3人の子どもがいるサトエツです。半労半主婦として働いています。
保育園が決まり、働きはじめたお母さん方、家事・育児ってどうしてますか?どうしても子育てに関わる役割は母親が担うことが多くなりませんか?
『働き方改革!』とか言われてますけど、特に共働きのご家庭だと、お母さんが時間をやりくりすること多くありませんか?
わたしは、時間のやりくりで悩んでタイムマネジメントの本を読んでみたり、他の働くお母さんのタイムスケジュールを真似しようと探してみたりしました。
でも、それらは全て他のご家庭での例であって、我が家にピッタリ当てはまるものはないんですよね。なので、スケジュールだけを真似してみても上手くいくはずはなく・・・。
試行錯誤する中でわかった必要なことは、
- 子供とのわずかな時間をどんな風に過ごすか
- 時間をやりくりするためにできることは何か
でした。
このように、私が理想の1日を作り上げるために調査した情報、実践してみたコトを元に、フルタイムの共働きママパパが上手に子供とすごす方法、家事と育児をこなす方法を紹介します。
これを参考に、自分の『理想の1日』を作り上げてみてください。毎日がグッと楽になるはずです。
なお、これから小学生になるお子さんをお持ちの方は、こちらをおすすめします。
もくじ
フルタイムの共働き夫婦が子育てで大切にしたいこと
日々の生活で精一杯だと、子どもと接する時間もわずかなものになってしまいます。限られた時間しか子どもと過ごせない分、一緒の時間は大切にしたいですよね。
なんとか時間を捻出できないか工夫することよりも、まずは目の前の貴重な時間を大切にすることから始めましょう。
そのかわずかな時間を有意義なものにするために、子どもとの
- 会話
- スキンシップ
をよりよいものにするポイントをご紹介します。
子どもとのわずかな時間を大切にする5つのポイント
わずかな時間だからこその全力投球!日々の生活で実践できる子どもと過ごすときのポイントは次の5つ。
- お着換えやお風呂タイムを丁寧に!
- 遊ぶときはスマホNG
- 休日はたっぷり子どもと過ごす
- 遊ぶ時間の長さは心配しなくて大丈夫
- 自分が楽しい気持ちで接する
詳しくみて行きましょう。
お着換えやお風呂タイムを丁寧に!
お着替えやお風呂にいれる時は絶好のスキンシップタイムです。一つ一つの動作を手伝ったり見守ったりしながら、子どもの成長を感じましょう。
また、「いつもより身体が熱いな?!」「転んだ傷が治ってきたな」など体調チェックにも適した時間です。
遊ぶときはスマホNG
忙しいお母さんですから、ついつい
- スマホでニュースを見ながら
- メールを打ちながら
・・・としたいところですが、遊ぶときは全力で子どもと遊びましょう。集中すると充実度が違います。
休日はたっぷり子どもと過ごす
やり残した家事も気になるかもしれませんが、時間のたっぷりとれる休日は、子どもといっぱい遊びましょう。
家事は完璧でなくても大丈夫!そのお話については次章で詳しくご紹介します。
遊ぶ時間の長さは心配しなくて大丈夫
共働きのご家庭の場合、子どもは保育園に通っていると思います。保育園では先生やお友達と一緒になって、たっぷり体を動かしたり、好奇心いっぱいに動きまわっています。
お母さんとの遊びは、時間は短くても安心できるスキンシップ重視でいきましょう。
自分が楽しい気持ちで接する
仕事のストレスもあるでしょう、時間のやりくりに追われて大変だとも思います。
でも、そんな気持ちは一旦胸の奥にしまって、子どもと目を合わせて笑いましょう。せっかくの子どもとの楽しい時間です。楽しまなきゃもったいないですよ!!
子育てにおいても、やはり中途半端な「ながら育児」はよくないですね。メリハリつけて、子どもとの時間を大切にしましょう。
子どもの一人遊びも大事な時間
子どもがおもちゃに夢中になっているのをいいことに、ついつい家事に必死になってしまって、子どもを放置。「やっちゃった~・・・」って罪悪感に苛まれることってありませんか?
わたしは、次のように心配になったことがあります。
うちの子が一人遊び好きなのはこうやってほったらかすからかも・・・
でも、安心してください。
子どもは2歳ごろから一人遊びをするようになります。真剣に何か考えていたり、楽しそうな表情で遊んでいたりするときは、自分の世界に集中している時間です。
そんな一人遊びは、自分自身の内面世界を広げるために大切な時間です。
『友達と協力して遊ぶこと』を本当に楽しめるようになるのは、5歳の後ごろからなんだそうです。
もちろん、長時間子どもをほったらかしにするのは問題がありますが、親も子どもも安心できる場所であれば少し離れていても大丈夫。むしろ、子どもが自ら没頭しているようなときには家事をしつつ、そっと見守ってあげましょう。
もくもくと作業した後には、ドヤ顔で「見て見てー!!」と駆け寄ってきたりします。その時は家事をしていた手を止め、しっかりと子どもと向き合って話を聞いてあげましょう。
フルタイムの共働き夫婦が時間を捻出するコツ
限られた時間を有意義にするためのポイントについて紹介してきました。
とはいえ、子どもとの時間だけでなく、自分のためにももっとたくさんの時間が欲しいですよね。
そのために出来ることの一つとして、家事にかかる時間を工夫しましょう。
家事にかかる時間を短縮するために心がけるべき点は以下の3つです。
- 時間をつくるために、家事はなるべく時短!
- 頼れるものには頼る!完璧を求めすぎない
- 1日単位でなく、1週間単位のTo Doリストをこなす気持ちで
一つ一つ見ていきましょう。
時間をつくるために、家事はなるべく時短!
- 普段の食事メニューはパターン化する → 料理の時短
- ネットスーパーを利用する → 買い物の時短
- 洗濯乾燥機を取り入れる → 洗濯の時短
その他にもルンバや食洗機を取り入れることで、掃除・片付けの時短につながったりします。
頼れるものには頼る!完璧を求めすぎない
- 夫婦で家事の分担をしっかり決める → まず頼るべきはお父さんです。
- 家事は完璧を求めない → 一番大切なのは家族が笑顔で過ごせること
- 家事代行サービスなどを利用 → お金で解決するのもアリ!
家事に優先順位をつけて、優先順位の低いものは手抜きでOKなどの自分ルールを作ることで家事によるストレスを減らすことができます。
また、家事代行サービスはTVで特集されたりすることも多く、身近なものになりつつありますよね。
例:タスカジ
1日単位でなく、1週間単位のTo Doリストをこなす気持ちで
- 平日は使ったとこだけちょこっと掃除 → 休日の掃除の範囲を減らせます
- おかずや離乳食は週末に作り置き → 平日の料理の時間を時短できます
1日1日は短くて出来ないことでも、日々のスキマ時間を活用したり、休日のまとまった時間を使うことで出来ることは増えていきます。
このように、小さな工夫を積み重ねることで、自分の時間を捻出しましょう。自分の時間ゼロだったのが、30分だけでもあれば世界が変わります。
フルタイムの共働きで子育てだと、理想の1日はこんな感じ?
では、創意工夫を重ねていった先の理想の1日とは、どんなスケジュールなのでしょうか。このゴールイメージをもって工夫を重ねていくことが大事です。
- 子どもがいて
- 親は共働きで共にフルタイム勤務
というご家庭の理想の1日を想像してみました。ご自身に当てはめてながら確認してみてください。
5時 | 起床、お母さん身支度 |
6時 | お父さん起床、身支度 (手分けして)朝ご飯準備&夕ご飯下ごしらえ&洗濯物を干す |
7時 | 子どもを起こす、みんなで朝食、子ども身支度 |
8時 | お父さんが保育園へ送迎、お母さんも出勤 |
9時 | 仕事 |
18時 | お母さんが保育園のお迎え、夕食準備 |
19時 | 夕食、お風呂 |
20時 | 明日の準備、子どもの寝かしつけ お父さん帰宅 |
21時 | (手分けして)夕食片付け、翌日の食事下ごしらえ、洗濯物をたたむ、家事片付け |
23時 | 就寝 |
こんなにスムーズにいったら、どれだけよいか・・・。
もちろん、「こんなの全然普通だよ!」ってご家庭もあるかと思います。ただ、我が家は無理でした・・・。そもそも、わたしが早起き苦手だし、疲れ切ってて子どもの寝かしつけで寝落ちしてしまうし・・・。
また、子どもがイヤイヤ期だったりすると、保育園から帰るのに遠回りして遠回りして帰って来たりしていたので、1時間くらい散歩をして帰ってきていたこともありました。そんなタイムスケジュールだったので、家事は本当におろそかになってました。
今も、と言ったほうが正確かもしれません(笑)
時短をしようと、料理の作り置きをしていたこともありますが、作り置きしていたことを忘れて、慌てて夕飯を買って帰るなんてこともしょっちゅうやっていました。そして手をつけられないまま古くなってしまう料理たち・・・。
なんだか、作るだけ作って捨てるハメになるなら、時短どころか調理時間と食材が無駄になってるなと気づいてからは止めました。
わたしには向いてなかった料理の作り置きですが、活用できる人にはとってもいい時短テクニックですからね!!(説得力ないかもしれませんが、念のため。笑)
これは理想のスケジュールの一例ですが、ご自身の場合はどんなスケジュールが理想なのか、そこに向けてどう工夫していけばいいのかを書き出してみてくださいね。
その際、「なんだか日々本当に大変」という感覚を「何がどう大変なのか」と明確にしておくことで、まず何を工夫した方がいいのか?が明確になります。
そこで、一般的には何が大変だと言われているのか?をみてみましょう。
フルタイムの共働き夫婦にとって子育てが大変な理由
フルタイムで働く共働き夫婦にとって子育て中に大変なことというと、下記の4つが挙げられます。
- 子供の預け先の確保が大変(保活)
- 仕事、家事、育児3つの両立が大変
- 夜泣き、授乳などによる睡眠不足、体調管理が大変
- 子供の急な発熱の対応(会社を早退、欠席)が大変
それぞれ違う大変さがあります。
子どもの預け先の確保が大変(保活)
基本的には保育園に預けるご家庭が多いですよね。保育園不足は主に都心部で多い問題かもしれませんが、預けた後も、送り迎えは誰がするのかなど、保育園に預けたことによって生じる家事(育児)があります。
また、本当に納得のいく預け先なのか見極める?!ためにも、保育園とのコミュニケーションが必要になります。
仕事、家事、育児3つの両立が大変
「どれも大切だから、どれも手を抜けない」そうなる気持ちも最もです。
ただ、頑張りすぎないでください。気持ちが張り詰めたままだと、心の余裕がなくなります。余裕のない状態は子ども達にも伝わります。
勇気をもって優先順位をつけることが必要です。
夜泣き、授乳などによる親の睡眠不足、体調管理が大変
子育ては体力勝負とよく言われますが、本当にその通りだなと思います。赤ちゃん時代はお母さんは睡眠不足になりやすいですよね。
また、親が風邪などの病気になってしまった時は本当に大変です。通常なら、しっかりと睡眠を確保するなどして早期に回復させられるような病気でも、子育て中は思うような生活ができないため病気を長引かせてしまうことが多々あります。
子どもの急な発熱の対応(会社を早退、欠席)が大変
子どもは熱を出す生き物です。「当たり前じゃん!」て思わないでくださいね。大人からすると思いもよらないタイミングで熱を出すことが多々あります。
また、大人のようにちょっとした不調を察知して予防することが出来ないので、突然39℃!なんて高熱を出してきます。親としては子どもの体も心配ですし、仕事の予定が大きく狂ってしまうので、対応に追われることになってしまいます。
もう、書いているだけで「大変だ」という気持ちになってきました…
もう疲れた…大変すぎて辛くなったらこう乗り越える!
正直、フルタイムの共働きで子育てするのって、ものすごくしんどいことだと思います。わたし自身、育児中はフルタイムで働くのを諦めた人間です。
でも、共働きの家庭だからこそのメリットもあると思うんです。そのメリットがこれからも頑張る活力になると思います。
- 共働きで頑張っている分収入が多い
- どちらかの失業などのリスクに備えられる
- 子どもの自立心や生活力が身に付きやすい
- 子育てのリフレッシュをする時間ができる
- 働くもの同士、夫との共感が生まれやすい
- 離れる時間があるからこそ、子どもの笑顔がより嬉しい
経済的な余裕が生まれやすい分、家事代行サービスや便利家電の導入なども検討しやすくなるのではないでしょうか?
食器洗いなら食洗機、掃除機かけならルンバ、というように、苦手な家事の負担を減らすことができれば、ストレスも軽減されるはず!
フルタイムの共働きだった私の場合
我が家は5歳の女児と2歳の双子男児がいます。双子を出産するまでは毎日会社勤めをしていました。ですので、子どもが1人の時のフルタイム共働きは経験があります。
ただ、双子を妊娠している時からフルタイムで勤め続ける不安を感じ、双子を出産した後の想像以上の子育ての忙しさに挫けてしまい、会社は辞めてしまいました。
わたしは、先ほど紹介した共働きのメリットの中でも、下記2つをより必要としています。
- 子育てのリフレッシュをする時間ができる
- 離れる時間があるからこそ、子どもの笑顔がより嬉しい
なので、今はパートに出たり、このような記事を書かせてもらったり、フルタイムとはいきませんが少しでも社会と繋がりを持ちたくて働いています。
【まとめ】フルタイムの共働き夫婦が子育てと向き合う方法
フルタイムで共働きのご家庭が子育てと向き合う時のポイントをまとめます。
- 生活の中でのスキンシップを大切にして、子どもとのわずかな時間を有意義なものにする
- 子どもの一人遊びも必要な時間ととらえて、大切に見守る
- 時間をつくるために、家事はなるべく時短出来るようにする
- 頼れるものには頼る!完璧を求めすぎず、心にゆとりを
- 1日単位でなく、1週間単位のTo Doリストをこなす気持ちで
- 大変な時は共働きのメリットを思い出してみる
共働きであっても、専業主婦のご家庭であっても、子育ては大変なものです。どんなご家庭であっても子育ては一人で出来るものじゃありません。頼れるものは人でも物でもいっぱい頼って、助け合って、が必要です。
この記事を読んで、「こんな選択肢もあるんだな」と、頑張るお母さんが肩の力を抜くきっかけになれたら幸いです。
おしゃべりな長女(5歳)と、「やだよー」が口癖の長男(双子兄・2歳)、ちょっぴり泣き虫次男(双子弟・2歳)の母親やってます。
元はフルタイムのワーママでしたが、双子の出産を機に半労半主婦状態になりました。