絶賛育児中のママさん方の、不安の種。それは赤ちゃんの成長具合ですよね。
我が子は食が細くて。頑張ってミルクを飲ませるのに苦労しました。
今回はそんな苦労話も織り交ぜつつ、
- 赤ちゃんのミルクの量が少なくても大丈夫なのか?
- 食が細い子特有のリスクと心構え
をご紹介できればと思います。
もくじ
赤ちゃんのミルクの量が少ないことのリスク
1. 体重が増えない
母乳やミルクを飲む量が比較的少ない赤ちゃんの場合、それが適切なのかの判断に迷います。推奨されるカロリー摂取量より危機的に低かったり、体重増加速度も平均より遅かったりもします。
しかし、赤ちゃん自身はいかにも健康的で、生き生きとしていることが多いのです。
大きく成長するために必要なエネルギーだから、その子が必要と感じたらたくさん飲むようになります。そう考えを切り替えると世界が大きく変わります。
必要になったら一気にミルクの飲む量が増える子もいます。気がついたら一定量のミルクを飲むようになっていた、なんてこともよく耳にします。中には保育士さんに勧められて、離乳食を早めたらパクパク食べていて問題がなかった、という話も聞きます。
2. 栄養が足りているか不安
飲む量が少ないので母乳で栄養が足りているか不安になりますよね。
私自身も、
- 母乳の量が足りてる?
- 私の母乳が原因なんじゃないか?
なんて悩んでいました。
しかし、赤ちゃんが飲む量しか母乳は作られないそうです。
体重増加が心配な「小食タイプ」の赤ちゃんの場合、ミルクを増やすと逆効果になる可能性があるので、注意が必要です。成長曲線は参考程度にとどめて、あくまでお子様の様子を観察した結果どうかで判断しましょう。
また、母乳でないと愛情が育ちづらいんじゃないかという心配もありました。
しかし、成長してみると、15歳になる娘とは心が通っていると感じることが多々あります。優しい子に育ちました。
この経験を通して、私個人の考えとしては、
「気にしすぎないこと」
これが大切だと思います。
確かに我が子の成長は大切。しかし、成長の裏にはママさんが心身ともに健康と言うことが大前提にあると思います。
3. 病気の疑い
これが一番の心配かと思います。
ミルクも飲まない、体重が増えない。何でだろう?先天的な病気があったり、なにかアレルギーがあったりという話も耳にします。
私の子供はただ単に食が細いだけでしたが、その心配はありました。病院の検診にも欠かさずに行き、そのたびにミルクの量を相談していました。
たしかに食が細すぎて栄養失調と言われたら大変ですが、食が細くてもすくすく育ち、元気に健やかに成長する子がほとんどです。
4. 給食
これは本当に困りました。
食育の一環で出された給食を残さない、と言う幼稚園や小学校もあると思います。
私の場合、先に「食が細いです」と幼稚園や学校には伝えていたのですが、やはりそこは特別扱いされません。担任の先生と、マンツーマンで給食の量を減らす、ダラダラ食べることはさせないと取り決めをしました。
5. 外食
私の子供の場合、ラーメン一杯を食べきれるようになったのは小学校高学年です。それまではお子様ラーメンですら半分は残すという小食っぷり。
これは諦めて、親のラーメンを分ける、もしくは食べ残しが出ても平気なように、親の食事を注文しない、で乗り切りました。
6. 身長が小さい
小学校に進学すると、やはり食が細い子は身長も小さめな印象がありました。
運動しますし、夜は小学校卒業まで9時には寝かせていました。しかし、やはりちゃんと食べるお子様よりも小さい印象はありました。
そこはきちんと食べる子でも小さい子は小さいと諦めました。現在中学生の我が子は身長が小さいながらも健康ですし、何ら困ったことはありません。
赤ちゃんの頃からミルクの量が少なかった私の娘の場合
母乳の出が悪いから、やり方が違うから、と悲観しないでください。
我が子の元気は、ママさんの元気。ママさんの元気が、我が子の元気になります。
私も我が子の食の細さについ最近まで悩まされていましたが、本人は栄養失調なんて言葉は関係なく、今は1人分の食事を食べられるようになりました。食べられないにしてもそれがその子のペース配分なんだと思えるようになりました。
今でもお昼ご飯は食べるのが苦手だからと少ない量を持って行きます。周りのお子様に「そんなに少なくてだいじょうぶなの?」と言われるほどです。
しかし、本人の体重は平均的ですし、間食もほとんどしなのに、体つきはちゃんとしています。必要があれば多めにご飯を食べるようになりました。
この画像の小さいお弁当が中学生の我が子のお弁当です。比較のために夫の煙草も横に置いてみました。
正直内容はどうあれ、本人曰く「これでも多い」そうですよ。たしかに身長はそれほど高くありませんが、それでもきちんと育ってます。
【まとめ】赤ちゃんのミルクの量が少なくても大丈夫?
いかがでしたか?確かにミルクを飲む量が少ないと心配になりますよね!
でも一般的に問題ない事の方が多いですし、心配しないでください。私も心配しましたが、しっかりと育っています。
どうしても心配であれば相談窓口に行ってみたりするのも手かもしれませんね。
2歳(長男)と0歳(次女)と亡き長女、3児の主夫パパ。ググりまくって育児をなんとか乗り切っている。もっと楽しくて上質な情報がほしい!という自分自身の願いを叶えるため、現役ママたちによる育児メディアを運営。