ゆーままこんにちは。断乳後にアルコールを解禁したらめっきり弱くなったゆーままです。歳には勝てぬ…。笑。
授乳はお子さんとの大切なスキンシップですが、様々な事情で断乳を考えているママも多いですよね。
断乳というと前もって言い聞かせをしてステップを踏んで断乳していくのが理想的です。しかし、様々な理由で「いきなり断乳しなければならなくなった！どうしよう！」と頭を抱えているママもいらっしゃるのではないでしょうか。
私も３度断乳をしています。一応ですが前もって言い聞かせを軽くしたりして断乳に踏み切りました。それでも子どもの夜泣きで目の下にクマを作ったり、胸が張って涙ちょちょ切れた事もあります。
私の場合は断乳するまでに時間があったのでステップを踏んで出来たのですが、万が一いきなり断乳しなければならないとなったら、どうしたらいいのだろう？と不安になっていたのが容易に想像できます。
そこでこの記事では、いきなり断乳した先輩ママ達の声をもとに、いきなり断乳する事のリスクや成功させる方法を徹底的に調べましたので紹介します！
この記事を読めばいきなり断乳する事への不安も解消されますよ！
もくじ
なぜ、いきなり断乳？ママの事情
出来れば前もって準備をすると良い断乳ですが、次のような事情の場合はいきなり断乳する事もあります。
- 母乳が出なくなった
- 母乳に影響がある薬を服用する事になった
- 急な入院で授乳が出来なくなった
- 妊娠による悪阻などの体調不良
などなど、ママの事情などによって急に断乳せざるをえない場合が多いですが、ママによっては断乳を考えていて急に思い立って言い聞かせなしで断乳という強者のママもいます。
このように様々な事情があるとはいえ、いきなり断乳しても大丈夫なのでしょうか？
いきなり断乳して大丈夫なの？いきなり断乳することのリスク
様々な事情によっていきなり断乳！という事もあり得る訳ですが、気になるのがいきなり断乳してしまう事でのリスクですよね！
いきなり断乳する事であり得るリスクは、大きく分けて次の２点があります。
- 子どもへの負担が大きい
- ママが後悔しやすい
では詳しく紹介しましょう。
子どもへの負担が大きい
いきなり断乳するうえで最も心配なのがコレです。この世に産まれて数年、毎日飲んできたおっぱいがいきなりなくなってしまうのは、子どもにとってとってもショックな事です。
毎日の自分へのご褒美に食べていたアイスがあるとしましょう。「今日も１日頑張った♪」と冷凍庫を開けたらアイスがない！実はパパが食べてしまったのです。
更に悲しい事に明日以降はアイス禁止！と言われたらショックじゃないですかいや、もう立ち直れないですよね…。
ゆーまま私だったらパパに飛び蹴りして羽交い絞めにしてしまうかもしれません…笑
このようにアイスをお子さんにとってのおっぱいだと想像して頂けると分かりやすいのですが、今まで当たり前だったおっぱいが急になくなってしまうのは子どもにとってもかなりストレスになってしまうのです。
お子さんとママの信頼関係が失われてしまう事もあるといわれており、いきなり断乳する事のリスクはこれが一番だといえます。
ママが後悔しやすい
言い聞かせをして断乳する場合は、お子さんにとってもママにとっても心の準備が出来る期間があります。しかし、いきなり断乳する場合はママの心の準備が整っていないこともあります。
ですので、薬の服用などのやむを得ない場合の断乳であっても、やはりママが断乳をした後に
- 「もっと授乳をしておけばよかった」
- 「本当に断乳しても良かったのかな…」
と後悔してしまうママも少なくありません。
ステップを踏んで断乳をしても後悔してしまうママも少なからずいるのが正直なところです。ですので、心の準備もしっかり出来ないうちに、いきなり断乳するとお子さんの戸惑いや不安がママにも伝わり、より不安を抱えてしまうママもいらっしゃるのです。
このように言い聞かせもなくいきなり断乳すると、ママにもお子さんにも負担が大きくなってしまう事もあるのをあらかじめ理解しておく事が必要です。
では、いきなり断乳したママたちには、実際にどのような現実が待っていたのでしょうか。
【体験談】後悔！いきなり断乳しなければ良かった
予想外の出来事でステップを踏まずにいきなり実行する事もありうる断乳。実際にいきなり断乳をする事になった先輩ママ達の中には、次のように後悔しているママもいらっしゃるようです。
・急な断乳で子どもが情緒不安定に…
断乳について。１歳０ヶ月の娘を育てております。私がインフルエンザにかかってしまい、急な断乳を決行することとなってしまいました。本当なら来年から言い聞かせ断乳をしたかったのですが、こればかりは仕方なく現在4日間の断乳をしています（私自身は回復しています）。しかし、あまり言い聞かせ出来ていなかったのが原因なのか、娘は私から今も離れようとしません。泣きはしないのですが、情緒不安定で指しゃぶりをずっとしています（今は昼寝中です）。
本当ならこのまま断乳しちゃおうかと思ったのですが（ストローも使えるので）、何か様子を見ていると可哀想で。
引用元：Yahoo!知恵袋
・言い聞かせなしの断乳中、ママが後悔！
断乳始めて、とても後悔しています。 もうすぐ1歳1ヶ月になる娘がいます。ごはんの食べが悪いことと、二人目妊娠を望んでいること(まだ生理がきていません)を理由に断乳を始めました。
以前から一歳過ぎたらとは思っていたのですが、子どもには、いついつになったらおしまいね～などと言い聞かせを特にすることなく、その日の早朝にあげてから突然断乳を始めてしまい、私もとても寂しくて、子どもも諦めきれないといった感じです。今日で３日目に突入しますが、今からでもあげてしまおうかと思うほど、本当に後悔しています。
寂しくて悲しくて涙がとまりません。
引用元：Yahoo!知恵袋
このように、ママもお子さんも心の準備が整わないうちに断乳すると、仮に断乳に成功しても後悔したり、お子さんが可哀そうに感じてしまうママも多いようです。
結論！言い聞かせ断乳の方が良い
先に紹介させて頂いたように、いきなり断乳するとママが後悔したり、お子さんへの負担が大きいのは明白です。
そこで、分かってはいるかと思いますが、結論をハッキリ言いましょう。
いきなり断乳する事はおすすめできません。
断乳をする時には、様々なリスクを避けるためにも、言い聞かせをあらかじめするなどして、ママもお子さんも心の準備がしっかりできてからの断乳を強くおすすめします。
けれど、実際のところ、ママの急な入院などどうしてもいきなり断乳せざるを得ない時だってありまよね。そんなママは「じゃあどうしたらいいの」って不安になりますよね。
そんな時には次に紹介する点に注意しましょう！
いきなりの断乳を円滑に成功させる方法
様々な事情でいきなり断乳をする時には次の4点に気を付けましょう。
- 一度決めた断乳は途中でやめない
- お子さんとスキンシップを沢山取る
- ママに後悔が残る時には断乳した理由を説明する
- おっぱいケアも忘れずに
では詳しく紹介していきます。
一度決めた断乳は途中でやめない
断乳中のお子さんは、いつもあるおっぱいがないので不安になり泣きます。中には夜も泣き続けるお子さんもいます。
ママも疲れてくるとどうしてもおっぱいをあげたくなりますが、ここは我慢しましょう。一度断乳を決めたら決して辞めないでください。可哀そうですが、鬼の心で挑みましょう。
というのも、１度断乳に失敗するとおっぱいへの執着が強くなり、次に再チャレンジする時にはお子さんのおっぱいへの執着のレベルが上がります。１度目よりもてこずります。
断乳中は寝不足になったり、疲れやすくなりますが、そんな時にはパパの力をフルに使いましょう（個人的にはたたき起こしてもいいと思いますよ…笑）！
お子さんと沢山スキンシップを取る
精神安定剤でもあるおっぱいがないと、お子さんは情緒不安定になりやすく、ちょっとしたことで泣いてしまったり、ママの傍を離れない事もあります。そこで、断乳中は特にお子さんと沢山スキンシップを取りましょう。
断乳はお子さんにとって負担の大きいものですが、心が大きく成長するチャンスでもあります。いつも以上に、とにかくこれでもかとお子さんと触れ合う事を大切にしましょう。
ママに後悔が残る時には断乳した理由を説明する
いきなり断乳する事でママに後悔が残る場合もありますよね。そんな時には断乳中でも断乳後でも構いません。どうして断乳する（した）のか、お子さんに説明してあげましょう。
もちろん個人差はありますが、お子さんもどうしておっぱいがないのかを納得してくれる筈です。ママ自身もお子さんへの説明をする事で整理が出来るので、いきなり断乳する事に不安や後悔がある時にはお子さんへ話をしてみましょう。
おっぱいケアも忘れずに！
断乳中はお子さんの心のケアに気が行ってしまいがちですが、おっぱいのケアも忘れてはいけない事です。今まで授乳していたところを断乳するのですから、当然おっぱいも張りますし、酷い時には熱が出て乳腺炎になる可能性も高いです。
ですので、断乳中であっても
- 圧抜きの搾乳を定期的にする
- 熱を持っている時には保冷剤で冷やす
などして、乳腺炎予防に努めましょう。家事は無理せず、ママに無理が無いようにしましょう。
私は断乳中でおっぱいが張って苦しい時には、家事は気持ち程度、上の子の世話はほぼパパにお願いしました。
ゆーままやらせた訳ではないですよ！確か率先してやってくれた筈…。無言で圧力あったかしら…笑
また、断乳後は助産院で一度綺麗に絞ってもらうなどしておっぱいのケアをしっかりしてくださいね！
詳しいおっぱいケアはこちらをご確認ください。
【関連記事】断乳のスケジュールはコレ！断乳とおっぱいケアの進め方を徹底解説
このように、いきなり断乳する事になってもお子さんのケアやママ自身のケアに注意すれば問題ありません。
しかし、本当にいきなり断乳して成功することがあるのでしょうか？実際にいきなり断乳して成功した先輩ママ達の経験談をみてみましょう！
【体験談】大丈夫！いきなり断乳しても問題ない
いきなり断乳したママ達の経験談がコチラです。
- おっぱいを探す様子もなく断乳完了！
我が家は11か月で卒乳しました。
娘も「もういらないんだけど、くれるっていうなら」って感じだったので止めてみたところ泣きもせず、おっぱいを探す様子もなく、離乳食をより食べるようになっただけでした。一切言い聞かせてませんし、特に娘の発達に問題もありません。
泣き叫ぶ子もいれば、我が家のように「別にいらない」タイプもいます。どの方法でもそのご家庭の方法が正解だと思います。
- 混合育児で言い聞かせをしなかったけれど…
9ヶ月で断乳しました。
元々、母乳よりの混合で育てていたので、おっぱいへの執着も特に無く、仕事復帰に向け「そろそろ断乳しようかなぁ」と思い、母乳よりミルクを中心に与えるようにし、何となく流れで断乳までいきました。
特に期間も決めず、言い聞かせもせず、夜中のミルク作りが睡魔に勝てなかった時は母乳にしたりしながら、１週間くらいで止めました。
言い聞かせをしなかった事が何か問題になった事は全くありません。あまりに「おっぱい大好き」って子なら違うかもしれませんが、このまま出来そうなら断乳して良いと思いますよ。
- 言い聞かせ全くなし！
うちは上が7ヶ月下が8ヶ月で断乳しましたが言い聞かせなど一切ありませんでした。
下の子は生まれた時から8ヶ月になったら断乳すると決めていた(上が1歳前に断乳して楽だったので)のですが上の子などある日突然決めて断乳したので言い聞かせもなにもありませんでした（笑）
引用元：Yahoo!知恵袋
このように、いきなり断乳してもあっさり成功してしまう事例もたくさんあります。ですので、急に断乳しなければならない状況になってしまったママも安心して下さいね。
【関連記事】断乳してミルクに切り替える！スムーズに移行するたった１つのコツ
【まとめ】いきなり断乳しても大丈夫？
さて、ここまでいきなり断乳する事のリスクなどについて紹介させていただきましたが、最後にまとめです。
- いきなり断乳する事で起こりうるリスクは
・子どもへの負担が大きい
・ママが後悔しやすい - いきなり断乳する事でのリスクを踏まえると、ステップを踏んで断乳をするのが望ましい
- いきなり断乳する時の注意点は
・一度決めた断乳は途中でやめない
・お子さんとスキンシップを沢山取る
・ママに後悔が残る時には断乳した理由を説明する
・おっぱいケアも忘れずに - いきなり断乳してもあっさり成功することもある！
いずれはステップを踏んで断乳、もしくは卒乳をと考えているママであっても、予想外の出来事などで急に断乳しなければならない場合もあります。いきなりの断乳はママもお子さんも不安になる事があるかと思いますが、ママもお子さんも大きく成長できるチャンスと前向きに考えてみてくださいね！
５歳長男、２歳次男、０歳長女の３児の母で専業主婦。今をときめくワンオペ戦場の中、いかに子育てと家事をゆるくやりつつ楽しむか模索中。保育士、幼～高の教員免許（中高は家庭科）取得。
