こんにちは。中3男子、小4女子のの父、よしです。
子どもが小学1年生になって数ヶ月が経った頃に、そろそろ働きに出ようかな、と考える方も多いと思います。
そんな時に気なるのが、『夏休みなどの長期の休みの時に、子どもをどうするか?』ですよね。
もし一人で留守番させることになったら、まだ不安!近くにおじいちゃん・おばあちゃんがいてくれたらお願いすることもできるかもしれませんが、そんな状況でなかったら、身の回りで利用可能な制度や環境を駆使して乗り切る方法を考えないといけません。
ウチも子どもが小学1年生になって奥さんがパートで働こうとした時、夏休みは子どもの預かり先をどうすればいいのかと悩みました。
そこで頼れる存在として出てくるのが「学童」。
この学童、果たして夏休みだけの利用ができるのか?徹底調査したのでご紹介します。
この記事を読み終わった頃には、夏休みに学童に預けられるのか、どうすれば良いのかがはっきりスッキリしているでしょう。
もくじ
夏休みだけ学童って入れるの? 料金は?
まず学童は、夏休みだけ預かってくれるものでしょうか?
結論からいうと、自治体や学童によって違います。自治体や学童によって仕組みが違うのです。
職員の方は親切な方がほとんどですので、気軽に尋ねてみる。これに尽きます。
親のネットワークで情報も廻りますが、やはり管轄の当事者に教えてもらうのが確実です。一般的には知らない制度や有効な活用方法を教えてもらえることもあります。
例えば私が住む街は、「夏休みなどの長期休みのみの利用も可能」でした、市のホームページにハッキリと案内が出ていました!
ただ申し込みは期限は、それぞれの休みの2ヶ月弱くらい前と決まっているケースが多いと思われます。こういう制度的なものは早めの情報収集が大事ですね!
利用の条件(親の勤務状況)や料金も、自治体によって体系が異なるので、しっかり確認してみましょう。
親がフルタイムで勤務しているかどうかや、上記の様な夏休みのスポットの利用ではなく通年での利用に限るなど、様々な条件があります。
また料金も、
- 月額4,000円~6,000円
に設定している学童が多い様ですが、相場としては
- 月額5,000円~15,000円
のあたりでしょうか。
さて、近くの学童に実際に問い合わせてみるのが大事だということを確認しました。
では、もし地域の学童が夏休みの利用ができない時はどうしたら良いのでしょうか。
夏休みだけの利用が不可の場合
夏休みだけのスポット利用ができない場合、皆さんはどうしているのでしょうか!?
ネットでも同様の相談は多く、また先輩方が良い方法を教えてくださっていますのでご紹介します。
①通年での利用を検討してみる
フルタイム勤務ではなくパートタイム勤務で1日に3~4時間と短い時間で働くケースでも、学童によっては年間を通しての利用が可能な場合があります。
逆にこれを利用して、夏休みだけ学童に行くのではなく、通年で行くとにして、学校のある時期は働く時間を少し長くするなど、生活スタイルを変えることができるかもしれませんね!
②児童館を利用する
申し込みはなく、無料で利用できます。子どもたちに遊びの指導をすると共に、安全な放課後の居場所を提供し、スポーツ・文化・情操活動を通して成長を促す施設です。
食事は自宅で摂ることになるので、自宅での食事などの対応と児童館の利用は上手く組み合わせて、子どもにも自分でできることを増やしてもらって、成長に繋げる工夫をしてみましょう!
③短期の習い事をする
塾や英語、スポーツクラブなどで子ども主体の活動を入れて夏休みを過ごしてもらうケースです。親が不在の時間帯を全て埋めるのは難しいかもしれませんが、ずっと家で留守番をしてもらうのより、子どもも有意義な時間を過ごせ、また良い体験になる様です。
④私設の学童を利用する
公営ではないので利用料金が高い場合もありますが、イベントが充実していたり、遅い時間まで見てくれる学童もあり、民間ならではのサービスが特徴です。
⑤両親が近ければ頼る
実家が遠方だと両親に頼めませんが、近くにお住まいの場合、夏休みの間だけなど助けていただいてもいいかもしれません。おじいちゃん、おばあちゃんも、かわいい孫と触れ合えて喜んでくださる方もいます。
また子どもは、親とは異なる世代の方の話で新たな知識になることもあるでしょう。気安く助けていただけそうな場合は、自分たち両親と子どもにとっても良いことなのかもしれません。
自治体によりけりなのでまずは問合せを!
ということで、学童については、利用条件や料金などは、自治体や学童によって異なります!
利用を検討されるのであれば、少しでも早めに問い合わせをすることをお勧めします。
通年利用での申し込みなどは、前年度の早い段階(半年前など)と申し込みの期間が決まっているところもあります。特に都市部では、学童を利用したくても定員がいっぱいで入れない「待機児童」の問題も発生しているところがある様です。
とにかく、早めのお問い合わせを!
ところでそんな学童ですが、利用することの子どもへの影響について心配に思われる方もいらっしゃいますよね。学童の利用って、子どもにとってはどうなのでしょうか?
夏休みも学童はかわいそう? そんなことない!学童のメリット
学童の利用を考えていらっしゃる方の悩みとして、「小さな子を学童に預けることはかわいそうかも!?」と利用を躊躇される方も多いそうです。
果たしてそうでしょうか?
学童利用して良かった!という声を集めてみました。
規則正しい生活を送ることができる
学童の指導員が指導計画等に沿って生活指導や育成をしています。
集団での規則正しい生活は、社交性の習得なども含め、良い学びになるはずです。
毎日友達と遊べて楽しめる
学校でも一緒の友達や、他の年齢の子どもと過ごすため、常に遊び相手がいる状態で、子どもにとっては良い環境だったりするかもしれません。
近場の遠足などのイベントごとも!
学童ならではのイベントがあるので、家での限られた範囲の遊びよりも、豊かな経験になることも。
宿題や自由研究など友達と一緒にできる
友達と一緒に宿題や自由研究に取り組むことができ、習慣付けや、一人でするのとは違った発見や責任感が生まれるものです。
学童を利用することによる、プラスの効果もありそうですね!!
「学童だとかわいそう」ではなく、良い運営をされている学童であれば、使い方次第では「家庭環境では体験できないことができる」貴重な場でもあります。
【まとめ】夏休みだけ学童は利用可能?
夏休みのスポット利用ができるケースもあれば、通年でないと申し込みができない為に年間で申し込む方もいるなど、学童側の利用基準によって工夫しなければいけないケースもありますので、利用を検討するならば、早めに窓口へ問い合わせと利用する為の相談をしてみましょう!
- 諦める前に自治体や学童など、窓口へ相談してみる
- スポット利用ができない場合、通年利用にして、他の時期の働き方も変えてみる!!
- 学童を利用できない場合、他の選択肢を考えてみる
- 学童利用は、子どもにもメリットがある!!
利用できることになっても働くということは大変ですし、学童と生活の調整が大変だったり、色々と苦労することも多いと思います。考え方や環境の選択肢を広く持って、親も子どももハッピーな日々になるといいですね!!
古墳と自然に囲まれた奈良県在住、中学3年生サッカー男子、小学4年生テニス女子の父。趣味は写真(子ども・風景)と健康テニス。現在は、息子が小学生時代に入っていたスポーツ少年団の指導者を継続中。