こんにちは。家族唯一の雨女、エーファムです。
「いつもよりぐずるなぁ・・・。」
「なかなか泣き止まない・・・。」
雨の日になぜか赤ちゃんが機嫌悪いことってありませんか?私の子供も赤ちゃんのとき、そうでした・・・。
赤ちゃんが機嫌悪く、長い時間泣いていたりすると、「病気なのかな?」と心配になりますよね。それに、長時間にわたり赤ちゃんに泣かれると、ママも疲れてしまい、育児ストレスの原因にもつながります。
ママが感じるストレスは、赤ちゃんにも伝わるため、悪循環になってしまう・・・。これはできるだけ避けたいですよね。
実は、雨の日に赤ちゃんの機嫌が悪くなるのには、理由があるのです。
今回は、その理由と対処法について徹底解説します!
この記事を通して、少しでも心に余裕が生まれ、育児ストレスの解消につながりますと幸いです。
もくじ
【原因】なぜ赤ちゃんは雨の日に機嫌悪いことが多い?
なぜ、雨の日になるといつもより赤ちゃんがぐずるのでしょうか?
これには、いくつかの理由があります。
- 気圧の変化によるもの
- 雨や風の音で起きて泣く
詳しく説明していきます。
気圧の変化によるもの
「雨の日になると頭痛がする。」という言葉を聞いたことはありませんか?
これは、大人だけが起こるのではでなく、赤ちゃんも同じです。
雨の日になると、気圧が変化するため、その影響で頭痛や体が重いといった症状が出ます。
これが、雨の日になると赤ちゃんがぐずる理由の1つです。
ちなみに、台風が発生した場合でも、赤ちゃんが機嫌悪いこともあります。
そのため、夏や梅雨の時期は、赤ちゃんが1日中泣いていることもしばしば見られるのではないのでしょうか?
なぜ赤ちゃんは頭痛が起きやすいのか?
1歳半頃までの赤ちゃんは、まだ頭蓋骨が柔らかく、骨同士がくっついていません。
そのため、頭のてっぺん辺りが柔らかく、「ぺこぺこ」しています。
成長に合わせ、自然に骨同士がくっつきますが、頭が柔らかく、骨が未発達の場合は、気圧の変化にも敏感で、頭痛が起きやすいと言われています。
さらには赤ちゃんの頭痛は、大人よりもひどいといわれているため、それが雨の日に赤ちゃんがよく泣くといわれている理由です。
雨や風の音で起きてしまい泣く
「せっかく寝付いたと思ったら、雨や風の音で起きてしまった。」
そんな経験はありませんか?
特に台風の時期、雨風や雷の音で起きる赤ちゃんも多いでしょう。
- 音により、十分に睡眠ができずにぐずる
これも、雨の日に泣く理由の1つとされています。
これらの理由から、音が気になり熟睡できない場合と、気圧変化による体調の崩れが、赤ちゃんが雨の日に泣く理由とされています。
うちの子もよく雨の日に泣いていました。
泣き続ける姿を見るのはママとしても辛いですよね・・・。「雨が止むまで泣き続けるの?」と気持ちも落ち込みます。
しかし、実は「雨が止むまで泣き続ける」ということはありません。
雨の日に泣く赤ちゃんを少しでも泣き止ませる方法、もちろんありますよ。
雨の日に赤ちゃんが泣く場合の解決策をご紹介いたします。
【対処法】雨の日で機嫌悪い場合の解決策はあるの?
雨の日による頭痛の場合だと、普段より機嫌悪くしているかもしれませんが、解決法はもちろんあります。
雨の日にぐずる赤ちゃんのぐずり解決策は以下の5つです。
- 抱っこのときは揺らさない
- 授乳や添い寝をする
- 好きな遊びをしたり音楽を聴かせる
- おんぶ
- 外(ベランダ等)にでてみる
普段の育児の中で、していることばかりとは思いますが、どうしてこれらが解決策になるのか、詳しく解説していきます。
抱っこのときは揺らさない
赤ちゃんを抱っこするときや寝かしつける場合、ゆらゆら~っと左右、前後に揺らしますよね。
気圧の変化により赤ちゃんが頭痛を感じている場合、揺らすのは逆効果とされています。
この情報を知ったときに、私自身大変驚きました。
泣いている赤ちゃんをあやすとき、ゆらゆら~っと揺れながら抱っこをするのが一般的な方法と思っていたからです。
しかし、いくら抱っこをしていても、泣き止まずに、機嫌悪い状態が続いている・・・。
おむつやミルクでもないのになぜ?と思い調べてみたところ、雨の日にゆらゆら抱っこは逆効果と知りました。
そこで、雨の日にぐずる場合に、ゆらゆらするのはやめてみたところ、機嫌は悪いものの、泣き方が変わったのを覚えています。
いわゆる「ギャン泣き」ではなくなりました。
その様子を見て初めて「ゆらゆらが嫌だったんだな」と赤ちゃんの気持ちがわかりました。
もし、雨の日に赤ちゃんを抱っこしてゆらゆらしているときに、泣き止まない場合や強く泣く場合は「頭が痛いよ~」と訴えているのかもしれません。
そんなときはいつのもペースで揺らさずに、背中をさするだけ、トントンだけなど、できるだけ赤ちゃんを動かさないようにしてみてください。
授乳や添い寝をする
気を紛らわすのことも、赤ちゃんにとっては有効な手段の1つともいえます。
特に授乳が嫌いな赤ちゃんはいません。添い乳など、横になりながら体を休めるのもおすすめです。
ちなみに、頭痛を感じている場合、リラックスができていない状態でもあります。
添い寝や授乳で赤ちゃんに安心感を与えるのもポイントです。
私も慣れない育児で、添い乳しながら赤ちゃんと一緒に寝てしまうこともしばしばありました。
特に雨の日は、機嫌悪いことが多かったので、いつも以上に疲れてしまうので、夜だけでなく午前中や昼、時間問わずに赤ちゃんと一緒に寝ることが多かったです。
好きな遊びをしたり音楽を聴かせる
寝返りができない月齢の赤ちゃんなどは、ジムメリーなどで手足を動かすといった方法もおすすめです。
仰向けで、視界が天井ばかりだと赤ちゃんも飽きてしまいます。
そこでおすすめするのがジムメリーです。
赤ちゃんの目線の先で、マスコットがゆらゆら動くことで、赤ちゃんの興味も沸きます。
好奇心が出てくると、触ろうと手や足を伸ばしたりして、可愛い仕草を見ることができますよ。
ちなみに、私が使ってよかったと思うジムメリーはこちらです。
このジムメリーは、床に直接置くこともできますが、ベビーベッドなどにも取り付けることができるので、赤ちゃんが普段いる場所に置いて遊ぶことができますよ。
なにより、キャラクターがかわいいです。
また、ふれあい遊びなどで、赤ちゃんとふれあうこともいいでしょう。継続的にやることで、赤ちゃんも覚えます。
私のおすすめのふれあい遊びは「いっぽんばし」です。
おんぶ
「赤ちゃんが泣いて家事ができない」そうお悩みのママも少なくないでしょう。
ベッドに置いた瞬間に泣くいわゆる「背中のセンサー」が敏感な赤ちゃんも。この背中センサーには本当に悩まされました・・・。
雨の日は特に機嫌悪いことも多いでしょう。その場合のおんぶは、とても有効な手段の1つです。
ちなみにおんぶは生後6か月頃(首、腰が座っていることが条件)から可能と言われています。
赤ちゃんと密着しつつ、家事もできるため、おんぶデビューをしておいて損はありません。
私の子供は、雨の日など機嫌悪いときにおんぶをすると、泣き止むことが多かったです。
おんぶをしながら家事をしている間に、赤ちゃんも寝てしまうし、ママが動き回るので、赤ちゃんも視界が変わるため、「それが刺激になったのかな?」と思います。
ただし、気圧の変化により、赤ちゃんが頭痛を起こしている場合、強く泣くことがあります。
その場合は、無理におんぶをしてはいけません。
外(ベランダ等)に出てみる
支援センターなど、赤ちゃんも遊べる施設に行くのも手ではあります。
しかし、雨の日にお出かけはなかなかおっくうなもの。
ベランダや玄関先、庭先といったちょっとした外に出るだけでも、赤ちゃんにとっても気分転換になります。
案外、室内が暑かった、湿度が高くじめじめが嫌で泣いていた。なんてこともありますよ。
以上、5つご紹介しました。
どれも普段、赤ちゃんにおこなっていることばかりとは思います。
「気を紛らわす」
「安心させる」
ことが、雨の日に赤ちゃんを落ち着かせるポイントといえるでしょう。
解決策がわかったので一安心。とはいえ、毎回対応に追われるのも大変ですよね。
この雨の日に赤ちゃんが泣くといった現象、いつまで続くのでしょうか?
雨の日や台風で赤ちゃんがぐずるのはいつまで?
この「雨が降ると機嫌悪くなる現象」は何歳まで起こりうるのでしょう?
結論からいうと
- 1歳半頃から徐々に減る
と言われています。
ではなぜ、1歳半頃からなのか?このことについてご説明いたします。
赤ちゃんの頭の骨は未発達です。そのため、気圧の変化に敏感で、頭痛が起こりやすく、また、大人よりも強く痛みを感じやすいといわれています。
しかし、成長により徐々に骨も成長するため、1歳半頃から徐々に減るのでは?と言われています。
また、その頃の月齢になると、歩き出す赤ちゃんも多いため、自分の好きな遊びができるようになります。自分の好きなことに夢中になれるため、頭痛も感じにくくなるでしょう。
もちろん、個人差があるため、成長しても頭痛を感じる赤ちゃんもいます。
その場合、かかりつけ医に相談し、薬を処方してもらうなどの方法を取るのもいいでしょう。
【まとめ】雨の日に赤ちゃんがぐずる理由と対処法はコレ
雨の日に赤ちゃんが泣く理由は次の2点。
- 気圧の変化で赤ちゃんに頭痛が起きている
- 風や雨の音で深く眠れない
雨の日に機嫌悪い場合に試してほしい対処法はこちらです。
- おんぶや授乳で赤ちゃんを安心させる
- 好きな音楽やふれあい遊び
- ベランダなど外に出てみる
抱っこをしても泣き止まない場合、赤ちゃんは頭痛を感じているかもしれません。
授乳やおんぶなどで安心感を与える、好きな遊びで気を紛らわせる、赤ちゃんに合った方法はそれぞれです。
我が子に合った方法を、ぜひ探してみてください。
6歳、4歳、1歳の3人の子育てをしつつ自身も働くママ。「楽に生きる」がモットーで、手を抜けるところはとことん抜くことを得意とする。ミーハーである。