時から「新しい年を元気に過ごせますように」と気持ちを込めてお年玉を渡してあげるんですね。
ただのお小遣いでは無かった上に、思ったより奥が深くてびっくりした私です。
由来からしてお年玉は0歳からあげるのが一般的。
とは言え、お正月は地域や家族ごとに風習が違ったりしますよね。するとお年玉を何歳からあげるのかも違いが出るかも、、、そんな時はどうしたら良いの?
お年玉を何歳からあげればいいか迷ったときには
一般的にはお年玉は0歳からあげるのが基本とは言え、実際には家族ごとの風習に従うのが最適解です。でもその場合は何歳からあげるのがいいの?
そう迷った時に2つの解決法があります。
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- 親族間でルールを決める
- お年玉をあげる準備はしておく
では解決法の中身を詳しく紹介します。
1.親戚間でルールを決める
お年玉のやりとりで一番多いのが親戚の間ですよね。その親戚間で予め「お年玉は○歳から渡し始める」というルールを作っておくと安心です。
2.お年玉をあげる準備はしておく
ルールを決めるにしてもお年玉はお金の事なので「ちょっと言い出だし辛いな」という方もいると思います。そんな時は相手の出方を伺う作戦!(笑)
相手から頂くことがあれば、こちらからも相手の子に準備しておいたお年玉を渡す作戦です。
実際に上記の2つを実践している方々の声はこちらです。
- ルールを決めると、ゴタゴタしないので楽ですよ。
- うちは親戚感でルールを決めてます。不平等もなくなるし。
- 親族の集まりで、周りに合わせて、あげます。子供が多くて、把握しきれないので。
- 自身にお子さんがいるのなら頂いたら渡せばいいと思います。相手にその気が無い場合もあるので。
引用:Yahoo!知恵袋
実際の意見は親戚間でルールを決めておくというのが多かったです。確かにルールが決まっていればその後も悩む事は無くなるので助かりますね。それがちょっと難しい場合でも、お年玉をあげる準備はしておけばどんな場合でも対応できるので安心です。
これで家族ごとに風習が違う場合でも対応ができますね。
しかしもっと細かく、甥っ子や姪っ子、お孫さんなどお年玉をあげる相手は分かれます。それぞれの相手によって、お年玉を何歳からあげるのかも分かれたりしないの?その事についても調べてみました。
甥っ子・姪っ子、孫の場合には対応は変わる?
調査の結果、相手が甥っ子や姪っ子、お孫さんの場合だとお年玉は0歳からあげるのが最も多いことが分かりました。
ただ、自分の子供にお年玉をあげる場合だと少し対応が変わるようです。
引用:住信SBIネット銀行株式会社~お年玉に関する意識調査 2019~お年玉をあげる年齢
こちらを見ると、お年玉を渡し始める時期は
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- 自分の子へは小学生からが最多。次点で0歳から
- 甥や姪には0歳からが最多。次点で小学生から
になっています。
自分の子供へお年玉をあげる年齢は、甥っ子や姪っ子の場合と比べて高い傾向があるようです。
この理由として
「お金の使い方を覚えてから渡したい」
「頂いたお年玉の管理の方が大事」
という理由がみられました。
また、お孫さんへのお年玉は以下のような声が多く聞かれました。
- 幼い孫を、もっています。幼い孫へのお年玉は、育児支援の意味合いが強いので「何か、いいものを買ってあげてね」と、言葉を添えて、渡されると、よいと思いますよ
- 産まれた年から、あげてますよ
- 昨年子供が産まれました。今年が初めてのお正月の私の娘。おじいちゃんおばあちゃんから、お年玉頂きました
引用:Yahoo!知恵袋
お孫さんへもお年玉は0歳からあげる(貰う)という意見が圧倒的に多かったです。特に幼い子へのお年玉は育児支援の意味合いが強いという意見には親として頭が下がる思いです。
整理すると
- 甥っ子や姪っ子、孫へはお年玉は0歳からあげる
- 自分の子へはお年玉は小学生からあげる
と親戚の子か自分の子供かで対応が変わるようです。
これでお年玉は何歳からあげれば良いのか、風習や渡す相手が違っていても対応できますね!
でも続いて疑問に思うのがお年玉っていくら包めばいいの?正直みんながどれくらい包んでいるのか知りたい、、、次はそんな気になるお年玉の相場について調べてみました。
お年玉をあげる時の相場は?
お年玉に包む金額って正直他人には聞き辛いですよね。でも知らないと他の人との差額が発生してしまう不安が。しかも年齢毎に相場も変わるだろうし、どうしたらいいの?
この疑問についても、参考になるデータをもとに解決していきます。
引用:住信SBIネット銀行株式会社~お年玉に関する意識調査 2019~ お年玉をあげる相手×金額
こちらがお年玉をあげる年齢ごとの相場です。少し見辛いので上のデータを元に表を作ってみました。
0歳〜小学生未満 | 1,000円未満 |
小学校低学年 | 1,000円〜3,000円 |
小学校高学年 | 3,000円〜5,000円 |
中学生 | 5,000円〜10,000円 |
高校生 | 10,000円 |
大学生・専門学校生 | 10,000円 |
これを見るとお年玉の相場は段階的に数千円ずつ上がっていって、上限は10,000円とする人が多いようです。10,000円以上のお年玉をあげる方は少数派でした。
実際にお年玉をあげる(貰う)立場の方々の意見は以下の通り。
- 高校生です。中学の頃は祖母、祖父から5000円。高校で10000円をもらいました。金銭感覚を壊さない為の、年齢相応の額ですね。
- 甥や姪の場合長期に渡るので、一気に高額は避けるべきです。小学低学年なら2000円でもいいくらいですね。
- うちは年齢で金額をあげていくことにしていて、幼稚園入園までは500円でしたね。幼稚園は1000円、小学生は3000円中学生5000円くらいで考えています。
- うちは相場など考えるのもめんどくさいので何歳であろうと一律5000円。
引用:yahoo!知恵袋
一気に高額は避けるべき、何歳であろうと一律の額、というのは参考になりますね!
金額については概ね相場通りの方が多数。中には50,000円以上の高額のお年玉をあげるという方もいました。ど庶民の私には目玉が飛び出る額です!でもそういった方はごく少数派の模様。
小さな子へはお年玉の代わりにこんな品が喜ばれる!
けれど相場はそうとしても小さい子にお金を渡すのはどうも違和感がある、という方もいると思います。そんな時はお金の代わりに贈り物をするのも手です。
そこで
- 赤ちゃん
- 未就学児
- 小学校低学年
の3つの立場ごとにお金の代わりに喜ばれる品をご紹介します。
赤ちゃんの場合
- オムツ、お尻拭き等の消耗品
未就学児の場合
- お菓子の詰め合わせや洋服(ただしアレルギーの有無や服のサイズに注意!)
- 絵本
小学校低学年の場合
- 文房具や可愛いシール、流行りのキャラクターグッズ
小学校高学年以上になると自分で欲しい物が出てくるので、やっぱりお年玉が一番喜ばれるみたいです。
私も息子と娘が0歳の時はお年玉にドンッとオムツを頂いてました。
気遣いが嬉しかったですし、あり過ぎて困る物ではないのでとても助かりました。
さてここまでで
- お年玉は何歳からあげるのか、
- お年玉の相場はいくらなのか
が分かりました。
では、どのタイミングから自分もお年玉をあげる側になるのでしょうか。
お年玉はいつからあげる立場になる?
自分がお年玉をあげる立場になったのかどうか意外と難しいですよね。まだだと思ってたのに急かされたり、まだいいのに!なんて恐縮されてしまったたり。
そこで調べてみたところ、お年玉をあげる立場になるタイミングは大きく分けて次の3つになる事が分かりました。
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- アルバイトを始めてから
- 就職して社会人になってから
- 結婚して家庭を持ってから
では詳しく見ていきます。
1.アルバイトを始めてから
高校生や大学生生になると始める人も多いアルバイト。その収入を得るようになってからお年玉をあげ始める、という人が一定層いるようです。
ただ学業をしながらのアルバイトなので必然的に収入が少なくなりますよね。そういった場合は相場より低い値段でも充分である、又はあげなくてもよい、という意見がお年玉を頂く立場の方から多く見られました。
2.就職して社会人によってから
このタイミングでお年玉をあげる立場になる方が多数派でした。社会人になりお年玉をあげると大人になった実感が改めて湧きますよね。
3.結婚して家庭を持ってから
結婚して家庭を持つと必然的に親戚付き合いも増えます。その一環としてお年玉をあげる立場になった人も多数いました。こちらの場合は相場通りの額のお年玉をあげたいという思いの人が大半でした。
お年玉は何歳からあげる立場になるのか具体的な数字はありませんでした。収入を得たり家庭を持つようになったり、広く大人と同じ立場であると認識されるタイミングでお年玉をあげる立場になる模様。
またお年玉をあげる立場について調べていると「お年玉は気持ちなので収入に見合った額を渡せば良い」との声がよく見られたのが印象的でした。
「収入に見合った額を渡せば良い」とはわかりつつも、自分だけ少額だととても気になりますよね。そんなときにはより気持ちが伝わるお年玉の渡し方をして乗り切りましょう。
こんなものも喜ばれる!気持ちを伝えるお年玉の渡し方
お祝い事であるお年玉。やっぱり気持ちが一番大事!そこで喜ばれるお年玉の渡し方を、
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- 手作りで気持ちを伝える!ポチ袋の作り方
- ユニークなポチ袋で喜んで貰おう!
この2つにまとめました。
きちんと気持ちを込めてお年玉をあげたいという方も是非参考にしてみて下さい。
1.手作りで気持ちを伝える!ポチ袋の作り方
お年玉といえばポチ袋。そのポチ袋、実は自作が出来てしまいます。
詳しい作り方の動画を3つご紹介。
どれも可愛いですね!手作りだと頂いた側も特別感があって喜びもひとしおです。
2.ユニークなポチ袋で喜んで貰おう!
ちょっと変わったポチ袋で渡すと印象深くなります。さらにスーパーなどではあまり見かけないポチ袋は「わざわざ探してくれたんだ!」と感激されること間違いなしです。
以下がユニークなポチ袋おすすめ3つ。
またポチ袋とは違いますがこちらのコインケースで100円玉でお年玉をあげるアイデアも!
ガチャガチャや100円ゲームが好きな子は確実に喜びます。いくら使ったか可視化できるのもいいですね。
私には3歳の男児がいるのですが、次のお年玉はこのコインケースに1,000円分入れて渡してあげてお金の使い方の練習を始めようと思っています。
使い道はガチャガチャ一択になりそうですが、、、(笑)
最後にちょっと注意。
お年玉は目上の方から目下の方に渡す物なので、上司のお子さんに渡す場合は「文具代」や「図書代」等と名目を変えて渡した方が失礼に当たりません。
また、お年玉はお祝いの気持ちなので喪中の家庭には「お小遣い」とやはり名目を変えて渡してあげた方がいいでしょう。
【まとめ】お年玉は何歳からあげる?
では今回の内容をまとめます。
- お年玉は由来からしてお祝い事なので、基本的に0歳からあげる
- お年玉の相場は1,000円から始まり10,000円まで年齢毎に上がっていく
- お年玉をあげる側になるのは収入を得たり家庭を持ったタイミングで
- お年玉は気持ちが大事
新年のお祝い事であるお年玉。渡す側にとってはちょっと悩みの種ではありますが、子供達には楽しみの1つです。なんの心配もせずお年玉を渡してあげて、子供達の喜ぶ顔が見れるお正月にしたいですね。