ゆーままゆーまま

こんにちは。断乳後の待ちに待ったアルコールで二日酔いになったゆーままです。

母乳育児でぶち当たる方が多い断乳の壁。断乳に至る事情はご家庭によってさまざまですが、断乳方法の一つとして桶谷式断乳というキーワードを聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

私も断乳を考え始めた際に、いかにして断乳を進めると良いのかネットで模索したことがあります。そして必ず出てくる桶谷式断乳。最初こそ「なんじゃこれは⁉」という感じだったのですが、読み進めると納得。完全なる桶谷式で断乳したわけではありませんが、参考にさせていただいた点もちらほら。

こんな風に名前こそ聞いたことあるものの、桶谷式断乳の肝心の内容について知らないという方も多いはず。そこで、桶谷式断乳について興味がある方のために、桶谷式断乳とはいったい何なのか、その内容と方法について詳しく紹介します!

今まさに断乳を考えている方、桶谷式断乳に興味がある方は必見ですよ!


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桶谷式断乳とは、どんなもの?

桶谷式 断乳 方法 スケジュール 圧抜き ケア 絞り方 3日目 痛い 時期 後

桶谷式断乳とは桶谷そとみさんにより考えられた、桶谷式乳房管理法の一環です。そう、桶谷さんが考えた断乳だから桶谷式断乳なのです。

断乳というと、お子さんの意思に関係なく母乳をやめるというどちらかというとマイナスなイメージがありますよね。

桶谷式断乳は、いきなり断乳したりお子さんから一方的におっぱいを取り上げることを推奨していません。お子さんもママも満足するまで授乳をし、お子さんに言い聞かせて断乳をします。お子さんとママどちらも納得し、自らの意思で辞める方法をとっているのです。

桶谷式断乳の特徴とは?

断乳というと授乳の回数を減らしていくと思われがちですが、桶谷式断乳は授乳回数を減らしていくことはしません。桶谷式では授乳回数が減ると、母乳の分泌が減ることで乳質も悪くなると考えられています。授乳回数を減らさないことで、最後までお子さんに高品質のおっぱいをあげることを推奨しているのです。

ですので、授乳回数を断乳の日までに減らすことはせず、決めた日にきっぱり断乳するのが桶谷式断乳の特徴ともいえます。

桶谷式断乳については、ネットでも情報が豊富ですが関連著書も沢山あります。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
おすすめはコチラ→桶谷式 母乳ですくすく育てる本 桶谷式乳房管理法研鑽会

さて、桶谷式断乳についてザックリと説明させていただきましたが、気になるのはその断乳方法ですよね。そこでさらに桶谷式断乳の詳しいやり方などについて堀り進めていくことにしましょう。


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桶谷式断乳の方法

桶谷式 断乳 方法 スケジュール 圧抜き ケア 絞り方 3日目 痛い 時期 後

では早速ですが、桶谷式断乳を実践するときのポイントについて、項目ごとに詳しく紹介していきましょう!

桶谷式が出来る5つの条件とは?

桶谷式断乳で断乳を行いたい時には下記の条件であることが必要です。

  • 子どもが自立して一人で歩ける
  • 離乳食は3回食で硬いものも食べられる
  • おっぱいトラブルがない
  • 母子ともに健康である
  • 母親に断乳する強い意志がある

では詳しく紹介していきましょう。

子どもが自立して一人で歩ける

一人歩きができるということは、お子さんがママから離れて自立できる準備が整った時期というのが、桶谷式断乳の考え方です。また、一人歩きできるようになる時期は、栄養の大部分を食事から摂取できる時期とも重なっていることから、一人歩きできるようになってからが断乳の条件となります。

離乳食は3回食で硬いものも食べられる

断乳をするとお腹がすくので、必然的に食べる量も増えます。栄養のほとんどを食事から摂取する3回食であれば栄養不足に陥ることもありません。断乳する前に少しでもいいので3回食の習慣がついており、なおかつ硬いものが食べられると断乳した後も食事がスムーズです。

おっぱいトラブルがない

断乳すると、今まで分泌があった母乳が乳腺に詰まってしまい張りや痛みを起こします。酷い方は乳腺炎になってしまうこともあるので、断乳時におっぱいのトラブルがないことが必須です。桶谷式断乳では、断乳前と断乳後に桶谷式を推奨している助産院などでマッサージを受ける必要があります。

母子ともに健康である

断乳後はママとお子さんどちらも体調を崩すこともあります。また体調が悪い時に断乳を実行しても失敗してしまう可能性が高いです。母子ともに体調が悪い時には無理をせずに断乳を延期しましょう。

母親に断乳する強い意志がある

これが一番の条件です。いくらお子さんの意思で断乳をするといっても、お子さんとのスキンシップを断つことは勇気がいることです。ママが断乳に対して迷いが生じると、お子さんもそれを感じ取ります。断乳を決めたら最後まで強い決意を持ちましょう。まだ授乳をしたいという気持ちがあるなら、満足のいくまでおっぱいを通してお子さんとスキンシップをはかりましょう。

桶谷式断乳にはこのような条件が必須です。また、次のような準備も必要ですので、事前に確認しておきましょう。

3つの事前準備とは?

断乳を行うためには以下のような準備も事前に必要です。

  • 断乳日を決める
  • 断乳することを子どもに伝える
  • 断乳前におっぱいのマッサージを受ける

では詳しく見ていきましょう。

断乳日を決める

断乳で大切なことは急に思い立って断乳するのではなく、あらかじめ計画をたてて断乳日を決めることです。この断乳日を決める時には次の点に注意しましょう。

夏や冬、梅雨時はなるべく避ける

断乳には季節の向き不向きがあります。夏はお子さんが断乳後に水分を摂れないと熱中症になる可能性もあります。ママもおっぱいの張り予防のために水分を控える必要があるため、脱水症状を起こしかねません。また、冬も感染症が流行する季節のためあまりおすすめできません。
他にも梅雨時を避けた方がいい理由として外に出て遊べないので、おっぱい以外の方法で気を紛らわせる手段が少なくなってしまいます。病気や感染症のリスクが低い時期で、外に出て沢山遊べる春や秋の時期を狙うのがベストです。

家族の協力が得られる日にする

断乳に家族の協力は必要不可欠です。断乳を始めるとママのおっぱいが張ってきます。特に2日目や3日目はパンパンに腫れて痛みを伴うことも少なくありません。お子さんもおっぱいが欲しくてママに抱っこをしてもらいたがりますが、抱っこだけでもかなり痛みが走ります。

ゆーままゆーまま

私も経験しましたが、おっぱいが石と化します。ちょっと触るだけで顔がゆがみます…。


そこでお子さんの気を紛らわせるために外に遊びに連れて行ってくれたり、お子さんの面倒を一緒に見てくれるパパや祖父母の方に協力をしてもらいましょう。
特に一番痛みが多い2日目や3日目は、家族が協力してくれる日を選びましょう。

断乳することを子どもに伝える

断乳する日を決めたら、お子さんに断乳することを言い聞かせます。「小さいし伝えても分からないんじゃ…」と思う方もいますが、お子さんも少しずつ言い聞かせをすることで理解してくれます。

お子さんに口頭で「おっぱいはもうすぐバイバイね」と伝えてもよいのですが、特に言い聞かせ方法としておすすめなのがカレンダーを使う方法です。断乳をする日にマークやお子さんの好きな絵を書き、「○○の日になったらおっぱいはバイバイだよ」ということを伝えます。毎日カレンダーに×マークをつけながら断乳の日が近づいていることを教えてあげましょう。

また、言い聞かせの方法として絵本の読み聞かせも有効です。断乳に関する絵本がありますので、寝る前の読み聞かせに利用してみてもよいかもしれません。

おすすめはこちら→おっぱいバイバイ / Milky」

断乳前におっぱいのマッサージを受ける

桶谷式断乳では、断乳でおっぱいトラブルが起きないよう断乳前にマッサージを受けておくことを推奨しています。また、断乳中や断乳後もトラブル防止のため、マッサージを受けます。このマッサージは桶谷式母乳育児を行っている助産院や相談室で受けることができます。お近くで桶谷式母乳育児を行っている施設を知りたい方は以下のサイトから確認しておきましょう。

サイトはコチラ→桶谷式母乳育児相談室

このように、断乳は事前の準備も必要です。また次の点にも注意しましょう。

注意するべき5つの点とは?

桶谷式断乳を行う際には次の点にも注意しましょう。

  • 子どもの水分補給を忘れない
  • ママの水分摂取と食事に注意する
  • 3日間は入浴を避ける
  • 子どもとのスキンシップを増やす
  • 子どもとの入浴は3日間避ける

ではそれぞれについて詳しく解説しましょう。

子どもの水分補給を忘れない

断乳すると、今まで授乳で摂っていた水分摂取がなくなります。意識してお子さんにまめに水分を摂らせましょう。

ママの水分摂取と食事に注意する

ママの過剰な水分摂取はおっぱいの張りを助長します。また、脂分や糖分が多いものはおっぱいが詰まりやすくなりますので、断乳中は水分と食事内容に注意しましょう。

3日間は入浴を避ける

お風呂に入ると血行がよくなるので、母乳の分泌が促されてしまいます。断乳を初めて張りがピークを迎える3日目まではシャワーだけにしておきましょう。

子どもとのスキンシップを増やす

今まで当たり前だったスキンシップであるおっぱいがなくなると。お子さんも情緒不安定になります。断乳中でも負担のない範囲で抱っこやハグ、手をつなぐなど、おっぱい以外のスキンシップを積極的に取りましょう。

子どもとの入浴は3日間避ける

入浴によるおっぱいの張りを避ける意味もありますが、お子さんにおっぱいを見せておっぱいを思い出させるのを防ぐ意味もあります。断乳を決行したら、最低でも3日はパパやご家族の方と一緒に入ってもらうようにしましょう。

桶谷式断乳にはこのような点にも注意が必要です。では最後に具体的にどんなスケジュールで進めていけばいいのかを確認しましょう。

桶谷式断乳のスケジュール

ここでは断乳当日から3日目、1か月後でスケジュールを確認します。

断乳当日

最後の授乳は断乳当日の午前中に行います。「このおっぱいが終わったらバイバイだよ」とお子さんに言い聞かせをします。授乳が終わったら、おっぱいに絵を書くなどしておっぱいの存在を消します。もしお子さんがおっぱいを欲しがったら、おっぱいを見せて「おっぱいは○○になっちゃったんだよ」などと説明をしましょう。とにかく夜もお子さんが泣いても喚いてもおっぱいをあげてはいけません。

ゆーままゆーまま

これが辛いんですよね…。けれど心を鬼にしましょう。苦しい思いは、横で寝てるパパに回し蹴りでぶつけましょう!笑

夜の寝かしつけを少しでもスムーズにするために、昼間は沢山体を動かしてぐっすり眠れるようにしておきましょう。ママのおっぱいの張りはまだ少ないので、特におっぱいのケアは必要ありません。

断乳2日目

2日目になるとおっぱいの張りが増えてきて、おっぱいが石のようにカチカチになります。人によっては痛みを感じる方もいますので、ご家族の協力を沢山仰ぎましょう。おっぱいが痛くて辛い方は、

  • 1回に搾乳するのは100mlまで
  • 絞る時間は5分以内
  • 6時間間隔を空ける

というルールを守って圧抜きをしましょう。これだけでも痛みが違いますよ。

断乳3日目

桶谷式断乳では3日目に断乳後初回のマッサージを受けます。こちらではしっかりと搾乳してもらえるので、おっぱいの張りが取れてかなり楽になります。

このマッサージを受けておくことで乳腺の詰まりが取れるので、乳腺炎の防止につながります。また次の出産後での母乳の分泌にもつながってくるので、桶谷式断乳を考えている方は必ずマッサージを受けておきましょう。
マッサージは断乳10日目に再度受けますが、母乳の分泌も少なくなっているので張りもほぼありません。その後のマッサージはおっぱいの状態によって助産師さんと相談しながらになります。

3日目になるとお子さんのおっぱいの執着もなくなってきますので、ここまで来たら断乳はほぼ成功と言ってもよいでしょう。

断乳1か月後

1か月も経つと「おっぱいってなんだったっけ?」位にお子さんもおっぱいの存在を忘れます。お子さんによっては食欲が増している子も。ママの方もおっぱいが張ることはありません。我慢していたアルコールを飲んでもOK!ただし断乳前と同じ食事量を取ることは控えましょうね…。

ゆーままゆーまま

最後の断乳から早1年。食事量は減ったはずなのに体重が減らないよ…。(PC横にあるチョコをつまみながら)おかしいなあ…。

以上のように桶谷式断乳について詳しく紹介しましたが、桶谷式で断乳したい場合は、桶谷式母乳育児相談室で事前にスケジュールや方法などを助産師と相談することになります。ママの体調やおっぱいの状態、お子さんの状態によってマッサージなどの頻度も変わってきますので、断乳前に一度相談をしてみましょう。

【まとめ】桶谷式断乳の方法とは?

さて、ここまで桶谷式断乳について詳しく紹介させていただきましたが、最後にまとめです。
桶谷式断乳とは?

桶谷そとみさんにより考えられた桶谷式乳房管理法の一つで、母子のどちらも納得して自らの意思で辞める方法をとるのが特徴

桶谷式断乳ができる条件とは?

  • 子どもが自立して一人で歩ける
  • 離乳食は3回食で硬いものも食べられる
  • おっぱいトラブルがない
  • 母子ともに健康である
  • 母親に断乳する強い意志がある

桶谷式断乳を行う上で必要な事前の準備とは?

  • 断乳日を決める
  • 断乳することを子どもに伝える
  • 断乳前におっぱいのマッサージを受ける

桶谷式断乳での注意点とは?

  • 子どもの水分補給を忘れない
  • ママの水分摂取と食事に注意する
  • 3日間は入浴を避ける
  • 子どもとのスキンシップを増やす
  • 子どもとの入浴は3日間避ける

断乳はママにとっても心苦しいことがありますが、断乳はお子さんが成長する一つの貴重な機会でもあります。桶谷式断乳について興味がある方はぜひ一度相談をしてみてくださいね。


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