赤ちゃん 寝かしつけ 抱っこしない ダメ

サトエツサトエツ

こんにちは。赤ちゃんの寝かしつけは抱っこせずに行っているサトエツです。

赤ちゃんの寝かしつけ、大変なイメージですか?それとも、親子の貴重な一時ですか?

『寝る子は育つ』といいますが、我が家の娘はとてもよく寝る子でした。そのおかげか、母子手帳にある発育曲線では、いつも色付き部分の上限ギリギリを攻めてました(笑)

ただ、抱っこをするには本当に重い!!

特に寝かしつけでの抱っこは長時間になることも…。夫に代わってもらいたいけど、「俺の抱っこじゃ寝ないんだよ・・・」と返却されてしまうことも度々ありました。

寝かしつけは、赤ちゃんとゆったり触れ合える一時でもあるけれど、少しでもラクで、誰でもできる方法があるなら知っておきたい

そんな思いで徹底調査した結果、いくつかのポイントを押さえるだけで、赤ちゃんが抱っこ以外の方法でも、お母さん以外の人とも安心して眠れるようになることがわかりました!

ここで紹介する方法を実践して、抱っこでの寝かしつけから解放されましょう!

なお、抱っこのしすぎで腰が痛い方は、早めにこちらをご確認ください。

【関連記事】抱っこしすぎて腰痛になった私が改善・予防の腰痛対策を徹底解説!


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赤ちゃんは抱っこされるのが大好き

本題に入る前に、前提として赤ちゃんにとっての抱っことはどんなものなのか?を確認しておきましょう。

赤ちゃんはお母さんの抱っこが大好きです。これはきっと疑いようがないですよね。

抱っこが好きな理由として、以下のようなことが言われています。

  • お母さんの心音が聞こえると安心する
  • 腕の中に包まれると安心する
  • 抱っこで揺れるとお母さんのお腹の中を思い出す

また、抱っこのようなスキンシップをとることによって、”幸せホルモン”と呼ばれる物質が分泌されて、赤ちゃんとお母さんやお父さんとの絆が深まります。

”幸せホルモン”の代表的なものは3つ。

  • セロトニン   →  心の安らぎに関与している
  • エンドルフィン →  一種の脳内モルヒネ(痛みを和らげる)
  • オキシトシン  →  愛情や精神的安心感のホルモン

スキンシップをたくさんとることで”幸せホルモン”がたくさん分泌されて、不安や恐怖感が抑えられ、精神が落ち着いたり、痛みが和らいだりします。

そして、この”幸せホルモン”を分泌させるのは、抱っこじゃなくてもいいんです

赤ちゃんとのスキンシップをしっかりとることで、赤ちゃんは安心して、幸福感を感じてくれます。

赤ちゃん寝かしつけの定番「抱っこ」がいいとは限らない

一般的に、赤ちゃんの眠りは浅く・周期が短いとされています。

赤ちゃん 寝かしつけ 抱っこしない ダメ

引用:FQマガジン

そのため、抱っこではスヤスヤ眠っていたのに、

  • 「ベッドに移そうとしたら泣いてしまった!」(背中スイッチ発動!!)
  • 「ちょっとした物音で起きちゃった!」(お父さん、帰ってくるタイミング悪いよ(泣))

なんてことが起こりがちですよね。

『いつも抱っこで寝ている』

裏を返すと『抱っこじゃなきゃ寝てくれない!!!』ってなっていませんか?

ダメ!抱っこで寝かしつけるデメリット

抱っこで寝かしつけをした時のデメリットは以下の通りです。

お母さんにとっての良くない点

  • 赤ちゃんの体重が増えていくと、重さで抱っこが辛くなる
  • 抱っこからベッド・布団への移動で目が覚めやすく、寝かしつけが長時間化しやすい
  • 寝るのに時間がかかる子は、抱っこする時間も長くなる
  • ”お母さんの抱っこでしか寝ない”となるとお母さんへの負担が大きい(交代できない)
  • 寝かしつけに時間がかかると”寝かしつけ”そのものがストレスになる

赤ちゃんにとって良くない点

  • 自分で寝る力が育たない

このように、長い目でみると「確実に寝てくれる」というメリットを上回るデメリットがあります。

赤ちゃんを抱っこ以外で寝かしつけるには?

赤ちゃん 寝かしつけ 抱っこしない ダメ

では、どうやって寝かしつけるのがいいのでしょうか?

まずは、寝ることの習慣づけが大切です。合わせて、抱っこ以外で赤ちゃんを安心させてあげましょう!具体的には次の6点です。

  1. 昼間の過ごし方を改善する
  2. お昼寝の時間を調整する
  3. 睡眠環境を整える
  4. 寝るときの動作を決める
  5. 寝かしつけグッズを使う
  6. その他

一つ一つ見ていきましょう。

①昼間の過ごし方を改善する

月齢に合わせた運動や日光浴をしっかりしましょう!

これはどの年齢になってもだと思うんですが、疲れてないと寝ません

ハイハイや、つたい歩きをするようなら、安全に配慮して出来るだけさせてあげましょう。まだ自分で動けないねんね期の赤ちゃんでも、買い物ついでに外に連れ出すなどして、家だけでは受けられない刺激を与えてあげましょう。

②お昼寝の時間を調整する

日中のお昼寝時間も大切です。

こちらは、わたしが参考にしていた「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」(著:清水悦子)にあるお昼寝時間の目安です。

朝寝

(9時頃から)

昼寝

(12時頃から)

夕寝

(5時までに)

生後2~4ヵ月 1時間 2時間30分 30分~1時間
生後5~6ヵ月 1時間 2時間30分 徐々になくす
生後7~8ヵ月 30分 2時間30分 なし
生後9~11ヵ月 30分 2時間 なし
1歳~1歳6ヵ月 徐々になくす 2時間 なし
1歳7ヵ月~3歳 なし 2時間 なし
4~5歳 なし 徐々にしなくなる なし

月齢に応じて、お昼寝の時間も徐々に短くなっていっています。夜なかなか寝ない場合には、この表を参考に、お昼寝時間を調整してみてください。

また、何時までにお昼寝を終えているかも重要です。夕方4時までお昼寝をしてしまった時などは、やっぱり夜はなかなか寝ません。

③睡眠環境を整える

寝るまでの一連の流れを決めて、赤ちゃんに習慣づけることも有効です

例えば、「お風呂→歯磨き→ミルク→ベッドへ移動」など、同じ流れを日々繰り返すことによって、赤ちゃんにも”寝る時間”を覚えてもらいやすくなります。

その時に寝室は暗く静かにする、パジャマなど寝るのに適した服を着せるなど、寝るための環境を整えてあげるのも大事ですね。

特に、「お風呂」と「明るさ」はとても重要です。

下図のように、眠る前に一度体温をあげておくと寝るのがスムーズになります。

赤ちゃん 寝かしつけ 抱っこしない ダメ

引用:お役立ちCLIP

一時期、娘が暗い部屋を怖がるので、娘が寝るまでは部屋を明るいままにして寝かしつけていた時期がありました(暗くすると泣くので)。

なんとか寝てはくれるのですが、娘も『眩しい』と感じてるらしく、頭まで布団かぶって寝てるし、時間もかかるし・・・でした。

お風呂でしっかり温まって、薄暗くした部屋で横になると、娘も(大人も)イチコロで寝てしまいます。

④寝るときの動作を決める

赤ちゃん 寝かしつけ 抱っこしない ダメ

人間は安心できる環境じゃないと、ぐっすり眠ることなんてできません。赤ちゃんも安心しながら眠りたいはずです。

  • 一緒に横になりトントンしてあげる
  • 腕まくらをしてあげる

など、抱っこ以外でも、赤ちゃんに寄り添い安心させてあげることは出来ます。

赤ちゃんは、大好きな人にくっつくだけでも安心感を得られます。

我が家の下の子たちは双子ですので、

  1. 一人を抱っこするともう一人が泣き
  2. 逆にすると降ろされたほうが泣き出す

の繰り返しになるため、抱っこで寝かしつけることはほとんどできませんでした。なので、わたしも一緒になって横になり、わたしの腕やお腹にこども達を乗せて寝ていました。

サトエツサトエツ

2歳になった今でもその方が安心するのか、乗ってきます…。さすがに重いです。

【関連記事】双子育児の寝かしつけ!ワンオペなら一周回って放置がおすすめ

体のどこか一部分でもいいので、くっついていると安心できるはずです。

寝るときの動作を決めた後で大切なのは、その動作をコロコロ変えないことです。

赤ちゃんが新しい動作に慣れるまでは、『抱っこがいいよ~』と泣いてしまうこともあるかもしれませんが、根気よく続けましょう。慣れてしまえば、赤ちゃんも安心して眠りにつけるはずです。

なお、寝かしつけにおっぱいをあげていて寝不足に悩んでいるという方は、こちらをご確認ください。

【関連記事】夜間断乳で寝かしつける方法とは?成否を分けるたった1つの考え方

⑤寝かしつけグッズを使う

赤ちゃんが安心できる寝かしつけグッズがあると、さらによいと思います。

  • お気にいりのぬいぐるみ
  • 手触りのよいタオルや毛布

これらは赤ちゃんの手や肌から安心感を与えられますね。

また、決まった音楽を聴かせてあげたり、絵本を読み聞かせるお母さんの声で安心させてあげるのもよいですね。

月齢が低い赤ちゃんなら、ビニールのガサガサ音がお母さんの心音に似ているので安心してくれます。

他にも、こんな便利な寝かしつけグッズもあります。

ぬいぐるみ+音楽や、ホームシアタ-で絵本を読んでくれるところは寝かしつけグッズならではですね。

 

 

 

また、寝かしつけに特化した絵本もあります。

 

「おやすみ、ロジャー」You Tube

 

このように、寝かしつけをサポートしてくれるグッズというのは色々あります。

寝かしつけがなかなかうまくいかない場合には、子供の性格や寝る環境などを踏まえ、寝かしつけの成功率を高めてくれそうなグッズを使ってみるのも手です。

⑥その他

「これが終わったらねんねだよ~」と声をかけていくのも大切ですね。習慣づけと一緒で、声掛けによって赤ちゃんに寝る時間を意識してもらいましょう。

また、まだ授乳の習慣のある赤ちゃんの場合は、授乳直後だと寝れない子もいるようです。

わたしの娘もそのタイプだったようで、授乳後はお腹がグルグルする(胃が活発になってる?!)様子がよくあり、落ち着くまでは寝てくれませんでした。

赤ちゃんの寝かしつけに関する書籍

赤ちゃんにたっぷりぐっすり眠ってもらうことと、寝かしつけは切っても切れない関係です。

寝かしつけについてもっと詳しく知るなら、これらの本もおすすめです!どれか一冊、自分に合いそうな本を読み込んで自分の子で実験してみると、寝かしつけの本質と効果的な方法が体感覚でわかるようになります。

 

 

 

 

以下の点は、どの本でも共通する部分です。

  • 赤ちゃんとのスキンシップで安心させてあげる
  • 昼間にたっぷり動く

タイムスケジュールの考えかたなどは、著者や方式によってちょっとずつ違ってくる部分なので、自分と赤ちゃんによりよい方法を探してみてもいいかもしれませんね。

【私の場合】赤ちゃんの寝かしつけは抱っこしないでしていた

我が家は、ご紹介した「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」をバイブルにしていました。

きっちり本の通りとはいきませんが、お昼寝の時間や生活リズムを意識して生活をさせていたら、娘は寝る時間にベッドに寝かせるだけで、コテンっと寝ていました。

成長して、体力がついてくると『コテンっ』とはいかなくなりますが、ベッドで一緒にゴロゴロしているうちに寝ていることが多かったです。

ただ、一緒にゴロゴロする時間があるとわたしも一緒に寝ちゃうんですよね。。。

サトエツサトエツ

赤ちゃんが寝てからしようと思っていたアレコレが、何も終わらないまま、翌朝を迎えてしまうことが度々ありました。

【まとめ】赤ちゃんの寝かしつけを抱っこ以外で行う方法

赤ちゃん 寝かしつけ 抱っこしない ダメ

最後に、赤ちゃんの寝かしつけを抱っこ以外で行うためのポイントをまとめます。

  1. 昼間は日光浴やお散歩をして出来るだけ体を動かす
  2. 月齢に合ったお昼寝時間にする
  3. 部屋を暗くするなど睡眠環境を整える、また、睡眠までの流れを習慣づける
  4. 背中をトントン、腕まくらをする、など寝るときの動作を決める
  5. 寝かしつけグッズをとりいれる
  6. 「ねんねだよ~」と優しく声掛けをする

毎日続く、赤ちゃんの寝かしつけ。

「寝てくれない~」と思うと辛い時間になってしまいますが、寝る前の一時を工夫して楽しむことで、赤ちゃんのスヤスヤ寝顔を見られる、お楽しみタイムに変えちゃいましょう!!


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