こんにちは。布団の湿気対策に使った「すのこ」すらカビた、ゆーままです。
睡眠時間が長い赤ちゃんにとって布団は生活空間の一部ですよね。
気持ちよく寝ていてくれるのは嬉しいのですが、赤ちゃんって汗っかきなので起きたら布団が汗でびっしょりな事もありますよね。また、濡れていないと思っても裏返したら濡れている!なんて事も…。
筆者の私も3人の子どもがいますが、暖かくなってくると子ども達は布団をこれでもかと蹴飛ばして汗だくですやすや眠っています(素敵な寝相で母の寝るスペースがありません…)。布団が湿っている事はしょっちゅうなので、布団が清潔に保てているのかは甚だ疑問のところでございます。
こんな風に私と同じように布団の湿気や清潔が気になるママも多いのではないでしょうか?
このお悩みを解決すべく、赤ちゃんが眠る布団のトラブルや対処法を徹底的に調べましたのでこの記事で紹介します!湿気と悩みをスカッと乾かしましょう^^
もくじ
赤ちゃんの周りは湿気がたまりやすい?
この世に産まれて数か月の赤ちゃんですが、赤ちゃんだからと侮るなかれ。赤ちゃんの周りは湿気がたまりやすいんです!何故かというと次の様な理由が考えられます。
赤ちゃんは大人と同じ量の汗腺がある
赤ちゃんの体は小さくても大人と同じ量の汗腺があります。つまるところ汗っかきなのです。ですので、赤ちゃんのかく汗によって様々なものが湿気を吸収します。
加湿する為
冬場や風邪の時などですと加湿器を使って部屋を加湿する事が多いですよね。そのため、空気中に漂う水分が影響して自然と周りの物も湿気を吸収してしまいます。
温度差による結露
外と中の温度差が大きければ大きいほど起こる結露に触れたり、結露が蒸発する際に発生する水蒸気によっても自然と周りの物が水分を吸収します。
以上の様な理由で赤ちゃんが使用するものや赤ちゃんがいる部屋は湿気がたまりやすく、特に布団はカビやダニのトラブルを起こす可能性があります。
湿気が原因?赤ちゃんの布団に起きるトラブルと対処法
睡眠の時間が長い赤ちゃんにとって布団はとても大切なものです。しかし、その布団も湿気によって様々なトラブルが起こる可能性が潜んでいます。
ここでは主なトラブルである
- 布団にカビが生えた場合
- 布団にダニが繁殖した場合
の原因と影響、対処法を紹介します。
布団にカビが生えた!どうしたらいい?
湿気を吸収しやすい布団はカビる事もあるんです!その原因は次のようなものが考えられます。
赤ちゃんの汗で布団がカビた
先にも挙げましたが、赤ちゃんはとっても汗っかきです。知らず知らずのうちに布団が赤ちゃんの汗を吸収してしまうので湿気がこもってしまうのです。
布団を干す時間が短く、カビ発生の原因になる
寝ている時間が長いネンネ期の赤ちゃんですと、布団を干すタイミングが見つけられず、干せても短時間になりがちです。その結果として十分に湿気が取れずカビが発生してしまう原因になります。
赤ちゃんの体温が高い為、湿気に温度が加わり発生しやすい
赤ちゃんは汗っかきの上、体温が37度前後と大人よりも高めです。そのため、湿気に温度が加わってカビが発生しやすくなります。しいて言えば、梅雨時を想像していただければ分かりやすいかと思います。そうです、あのジメジメでイヤーな時期の現象が布団で起こっているのです!
カビが引き起こす体への影響
見るのも気が引けるカビは、体にも次のような影響を及ぼす事があります。
アレルギー性の咳
体内にカビの胞子が入ると、カビがアレルギー物質となり咳が出る事があります。また悪化すると、気管支炎や肺炎になる可能性もあります。
アトピーなど皮膚疾患
カビが肌に触れるとアトピーなどの皮膚疾患を招いたり、悪化させる原因になります。
カビが生えたときの対処法
赤ちゃんが眠る布団にカビを見つけてしまったら見て見ぬふりは出来ませんよね。
パパの布団に見つけたらそのままでもいいかもしれない…。笑
そこで布団のカビには次のように対処しましょう。
<用意するもの>
- 清潔な布やタオル
- 霧吹きなどのスプレーボトル(100均で購入可能)
- 消毒用エタノール(ドラッグストアなどで売っています)
<手順>
- 清潔な布を濡らして固く絞りましょう。普段のイライラをここにぶつけましょう。
- 布団についているカビの箇所を優しくポンポンと拭き取ります。
- 霧吹きの容器に消毒用エタノールを入れてカビの箇所にスプレーします。
- しっかり乾かしましょう!
この方法でカビの胞子は破壊されるので体への害はないのですが、黒いカビの模様は落ちません。そこで模様が気になる方はキッチン用ハイターなどの漂白剤を使いましょう。
ただ、やはり一度カビが生えてしまった場所は湿気が高くなると再びカビが出てしまう可能性も高いです。可能であれば買い替えてしまうのも一つの手です。布団を買い替えたくない方であれば布団専用のクリーニングもありますのでコチラを利用してもいいですね。
布団にダニが繁殖した!どうしたらいい?
目には見えにくいダニも布団は繁殖しやすいですね。どうして繁殖してしまうのかという理由は、次のような事が考えられます。
高温多湿はダニが快適に過ごせてしまう環境
先にも紹介したように、赤ちゃんが眠る布団は赤ちゃんの体温と汗でムシムシジメジメになりやすいのですが、この人間にとっては不快感しかない高温多湿はダニにとっては、とっても過ごしやすい環境になってしまい繁殖してしまうのです。
赤ちゃんのために室温を一定に保つこともダニが喜ぶ
体温が環境に左右されやすい赤ちゃんがいると、室温が一定に保たれている事が多いですよね。この室温が一定な環境はダニにとっても快適な環境となってしまうのです。
チリや皮脂をエサに増殖
人から落ちる体のチリや皮脂はダニのエサになります。特に布団はそのチリや皮脂が落ちやすく取れにくいので、ダニにとって布団は恰好の食事スポットとなってしまうのです。
布団に繁殖しやすいダニが体に及ぼす影響
布団に繁殖しやすいダニは、体に次のような影響があります。
ダニさされ(かゆみ)
よくあるのがしこりのある赤い発疹です。強いかゆみを伴う事もあり、赤ちゃんは特に発疹が大きくなりがちです。
ダニアレルギー
ダニがアレルギー源となり鼻炎や結膜炎、皮膚炎などの症状をもたらすこともあります。
ダニに刺された!ダニが繁殖した!の対処法
ダニに刺された時や、ダニ対策は次のようにしましょう。
ダニに刺された時
体をダニに刺されて赤い発疹が見られた時は、こまめに着替えなどをして肌を清潔に保ちましょう。また、痒くてかきむしってしまうとそこからとびひになってしまう事もありますので、爪は切っておきましょう。発疹が長引いたり、痒みが酷い時には小児科や皮膚科で一度診てもらいましょう。
布団乾燥機や布団クリーナーを使う
ダニは乾燥を嫌いますので、布団乾燥機を使った後にダニの死骸や糞を布団クリーナーで吸ってしまいましょう!
布団クリーナーは私も使っているのですが、これがおすすめです。
ダニやカビは抵抗力の弱い赤ちゃんにとっては天敵です。布団のケアをして湿気から守ってあげましょう!
パパのは後回しで十分です!笑
赤ちゃんの布団の湿気予防策
ダニやカビの元凶は布団の湿気ですので、これらのトラブルが起こる前に予防する事がとっても大切になります。そこで赤ちゃんの布団は次のようにして湿気予防をしましょう!
- 両面干す
- 部屋の換気
- 布団をしきっぱなしにしない
- すのこの上に布団を敷く
- 宅配布団クリーニングを利用する
- 布団用除湿シートを使う
- 布団乾燥機を使う
詳しくみていきます。
両面干す
お天気の良い日で外に布団を干すのであれば、是非とも片面だけではなく両面干しましょう。両面を干すことで布団の湿気が少なくなります。
部屋の換気
室温が一定ですとダニやカビが繁殖しやすくなりますし、空気中に漂うチリや汚れがそのままです。換気をしっかりして空気の入れ替えをしましょう!気持ちよく寝ているパパも起こして家事を手伝ってもらいましょう。
布団をしきっぱなしにしない
布団を敷きっぱなしにしていると湿気が逃げていきません。ネンネ期の赤ちゃんにとっては難しいですが、お昼寝用の布団や長座布団を代用するなどして、布団を敷きっぱなしにしないように注意しましょう。
すのこの上に布団を敷く
布団を床に直接敷いていると、湿気がこもりやすくカビやダニが繁殖する原因になります。そこで、ホームセンターなどで売っているすのこを下に敷くことで、空気が通りやすくなり湿気がこもるのを防いでくれます。
ベビー布団専用のすのこなどもありますのでコチラを購入してもいいですね。
宅配布団クリーニングを利用する
布団のクリーニングも良いですがネックなのはお店に持っていく事ですよね。けれど宅配布団クリーニングなら自宅まで取りに来てくれますし、クリーニングした布団も自宅まで届けてくれます。赤ちゃんがいると布団を持って行くのも大変ですがその手間も省けますよ。
布団用除湿シートを使う
除湿シートは布団の下に敷くだけで湿気を吸い取ってくれます。湿気を吸ってサインの色が変わった時には干せばいいだけなので繰り返し使えて効果的です。
おススメはコチラ。
布団乾燥機を使う
天気が悪い梅雨時などですと中々布団って干せないですよね。そんな時には布団乾燥機を使うとジメジメした布団も乾いて気持ちよく眠る事が出来ます。
おススメはコチラ。
この布団乾燥機は冬場の寒い時期にも布団を温めておくのに使えます。ママも気持ちよく眠れそうですね。
カビやダニに困る前に様々な予防をしておけば安心して赤ちゃんを寝かせることも出来ます。是非実践してみてくださいね。
湿気から赤ちゃんを守る基本の赤ちゃん布団の敷き方
カビやダニの温床となる湿気ですが、実は布団の敷き方を変えるだけでも変わってきます。そこで赤ちゃんの布団を敷く時には次の順番で敷きましょう。
- 敷布団
- 防水シーツ
- キルティングパッド
- ①~③を覆うラップシーツ
- 掛け布団
特に防水シーツやキルティングパッドは湿気がこもりやすい赤ちゃんの布団に大切な役割があります。その役割とはこちら。
防水シーツの役割
防水シーツは赤ちゃんに多い吐き戻しや、寝汗、おむつの漏れをシーツで止めてくれるので敷布団が濡れるのを防いでくれるので湿気をふせいでくれます。
ただ、防水シーツの種類によっては敷くことで蒸れやすくなり、かえって湿気がこもりやすくカビやダニの原因になってしまうので吸水性の高い素材のものを選びましょう。
キルティングパッドの役割
キルティングパッドは汗を吸収してくれて、布団が汗で濡れるのを防いでくれます。様々な種類のキルティングパッドが売っていますが、オーガニックコットンやパイル地のものを選ぶと赤ちゃんも快適に眠れます。
『ミニ キルティングパッド』(ミニサイズ用) 日本製 ベビー寝具
また、防水シーツとキルティングパッドが一体型になっている商品などもありますので、コチラを購入してもいいですね。
我が家の布団の湿気対策
我が家の場合は3人ともベビー布団を使っていた時期が短く、生後1か月を過ぎると皆大人の布団で寝ています。
ですので、今はシングル3枚を並べてそこに大人2人に子ども3人(5歳、2歳、0歳)が寝ています。
十分に眠れるスペースはあるはず。なのに寝る場所ない!私のスペース40㎝ってどういうこと!?
そういう訳でですね、ベビー布団が湿気るという事はありません。ただ布団が湿気るという点については以前住んでいたアパートでよくありました。
布団をまくったら濡れていた!
以前住んでいたアパートは2階だったにも関わらず湿気がこもりやすい造りだったのか、引っ越してすぐ、布団をまくったら濡れている事に気が付きました(特に主人と子どもが寝ている辺り)。
晴れた日は出来る限り布団を干していたのですが、雨の日は布団が干せずにジメジメするし、子どもが増えるにつれて布団も増えていくので狭いベランダに全て干せない!
すのこも考えたのですが、数も必要ですし、昔1人暮らしをしていた時にすのこを布団の下に敷いたら、なんとすのこがカビた経験がありまして…。
そこでこの記事にもある除湿シートを購入しました。
これを布団と床の間に敷き始めてから布団が濡れている事は少なくなりました。
今現在は…
一番下の子が産まれる前に戸建に引っ越し、今は1階のリビング隣の和室で寝ている現在(2階もあるけれど、行き来が大変で2階は物置状態。むしろ我が家は平屋だと思っている)。
ですが、畳の部屋だからなのか、以前ほど布団が湿気る事も少なくなり、今は除湿シートを敷かずに布団を敷いています。
ただですね、やっぱり子どもは汗っかきでして、春を迎える頃になると特に一番上の長男なんかは朝になると頭から芳醇な香りがしてくる訳です。勿論この汗は布団にも行きわたっているのでしょう。
あまりに汗をかいている時はシーツの上にバスタオルを敷いたりしています。あとはとにかくまめにシーツを洗ったり、布団を干したりしています(そろそろパパの加齢臭も気になってくるお年頃ですし。笑)。
布団が干せない日が続くときは…
雨の日が続いて布団が干せない時は紹介させていただいた布団クリーナーを使っています。この布団クリーナーなのですが、思った以上にゴミが出ます。全て終わった頃にはキレイになった爽快感を味わっています。
赤ちゃんの布団の湿気対策まとめ
さて、ここまで布団の湿気対策などについて詳しく紹介させていただきましたがここでまとめです。
- 清潔な布を濡らして固く絞りましょう
- 布団についているカビの箇所を優しくポンポンと拭き取ります
- 霧吹きの容器に消毒用エタノールを入れてカビの箇所にスプレーします
- しっかり乾かしましょう
2. 布団にダニが繁殖した場合の対処法
- 布団乾燥機を使って乾燥に弱いダニを退治
- 布団クリーナーでダニの死骸や糞を吸ってしまいましょう
3. 赤ちゃんの布団の湿気予防策は以下でバッチリ
- 両面干す
- 部屋の換気
- 布団をしきっぱなしにしない
- すのこの上に布団を敷く
- 宅配布団クリーニングを利用する
- 布団用除湿シートを使う
- 布団乾燥機を使う
赤ちゃんの健康を守るためにもカビやダニの予防は大切です。様々な方法を組み合わせて赤ちゃんが快適に過ごせる環境を作ってあげましょうね。
5歳長男、2歳次男、0歳長女の3児の母で専業主婦。今をときめくワンオペ戦場の中、いかに子育てと家事をゆるくやりつつ楽しむか模索中。保育士、幼~高の教員免許(中高は家庭科)取得。