海水浴 お盆 ダメ 危険 理由 クラゲ

ゆーままゆーまま

こんにちは。海なし県に生まれたせいか海を見るとテンション上がりっぱなしのゆーままです。

夏と言えばキンキンに冷えたビー…、い、いや海ですよね!海水浴って楽しいですし、夏って感じを満喫できますよね。

けれどやっと取れた休みがお盆休みだと、昔からお盆に海には入っていけないと言われているし、海水浴に行くのをためらってしまいませんか?

ご先祖さまの霊が海にいるから?という言い伝えだけでなく、なんとなくこの時期、海水浴場での事故のニュースが多くなるような気もします。

気味が悪いし怖いしなので私は避けたいのですが、旦那や子供が「大丈夫!」「行きたい!」と言って聞きません。

そこで、

  • なぜ、お盆の時期の海水浴はダメだと言われているのか?
  • 世の中の家族は実際にお盆の海水浴は避けているのか?または意外と気にせず楽しんでいるのか?

を中心に徹底調査したので、ご紹介します。

旦那と子供を論破し、お盆での海水浴を阻止できたことは言うまでもありません。


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なぜ、お盆の海水浴はダメなのか?5つの理由

結論から申し上げます。

お盆の海水浴がダメな理由は次の5つです。

  • 先祖のが帰ってきているから
  • 海にはが集まりやすいから
  • 水難事故が多く起こっているから
  • 海が荒れる時期だから
  • クラゲが大量発生するから

では詳しくみていきましょう。

先祖の霊が帰ってきているから

帰省シーズンでもあるお盆ですが、お盆というのは先祖や亡くなった方が浄土から地上に戻ってくる時期だといわれています。簡単に言うとあの世からこの世に里帰りする時期な訳ですね。

そして、再び浄土(=あの世)に戻る時に海を泳いで帰ると言われているのです。この時に生きている人が泳いでいると、生きている人も一緒に連れて帰ろうとして足を引っ張られるのだそうです。

特に誰からも供養されなかった霊は、寂しさのあまり誰かを引っ張り込んで、海を渡って帰るそうです。

いや、めっちゃ迷惑。

海には霊が集まりやすいから

「霊は水辺に集まりやすい」という法則をご存知でしょうか。

河原や池のほとり、海沿いの公園などは「霊が集まりやすい場所」と言われます。「霊が出る」と噂が立ち、心霊スポットとして有名になっている場所が全国各地に存在します。

実際、「霊は水辺に集まりやすい」というのは霊能者の見地からも事実だそうです。霊体は水辺に引き寄せられ、そこに留まる性質を持ちます。

なぜ、水辺には霊が集まりやすいのかというと、次の3つの理由があります。

  • 不浄霊は渇きを覚えているから
  • 水そのものに陰の気が宿っているから
  • 川や海は異界に近い場所だから

確かに、ご先祖さまは海を泳いで帰るそうですし、水辺はそういう場所でもあるのかもしれません。

参照:幽界便り

ゆーままゆーまま

「霊能者の見地からも事実」っていうのはインパクトありますね。

水難事故が多く起こっているから

お盆の時期になると、海や河川での死亡事故のニュースを頻繁に目にするようになります。

一年の中で最も暑い時期にあたるので、最も多くの方が海水浴・川遊びを楽しまれる時期でもあります。なので、最も水難事故が多く起こるタイミングというのも当たり前といえば当たり前。

加えて、お盆の時期から以下のような海の変化が起きるため、余計に水難事故につながりやすくなります。

クラゲが大量発生するから

海の水温は地表よりも上がる時期が遅く、ちょうどお盆の時期になると水温が上がります。この水温の上昇が、クラゲが大量発生する原因になります。

また、子どものクラゲが大人のクラゲに成長する時期がお盆の時期にあたります。

毒のないクラゲも多いのですが、中には猛毒をもつクラゲもいますのでお盆の時期の海水浴は危険が伴います

海が荒れる時期だから

お盆は、土用波という夏の土用に発生する大波が来る時期で海が荒れやすい時期にもなります。

この土用波は遠洋で発生した台風に影響された大波が原因で起こります。この波にのまれて流されてしまう事もあり、お盆の時期の海は非常に危険です。

大波が来るということは、引きの強い流れも同時に生まれます。これを「離岸流(りがんりゅう)」といって、海岸の波打ち際から沖合に向かってできる流れのことを指します。

離岸流が発生すれば膝くらいの深さでも巻き込まれて引っ張られてしまうことがあります。危険の大きい流れです。この引っ張られる感覚が、霊に足を引っ張られたかのように感じるのかもしれません。

 

このように色々な理由が重なって「お盆の時期の海水浴は危険なので入ってはダメだ」と言われています。


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みんな本当にお盆の海水浴を自粛しているのか?

なぜ、お盆の海水浴がダメだと言われているのか、その理由はわかりました。

しかし、とはいえですよ。「そんなに危険を侵さなければ海水浴を楽しめるのではないのか?」という想いは残ります。

そこで、

  • 本当にみんな自粛しているのか?
  • 案外うまく気をつけて楽しんでいるのか?

を参考までにみてみましょう。

関係ない!行く派

・お盆休みは遠方デートに最適

 

・お盆に海水浴はダメという言い伝えをそもそも知らない

 

・お盆に海水浴がダメと言われていることを知ってて行く

お盆に海水浴に行く派の人たちは、お盆だから気をつけようという意識も特になく、純粋にお休みシーズンの海水浴を楽しんでいる人たちでした。

では、どんな人がお盆の海水浴を避けるのでしょうか。

ダメでしょ!行かない派

・海水浴の聖地でもやはり避ける

 

・クラゲがすごくて海水浴どころではない

 

・海と接する生活をする人ほど、お盆の海は避ける

知識がある、海辺に住んでいるなど、海に詳しい人ほど、お盆の時期の海水浴は避けるようです。

 

やっぱり、ちゃんとわかっている人は避けているんですね。お盆に海水浴に行く人たちは、深く知らずにただただ楽しんでいる人が大半のようです。

では、「お盆過ぎ」という言葉があるように、お盆がはじまったらもう海水浴は楽しめないのでしょうか?

  • ダメなのはお盆期間中だけで、お盆明けたら海水浴OK!

ということにはならないのでしょうか?


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「お盆に海水浴はダメ」は、いつからいつまで?お盆明けたらOK?

「お盆過ぎたら足引っ張られることもなくなるし、大丈夫かな^^」というのは、大きな間違え。

確かに皆さま浄土に戻られるので一安心ですが、お盆の時期から山場を迎えるクラゲの大量発生は、お盆を過ぎてもしばらく続きます(10月頃まで)。

また、お盆明けからは台風シーズンに入ってきます。台風直下であればもちろん海は荒れます。しかし、それだけでなく、台風が遠方にあれば土用波も発生します。つまり、お盆明けからますます海が荒れる日が多くなります。サーフィン上級者のみが楽しめる世界です。

よって、「お盆に海水浴はダメ!」の効力はいつからはじまって、いつまで続くのかというと、お盆の頃からはじまって、そのまま台風シーズンが過ぎて、クラゲも落ち着く10月頃まで続くということになります。終わった頃には、寒くて海水浴が楽しめないというわけですね。

「お盆を明けてもダメだなんて…。」

その気持ち、痛いほどわかります。

どうしても海に入りたい!という場合には、海水浴に潜むリスクをよく知り、ちゃんと対策を練ることで、お盆明けからも海水浴を楽しめるようにしましょう。

日本周辺にいるクラゲの種類、海水浴中の予防策

お盆を過ぎると大量発生するクラゲ。

ここでは国内の海で多くみられるクラゲの種類と、クラゲ対策について紹介します。なんとなくでも知っておけば、海水浴中に出会ってしまっても対処できます。

クラゲの種類

ミズクラゲ

ミズクラゲ お盆 海水浴

出典:沖縄美ら海水族館

刺されても痛みはあまりありません。

アンドンクラゲ

アンドンクラゲ お盆 海水浴

出典:日本大百科全書

海水浴で一番刺されるクラゲです。刺されるとチクっとする痛みがあり、刺された箇所がミミズばれを起こします。

アカクラゲ

アカクラゲ お盆 海水浴

水温14度以下を好むので、海水浴で刺される事は少ないですが周りにいないか注意しましょう。万が一刺されると強い痛みとミミズばれを起こし、まれにですが呼吸困難を招く事もあります。

カツオノエボシ

カツオノエボシ お盆 海水浴

出典:IRORIO(イロリオ)

こちらはクラゲではなく、ヒドロムシという生物の集合体です。きれいでぷにぷにしてて可愛いのですが、毒を持っています。刺されると強い痛みとミミズばれを起こし、アナフィラキシーショックを起こす事もありますので十分注意しましょう。

クラゲに刺されない為に!予防策

クラゲに刺されない為には次の対策を取りましょう。

  • ラッシュガードを着よう
  • クラゲ侵入防止のネットのある海を選ぶ
  • クラゲ除けの日焼け止めを塗る

詳しくみていきます。

ラッシュガードを着よう

クラゲ対策で気をつけたいのは肌を露出する事です。そこでラッシュガードを着用すると露出している部分が少なくなり、クラゲに刺される可能性を低く出来ます。

またラッシュガードは紫外線対策にもなります。日焼けが気になる方も着用しておくと良いですね。

クラゲ侵入防止のネットのある海を選ぶ

海水浴場によってはクラゲが侵入してこないようにネットをしてある場所もあります。クラゲが気になる方は遊びに行く海を選ぶとよさそうです。

くらげ除けの日焼け止めを塗る

本来であれば紫外線対策に塗る日焼け止めですが、中にはクラゲ除けにもなる日焼け止めもあります。

正直効果は十分とは言えませんが、塗らないよりはマシといえそうですね。


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お盆に海水浴をするなら気を付けるべき5点

海水浴 お盆 ダメ 危険 理由 クラゲ

クラゲなどに注意が必要な海水浴ですが、他にも次の事に注意が必要です。

  • 遊泳禁止の場所では絶対に泳がない
  • 離岸流に注意する
  • 飲酒後や体調不良、睡眠不足では入らない
  • 子供だけで遊ばせない
  • 気象情報を確認する

では詳しく紹介していきます。

遊泳禁止の場所では絶対に泳がない

遊泳禁止の場所は水の流れが速かったり、藻が多く足に絡む原因になったり、水温の変化が大きいなど、何らかの理由で禁止にしています。見かけ上で判断せず、絶対に泳がないようにしましょう

離岸流に注意する

離岸流とは沖へ流れる潮の速い流れの事で、離岸流に入ると沖に流されてしまう危険性があります。ヘッドランド(人口岬)や河口周辺に発生しやすいので注意しましょう。

飲酒後や体調不良、睡眠不足では入らない

よくアルコールを摂取して海に入る人も見かけますが、溺れたり怪我をする原因にもなります。海に入る時は飲酒を避け、また体調不良や睡眠不足の時には事故防止の為にも海に入るのは止めましょう。

子どもだけで遊ばせない

海は子どもが楽しめる場所である反面、事件や事故が多い危険な場所でもあります。お子さんからは絶対に目を離さず、子ども達だけで遊ばせないようにしましょう。

気象情報を確認する

海は台風などの影響を受けやすく、一見海水浴場が晴れていても遠方の台風の影響で波が高くなり、水難事故に巻き込まれてしまう事もあります。海に行く際には事前に必ず気象情報を確認し、悪天候が予想される場合は中止するなどして無理をしないようにしましょう。

このような注意点は、お盆の時期に限った事ではなく海水浴シーズンにも注意したいことです。また万が一、海上で事件や事故に巻き込まれた時には118番に連絡しましょう(海上保安庁につながります)。

ゆーままゆーまま

言うまでもなく、我が家も3人連れてクラゲやら波が心配なお盆の海に入るより、大きめのプールで目の届く範囲で遊んでくれると親も助かります…。笑

【まとめ】お盆の海水浴はダメ?その理由と人々の実態

海水浴 お盆 ダメ 危険 理由 クラゲ

ここまでお盆の海事情について色々とご紹介させて頂きましたが最後にまとめです。

1.     お盆に海に入らない方が良い理由は

  • 先祖のが帰ってきているから
  • 海にはが集まりやすいから
  • 水難事故が多く起こっているから
  • 海が荒れる時期だから
  • クラゲが大量発生するから

2.     実際、みんなお盆に海水浴を避けているかというと

  • 知識人や地元民は避けている
  • 何も知らないまたは夏しか海にいかないような人は気にせず楽しんでいる

海水浴は普段出来ない経験が沢山出来ますし、お子さんにとっても楽しい思い出になる事間違いなしです。しかし、事故や怪我の危険もあります。

お盆の時期に限らず、海水浴に行く時には細心の注意を払って楽しんでくださいね。


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