こんにちは!4歳と2歳の娘がいるちーやんです。
赤ちゃんの誕生は待ち遠しく、楽しみな気持ちでいっぱいになりますよね。そして、妊娠後期になってくると赤ちゃんを迎えるための環境作りが必要になってきます。中でもとくに心配なのが、赤ちゃんに快適な室温についてではないでしょうか。夏に生まれてくる赤ちゃんの場合、熱中症にならないか?エアコンをつけて部屋が冷えすぎたりしないか?など赤ちゃんがいる部屋の環境はとても気になると思います。
そこで今回は、夏に生まれてくる赤ちゃんの快適な室温やエアコンの必要性、暑すぎていないかなどの見極めについて詳しくご紹介していきたいと思います。
この記事を読んで、夏生まれの赤ちゃんを安心して迎えてあげましょう。
もくじ
夏、赤ちゃんにとって快適な室温って大人と違うの?
赤ちゃんはずっとお腹にいたので、生まれてきても体温調節機能はまだ未熟です。そのため、赤ちゃんに最適な室温を保ってあげることが大切です。一般的に大人が快適と感じる部屋の室温は夏なら25~28度で、赤ちゃんにとっての快適な室温は26~28度です。つまり、大人に比べて1~2度高めの室温が赤ちゃんにとっては快適なようです。ですが、この1~2度をずっと正確に管理するのは難しいですよね。そのため、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 基本的には大人が快適であればOK
- 赤ちゃんの位置によって微妙に異なる
では、具体的に見ていきましょう。
基本的には大人が快適であればOK
お母さんが心地いいな、快適だなと思う室温で基本的にOKです。そのうえで、先ほどの赤ちゃんが快適に感じる室温は大人より1~2度高いということを意識してみてください。大人が少し部屋がひんやりするなと感じるぐらいが赤ちゃんにとっては快適ということを目安にしておくとわかりやすく安心ですね。
長女は2月生まれで次女が4月生まれです。大人が感じる快適と言っても人それぞれなので、私の場合は『暑くも寒くもない』というのを基準にしていました。暑い夏は、涼しいなと思うくらいが大人は心地よかったりするのですが、あくまでも暑くも寒くもないことを基準にしていましたよ。
赤ちゃんの位置によって微妙に異なる
長女も次女も新生児期が過ぎるまではクーハンに寝かせていました。高すぎることも低すぎることもなかったので、私は調節しやすく感じていました。
夏の室温調整、エアコンは使わなきゃダメ?
結論から言うと、夏の室温調整にエアコンは使った方がいいです。
というのも、昔に比べて気温が高い傾向にあるからです。昔は窓を開けたり扇風機で過ごせていましたが、現在は6月でも猛暑と言われるほど気温が上がることがあります。また、現代のエアコンは高性能化していて部屋をただガンガン冷やすだけではありません。このことから、エアコンを使用した方がいい理由や注意点などについて以下のことを見ていきたいと思います。
- エアコンは贅沢ではない
- 熱中症、突然死症候群の原因にも!?
- 服装や寝具にも気を付けてみよう
- エアコンを使う時の注意点はこちら
詳しく見ていきます。
エアコンは贅沢ではない
昔はエアコンは贅沢品のように言われていましたが、現代では決してそうではありません。昔よりも気温が上がっているため夏は猛暑日が続いていますよね。高齢の方はエアコンを使うのに抵抗があるためか、熱中症で亡くなる方が毎年増えています。そのため、現代でのエアコンは生活必需品と考えましょう。
適切に部屋の温度を管理することで、赤ちゃんにとって快適なだけでなく命を守ることにつながります。
熱中症、突然死症候群の原因にも!?
大人とは違い、赤ちゃんは体温調節機能が未発達のため体に熱がこもって体温が上昇してしまいます。室内でも30度くらいになると熱中症になる可能性があります。これは突然死症候群を招く原因にもなり、服の着せすぎや暑さで熱がこもり、衣服内熱中症で突然死するケースが増えていると厚労省が警鐘を鳴らしています。
また、赤ちゃんの肌は弱いため湿疹が出来たり、暑くて夜眠れなくて体調を崩す原因になることも考えられるので、暑い夏の間はエアコンをつけて部屋の温度を調節することが必要です。
服装や寝具にも気を付けてみよう
エアコンだけで調節するのは寒すぎたりしないかなどの不安がある場合、冷感寝具を使用するのがおすすめです。赤ちゃんの布団の上に敷くひんやりマットは、布団の上に敷くだけなのでずれる心配もなく、寝返りを打っても安心です。また、赤ちゃんが寒そうにしている場合は薄めのスリーパーなどを着せて調節してあげるといいでしょう。
夜中に半覚醒コロコロモゾモゾでたまに子が泣くので噂の夜泣きかと思ってたけど冷感マット的なやつを敷いてあげたらモゾモゾの回数が減った気がする。3コインズに売ってる1000円のマット1m×1mで赤ちゃん布団に折り込めるし使いやすい大きさでおすすめです(柄もかわいい) pic.twitter.com/g1Qk3qecKI
— ずぼらさん@3歳♂ (@zuzuzubora) May 31, 2017
エアコンを使う時の注意点はこちら
エアコンの設定温度は28度、風量は弱が適切ですが、これを手動で保つのは大変です。エアコンについている自動運転モードを利用しましょう。
自動運転モードは一気に室温を設定温度にし、その後、送風や弱風に切り替えて室温を一定に保つので、電源を切ったり入れたりするより電気代もかからなくなっていますよ。
また、エアコンを使う際は、設定温度だけでなく、次の点にもご注意ください。
- 直接風を当てない
- エアコンフィルターのこまめな掃除
- 部屋のホコリにも注意
エアコンの風が直接当たったまま過ごすと、脱水や風邪をひく原因になります。
エアコンフィルターや部屋をこまめに掃除し、エアコンの風で部屋中にホコリが舞うのを防ぐことが大切です。エアコンフィルターや部屋に溜まったハウスダストを吸い続けることで、アレルギーや喘息の原因になりますのでご注意ください。
夜も蒸し暑くて窓を開けても風が通らず、結局エアコンをつけていることが多かったですが、子供はすやすや寝てくれたので安心したのを覚えています。部屋の環境にもよりますが、以前住んでいたところは風が通りにくかったので、基本的にエアコンをつけて過ごしていましたよ。
ここまで赤ちゃんにとって快適な部屋の温度についてや、エアコンの必要性について見てきました。次は快適な室温を作る際のチェックポイントをご紹介します。
【チェックポイント】夏、赤ちゃんの快適な室温を作れているか
ここまでは適切な温度やエアコンの使い方についてご紹介してきましたが、湿度にも気を付けなければいけません。赤ちゃんがいるお部屋の温度管理は温湿度計で確認してください。室温は28℃、湿度が高いと部屋の中も蒸し暑く感じてしまうので、湿度は50~60%を目安に調整しましょう。
室内環境を整え、その環境が快適なのか?は赤ちゃんの様子を見て判断します。ポイントは下記のとおりです。
- 赤ちゃんの様子はここに注意してチェックして!
- 大人がぎりぎり耐えられるときは赤ちゃんには暑すぎです!
- 赤ちゃんの様子はお母さんが一番よくわかります、安心して!
さっそく見ていきましょう!
赤ちゃんの様子はここに注意してチェックして!
エアコンの設定温度は28℃でも赤ちゃんの体感温度や体の表面温度は、状況により設定温度とは違います。室内の温度や湿度だけでなく、次の点を意識して赤ちゃんの様子を観察してください。
- 赤ちゃんの手足が暑くなっていないか
- お腹や背中に汗をかいていないか
- 赤ちゃんの顔がほてっていないか
上記のいづれかの様子が見られる場合、暑がっている可能性が高いです。こんな症状が見られたら、部屋の温度を下げ、水分補給をしてください。汗をたくさんかいている場合は、すぐに着替えさせてあげましょう。汗をかいたまま部屋の温度を下げると風邪を引く原因になります。
夜は自分も寝てしまうので、寝る前は必ず子供の背中を触って、汗をかいていないか確認をして寝ていました。暑いと置きは背中がじんわりと湿っていることもあったので、注意して様子を見ていました。
大人がぎりぎり耐えられるときは赤ちゃんには暑すぎです!
大人よりも赤ちゃんの方が体温も高めで熱がこもりやすいので、大人がぎりぎり耐えられる暑さは、赤ちゃんにとってはすでに暑過ぎとなり、ぐったりとしてしまうこともあります。
大人が暑いと感じた時は、赤ちゃんはさらに暑い!と覚えておきましょう。
赤ちゃんの様子はお母さんが一番よくわかります、安心して!
言葉を話せない赤ちゃんの体温調節は難しいと感じてしまうかもしれません。いつもと違う様子にいち早く気付けるのも、傍でお世話をしているお母さんだからです。
母乳やミルクの飲みが悪かったり、いつもと違う泣き方をしているなど、ちょっとした変化が見られた時は落ち着いて、まずは体温や体全体の様子、室内環境を確認してみてください。
最初は不安でしたが、注意深く観察することで赤ちゃんが暑がっているのか、わかるようになっていきました。毎日の観察が大切だなと改めて感じました。
【まとめ】
夏、赤ちゃんにとって快適な室温って大人と違うの?
- 基本的に大人が快適であればOK
- 赤ちゃんの位置によって微妙に異なる
夏の室温調整、エアコン使わなきゃダメ?
- エアコンは贅沢ではない
- 服装や寝具にも気を付けてみよう
- 設定温度だけではなく、フィルターや室内の清掃も定期的に行おう
【チェックポイント】夏、赤ちゃんの快適な室温を作れているか
- 手足や顔が熱い、背中に汗をかいているときは暑がっているサイン
- 大人がぎりぎり耐えられるときは赤ちゃんには暑すぎ
- 赤ちゃんの様子はお母さんが一番よくわかる
赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、夏の暑い日はお母さんも心配になりますよね。ですが、普段から赤ちゃんの様子をしっかりと観察し、エアコンや冷感グッズを適切に使うことで赤ちゃんも快適に過ごすことができます。
そして何より、様子をこまめに伺い、快適な環境に気を配れる人が横にいることこそ、赤ちゃんにとっては一番快適な環境ですから、ぜひ自信を持ってくださいね!
関西在住、4歳と2歳の娘がいる2児の母。2人の間に流産を経験しています。 夫の仕事の帰りが遅いため、次女を妊娠中からワンオペ育児がほとんど。現在は専業主婦なのですが、ハンドメイドでピアスの販売をしています。 もともと心配性な性格なので、取り越し苦労が多いのですが子供と一緒に日々成長中です!